【体験談】80日後に雑談を交わした彼らに助けられるコミュ障のインターン生 ~オンラインのインターンでさえ4人以上の雑談に入れないやつが、あの日雑談を交わしたインターン生に助けられるまで~(随時更新中)
6/10から、あるベンチャー企業での長期インターンが始めりました。
計4か月間(80日)あります。
基本的にオンラインで、オフラインの出勤日が月1回あります。
早速本題ですが、僕は業務の話ならそれなりには会話ができていました。
けれど、僕は悩みました。全然雑談に入れないことに……。
雑談力がなくて悩んでいる人、人間観察が好きな人、何者でもない人、凄い人、どんな人が読んでいるかわかりませんが、読んで頂けるだけで幸甚の至りです(最近覚えた言葉です。アウトプットは大事です。)。
随時、書き足していくので、「あいつ今どうなんだろ」って感じでたまに見てくれるだけでも嬉しいです。
声援が聞こえました。ありがとうございます。がんばります。
目的:雑談して、仲良くなって、救われる。
2週間目(2024 6/17~6/21)
7日目(6/18)
いきなり7日目ですいません。今日から書き始めました。よろしくお願いします。
そもそも雑談に入れなくたって別にいいじゃないか、という気持ちで今日まで過ごしていました。重く考えすぎないようにしていました。
その考えは今日、変わりました。
僕が苦手なのに雑談力を身につけようとする理由は、
いつか、雑談を交わた相手に助けてもらうためです。
雑談なんてできればしたくありません。
しかし、雑談で仲良くなった相手に、いつか助けてもらえることがあるらしいのです。インターン先の代表さんが仰っていました。僕は素直なので、信じることにしました。
代表さん曰く、関心がなくても話しかけると、その人に助けてもらえたり、イベントなどに呼んでもらえたりすることがあるそうです。
だから僕は、雑談が苦手ですが、4か月のインターンをとおして、複数人での雑談を普通にできるレベルまで上げようと考えました。
今日で7日目の業務が終わり、同じ仲間のインターン生6人ともそれなりに親しくはなったような気がします。
ただ、未だに4人以上の雑談に入れません。
ハンバーガーの話とか、部活でけがした話とか、天気の話でさえ。
別に3人でもあまり入れてないですが、
4人以上の雑談になると誰かに質問されたりしないと入れません。
僕は気が付きました。
完璧主義であるがために、雑談に入れていなかったことに。
おそらく僕は、周りの人たちが質問、反応、話題を広げる、新たな話題を出す、……いろいろなことをできているからこそ、それら全てができないと会話に入ってはいけないのではないかと思っている節がありました。
明らかな原因が見つかりました。嬉しいです。後は実行です。
いきなり全てを実行しようとするのではなく、まずは一番ハードルが低いだろう「反応」を行動に移していこうと思います。
具体的には、「へー」「あー」「なるほどー」など伸ばし棒をつけて反応を返すことだけに力を注ぎます。カメラオフでの雑談中は頷いて聞いているそぶりを見せられないので、特にこういった声での反応が有効な気がします。
とりあえず、明日試してみます。
8日目(6/19)
今日はマイクをオフにしたいインターン生が多かったので、全く雑談できていません。
オンラインだと実家暮らしの人が多いと思うので仕方がないですね。
今日何もできなかった分、明日は自分からフリートークをしかけてみます。
9日目(6/20)
今日もマイクをオフにしたいインターン生が多かったので、全く雑談できていません。
オンラインだと実家暮らしの人が多いと思うので仕方がないですね。
今日何もできなかった分、明日は自分からフリートークをしかけてみます。
って昨日言いましたけど無理でした。
どこでフリートーク挟めばいいのかわかりません。
いつの日か読んだ本に、今日あったいいことを聞くのがいい的なことが書いてありました。業務中にいきなり「今日なんかいいことあった?」なんて聞かれても「外出てないし、朝起きてパソコンの前に座って、うーん何もないなー」みたいなこと返されて終わったら場がしんみりします。いや、流石にそれはないでしょうけど、すぐに会話が終わりそうな気がします。
まあでも、頭の中でイメージするだけじゃわからないので、明日は「今日なんかいいことあった?」で始めてみます。
