南信州お取り寄せスイーツ投稿まとめ4
こんにちは、紙単衣の水引デザイナー小松です。
SNS(主にinstagram@kamihitoe_mizuhiki)で、新月か満月の日にマガジン風にご紹介してきた南信州地域のお菓子の投稿を5回ずつまとめているnoteです。
vol.1〜5、vol.6〜10、vol.11〜15に続いて今回のvol.16〜20のまとめで連載は最終回を迎えます。
昔懐かしい梅水飴の酸味と甘味を感じる『梅最中』
半生菓子らしいミニサイズ。
昭和23年に飴屋さんからスタートした伊藤製菓さんならではの昔懐かしい梅の水飴。皮の香ばしさと梅の風味がまろやかに混ざり合い、口の中で美味しいハーモニーを奏でます♪
その他の種類は、こしあん最中、抹茶最中、ごま最中、餅入りこしあん最中の計5種です。
近所のイトーヨーカドーで見つけた南信州の味です。
南信州のソールフード!お祝いにぴったり『赤飯饅頭』
お赤飯がおまんじゅうに入っているなんて斬新!と思われるかもしれませんが、飯田の和菓子屋さんでは、よく作られているソールフードの一つです。卒業、入学、長寿、節句等、お祝いの時にもおすすめ。
紅白でしかもお赤飯なので、おめでたいづくしですよ〜♪
食べた感じはお赤飯の部分が普通にあんこっぽく結構甘くて違和感なく美味しいお饅頭として食べられます!
お取り寄せにて購入できます〜♪
栗が入っていないのに『栗まん十』
大阪万国博覧会で会長賞を受賞した信濃銘菓。栗ではなく隠元豆の大手亡(オオテボウ)を主原料に作られています。
命名のきっかけは、100年以上前。京からの旅人(元和菓子職人)が泊めてくれた恩返しにお菓子を作り、感謝を後世まで伝えようと、京で住にしえの人々が安寧の世を望んで表した文字 "栗" にちなんで、そのお菓子を「栗まん十」と名付けたとのこと。
物語を知ると美味しさもひとしお! 柔らかい落雁の塊のような優しい甘さで、冷やして食べても美味しいです!
通販でお取り寄せしました。ミニ冊子もついていて物語のことがよくわかります。
モンドセレクション金賞受賞『白い針葉樹』
パッと見、他地域のお菓子を思い出す節もありますが…、『白い針葉樹』は芳醇な香りのホワイトチョコが厚みのあるプレート状に仕上げてあり、さっくりとした触感ながらも繊細な口どけのラングドシャ生地とのバランスが最高なんです!類似品の中でもかなり高級感を感じられる味わいではないかと思います。
発売から30年、焼きたての生地をやさしく手に取り、一枚一枚その生地でチョコレートを挟む手作業を続けているという手間を惜しまない姿勢にも感心してしまいます。
私は立川のFAVERS さんで買いましたが、オンラインショップからもお取り寄せできます♪
お菓子というよりお惣菜!? 郷土食『五平餅』
最後に選んだお菓子は中部地方ではお馴染みの郷土料理『五平餅』。私の祖母は「五平餅は南信州の誇り餅」と言いながら、さまざまなシチュエーションで一緒に食べた思い出があります。
こちらの「五平餅」は現地の専門店よりは小ぶりでお米も赤米を使った凝った様相。味噌店の味噌が濃厚で、独特の美味!
私は立川のFAVERS さんで買いましたが、オンラインショップからもお取り寄せできます♪
さいごに
昨年、コロナ禍で和菓子屋さんの経営が厳しいというニュースを聞いて、「和菓子の街」である南信州地域のお菓子屋さんを応援したいと思って、『水引ドールのスイーツパーティ』を始めました。
今春、コロナも収束期に入り、お菓子もだいぶご紹介できたので、20回を機に終了することに決めました。
美味しいお菓子を食べられて至福のひと時を過ごせたこと、南信州のお菓子屋さんやお菓子にまつわる歴史を知ることができたこと、紹介したお菓子屋さんが直接DMをくださったこと、水引ドールに役割を持たせられたこと、どれも貴重な経験となりました。
ご覧くださった皆様もどうもありがとうございました。
定期紹介はこれにて終了しますが、南信州にはまだまだ美味しいお菓子がたくさんありますので、ご旅行時やアンテナショップにお立ち寄りの際、またお近くのスーパーやコンビニでお手に取ってご賞味いただければと思います!
私もまた水引ドールと共に気まぐれにご紹介するかもしれません。
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サポートいただいた際には、新たな水引製品を開発するための材料や小道具を充実させたいと思います!オーダーメイドのご依頼もお待ちしています。