10日目(6/21)
今日で2週間目も終わり。
結論から言いますと、雑談できませんでした。
みんなマイクオフ。
唯一できそうだったタイミングは朝礼の時間。
インターン生のひとり(優秀なO君)がH君に雑談をしかけましたが、すぐに終わったので「これで今日の雑談は終わりです」って締め方したらみんな笑いながら、仕事へシフトする空気になったので、無理でした。はい。
今週は全く雑談していなので(おそらく来週以降も)振り返ることがあまりない気がしますが、振り返れるところがあるとしたら心構えの部分かな、と思います。
今の今までは雑談に対して、
頑張るって気持ちが強かったです。
ただ来週は、
楽しもうってくらいの緩い気持ちで雑談していければなぁ
と思います。
真実編 3週間目(2024 6/24~6/28)
11日目(6/24)
さあ、明日から3週間目も始まるということで、
嘘です雑談できませんでした今日も。
日報より書くことあったら最高なんですけどね。
雑談してないんで、また内省するだけの回になってしまう。
あー、ただ今日学んだことがひとつありました。
母と雑談しようとして、適当な話の振り方をしたら、意味わかんないと切り捨てられました。
雑談であっても内容がとんちんかんなこと言ってたら変人扱いされてハブられるぞって教えてくれました。ありがとうございます。(ていうか、自宅で勤務しているので、母に僕が全然雑談入れてないことばれてました。)
母の教えから考えられることは、突然、「今日いいことあった?」とか訊いたらハブられる可能性があるということです。今日の自分が謎の勇気を出さなくて良かったです。なので、仕事の話から繋げてちょっと雑談っぽい感じに持ってて、後は誰かに話を広げてもらう作戦とかやってみます。
明日はきっと。
12日目(6/25)
残り68日。
インターン終了までの日数です。
僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。僕は雑談をするのだ。
13日目(6/26)
雑談はしていませんが、Canvaで商品ページを作るのが楽しかったのでよかったです。
よくないです。
現状を整理いたしますと、僕含めたインターン生7名は、3人と4人のグループに分かれて勤務しています。僕は4人グループ(ぎりぎり規定オーバー)の方です。
僕が雑談を始められない原因として、まだあまり知らん人たちの前で自分を出すことに躊躇していると考えられます。
つまり、自分を出すということを考えず、業務の話のテンションで雑談を始めればできそうな気がします。
例えば、「こちらの天気は曇りですが、そちらは晴れですか?」「確かにピザまんにはピザが入っているので、肉まんには肉が入っていると考えられますね」「主に映画鑑賞時の注意点について確認していました」みたいな感じで頑張ります。
14日目(6/27)
雑談と言っていいほどのものではないでしょう。
ただ、少しそれっぽいものはできました。
4人で今日何をやったか一人づつ発表しているときに、業務についての話題で面白おかしかったところを挟んだら、ちょっと笑いを取れました。会話とも雑談とも言えないでしょうが、関係のないことを喋るという勇気は出せました。
やがて僕は助けてもらえる、と信じて精進します。
15日目(6/28)
すいません。今日、タイトル詐欺をしていたことにようやく気が付きました。
4人以上の雑談に入れないと書かれていますが、
実際は、
3人以上の雑談に入れないです。
今日はいつもの4人チームのうちのひとりが体調不良でお休みしました。だからまあ、3人の雑談なら問題ないだろうと思っていたのもつかの間、他の2人の雑談に入る隙を狙っているうちに今週最後の勤務が終わりました。
ヘイヘイヘーイ
楽しくなってきたぜー
来週は、いよいよ反撃編です。
では、またお会いしましょう。
休日の真実(6/30)
雑談を交わすくらい仲がいい友達と映画館に行き、ポップコーンを片手にエスカレーターで雑談を交わしていたときのことです。
このnoteの話題になり、僕は知ることになりました。
もう一つのタイトル詐欺について。
オンラインのインターンでさえ、とタイトルにはありますが、
さえ、というより、だから、だからこそでしょう。
彼曰く、オンラインの方が雑談は難しい。
彼が言うので間違いありません。というかこの3週間で身に染みてわかりました。相手の顔(口の動きなど)が見えないので、よく喋るタイミングが被ります。それで気がそがれてさらに喋れなくなります。負のループです。
僕は、うすうす気づいていました。そしてそれは、確信へと変わりました。
このまま、だらだらnoteを書き続けていたら、僕は雑談できない人間のまま、仕事のスキルだけを覚えてインターンが終わってまうことに。
その先にあるのは、彼らに救われない、助けられない未来です。
反撃編 4週間目(2024 7/1~7/5)
16日目(7/1)
仕事の話以外喋ってねえです。
17日目(7/2)
18日目(7/3)
ついに4週間目へ突入し、反撃編が幕を開けました。
タイトルに偽りなく、雑談が2回も発生しました。いづれも僕が話をふったわけではありません。
だが、まさに今こそが彼らの懐に入るチャンス。
僕は雑談に飢えていました。
1回目は朝礼時の朝食の話題。みんな(他3人)が今日食った主食はご飯ではなく、パンでした。僕もパンを食っていました。これは雑談入会タイミングに他なりません。僕がクリームチーズといちごジャムを塗りたくって食った話をすると、羨ましがられました。完全に彼らは僕に心を開きました。この調子でレーズンの件も話に入っていければ完璧でした。しかし、僕は入れませんでした。彼らはレーズンが嫌いで、なんでブドウを干したんだと共感しまくって盛り上がっていました。
いや、僕レーズン好きなんだけ……ど……。
否定的な意見が介入したしたところで彼らは咎めなかったでしょう。
だがしかし。僕は言えなかった。自分の意見が。
否定的な意見の発言に自分自身が否定してしまっていたのです。
2回目の雑談は勤務終了3分前に発生しました。居酒屋で深夜の二時までバイトしている子の話です。(というか今日、インターン生の7人中3人は夜勤やってる事実に気が付いてびびりました。インターンあんのにどこに体力残ってんだよ。)僕はとにかく驚いたり、少し質問したりしました。残り勤務時間が3分とわかっているので気は楽でした。
今日は総じて、反撃編というよりは反応編だったかもしれません。
明日も雑談していきます。
19日目(7/4)
記憶がないです。すいません。
20日目(7/5)
4週間目最終日。
インターンの4分の1が終わりました。
確か今日は3人で雑談……いや、2人だったけなぁ。
ひとりだけ3分間に1回くらいしか会話に入らないやつがいた気がしますが、勘違いでしょう。僕は仕事をしながら、雑談をしていたので、雑談がメインというより仕事がメインでした。だから僕は雑談組の中にはいないのでセーフ。
今日の雑談は、ほぼ毎日三食ラーメン食ってるインターン生の好きな塩分多めのビーフ―ジャーキーの話でした。彼は人間ドッグに行くべきです。まじで。
来週はいよいよ反撃編SECOND。
雑談も仕事もnoteも全て面白くあるよう心掛けて頑張ります。
反撃編Ⅱ 5週間目(2024 7/8~7/12)
21日目 (7/8)
久しぶりの出社日。
やはりオフラインでも雑談は難しい。というのが今日の感想です。はい。
昼休み、食堂でH君(毎日ラーメン食ってる)と麺類(そば、うどん、じゃじゃ麺)の列に並んでいました。
「やっぱ麺類好きなんだね」と僕が言うと、
「好きだねぇー」
と返してくれました。
それから数秒間、謎の間ができ始めたので、僕はスマホを取り出し大学の友達とLINEをし始めました。もちろんこれではいけないと思い、再び話しかけました。
「あそこでサイドメニュー頼めるよ」
「麺だけでいいかなぁー」
と返してくれました。
店員からじゃじゃ麵を受け取り、会計口まで向かい、電子決済を済ませて一息。彼を待っている間の謎の時間が嫌になり、僕は自分の机までひとりで戻りました。
「置いてかないでよぉー」
彼のおぼんには所狭しと料理が乗っていました。そば以外にもおにぎりやら天ぷらやらいろいろ。他のインターン生5人もおぼんいっぱいに料理を取っていました。対して、僕のおぼんにはじゃじゃ麵のみがぽつんとありました。侘しい気持ちでじゃじゃ麵をすすりました。美味しがったでず。
今日は就業時間が短かったので16時前には解散になりました。
帰りに本屋によって、雑談についての本を立ち読みしました。
雑談によって信頼されるようになり、豊かになる。雑談はスキル。雑談が上手い人は、場を上手く回していて、自分より他人を中心にして話を広げている。人と人の間に「話題」が挟まることによって、人格のぶつかり合いを回避することができる。みたいなことが書いてあったような気がします。確かに僕は自分を晒すことに抵抗感がありましたし、他人の話に興味を持てていないことが多くありました。最初の方しか読んでいませんが、書かれていたことはだいたい当てはまっていて参考になりました。他にも雑談でいい本がないかネットで調べたかったので、買わずに帰宅しました。
22日目 (7/9)
反撃編Ⅱは止めます。反撃できません。僕はどうやらスキルを磨く必要があるようです。
本格的に本一冊を手に取る必要がありそうです。
反撃編Ⅱを改めて、修行編を開始します。
場を上手く回せる人になります。思えば雑談が上手いO君も自分の話はせず、人の話を引き出すのが上手かったです。だからそんな感じでやっていきます。
修行編
23日目 (7/10)
今日雑談が発生したのは終業時間間際。
H君(毎日ラーメン食ってる)の反応がないことから始まりました。
インターン生7人で今日個人でやったことを共有する時間のことでした。
ついに塩分過多でぶっ倒れたのではないかと思いましたが、
おそらく、眠っているのかもしれないとO君が言いました。
H君は居酒屋バイトを深夜の2時まで酒を飲みながら働いているらしいので、その疲れによるものかもしれません。
そこからO君が昼も夜も働いているお母さんたちとか凄いよねって話になって、僕は「働きたくねえ」とか変な反応を返すも無視され、雑談とともに解散となりました。
今日意識したのは、主に反応をできるだけ返すこと。それなりにできた気がするので、修行編のスタートとしては悪くないと思いたいです。
24日目 (7/11)
相手の話を広げることへの謎の抵抗感がある。
きっと終わりの見えない雑談が大海原の如くどこまでも続いてしまうようで、僕は怖いのだろう。
あと一歩踏み出す勇気さえあれば。
海は広い。
だからこそ自由なんだ。
雑談は広い。
だからこそ自由なんだ。
いいや、違うよ。
雑談はね、一定のルールがあるんだ。
自由なようで自由ではない。
海みたいに好きに泳げない。うん、そうだね。海も排他的経済水域があるから自由ではないね。
広大な雑談の前で、人は何を話すのか。
その真価を今――。
25日目 (7/12)
夢の話をしました。
「大きな夢の話を聞かせてくれ」
と???は訊きました。
僕は答えられず、代わりに、やりたいこと探しの本と未来の目標を決める本を読んでいる最中だったのでLINEで共有しました。
「俺のライブを開く!」
もう一人その場にいた▽◆◎が答えました。
「いいねえ!」
???は嬉しそうです。
僕は気になって、???に尋ねました。
「???の大きな夢はなんだい」
その時、彼は答えませんでした。
「俺の未来の客だな」
???は、SNSのアイコンと背景がディズニーの女性を見て、唐突に謎の発言を呟きました。はたから見ればただのやばいやつですが、僕はそれが彼の大きな夢であるとわかり、尋ねました。
「テーマパークを作るの?」
「ディズニーを超えたテーマパークを作り、ディズニー好きを俺のテーマパークに来させる!」
壮大で馬鹿げた夢です。
ですが、僕はそういった理想論が大好きです。何より、彼の独自の世界観を落とし込んだテーマパークに行ってみたくなりました。
「ディズニーを超えようが超えまいが、ディズニーとは違う世界観の時点で、ディズニー好きにハマるかは個人によるよね」
「え、俺今論破されてる!?」
(謎の間)
(謎の間)
(謎の間)
「最近わかったんだけど、???は概念を好む性格だよね」
▽◆◎が確信をつきました。確かに彼には、そういった概念系の話にハマっている時期があったように感じます。
【問題】
貴方は???のテーマパークと▽◆◎のライブを合体させて、最強の雑談マンを作ろうとしています。
以下の選択肢からどれが本物の雑談マンか選んでください。
俺
私
僕
me
正解はこの選択肢の中に含まれていないかもしれません。
言ったでしょう。
雑談は広いと。
たった4つの一人称の人だけが雑談をするわけではないのですから。
※全て夢の話です。
※今日のインターンは雑談の時間が取れませんでした。
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