
かみはる ~紙芝居師編 第九歩~
酔い止めを飲んでもなお、オエるのが、かみはる。
※先輩に許可をいただき、紙芝居セットを描かせていただきました。
紙芝居師によって、使用する道具は様々です。
「使い古されているから壊してもいい」という考えがクソですね(´・ω・`)
3時間前には現地入りしていたハズなのに、この有様。
研修期間、私は何も学べていませんでした。
なめている。思い出したら何かでそう・・・oe・・・
私は、お客さんを集める大変さを、まだわかっていませんでした。
一回目は、声が出ておらず、元気がない。
二回目は、単純にでかい声で押しただけでした。
ヤムさんの紙芝居にいつも人が集まる理由。
相手の懐に、いかにフレンドリーに飛び込んでいけるか。
私は、コミュニケーションはおろか、相手の気持ちを考えることも出来ていなかった為に、距離感が生まれてしまい、結果、お客さんをそこまで集める事が出来なかったのです。
ものすごく暴れていますが
本当にこの頃はかなり雑に扱ってしまっていました。
画劇を折り曲げたり、道具を投げたり、衣装も脱ぎっぱなし。
綺麗に扱わない。
更に荷物とグチャグチャに紙芝居道具をしっちゃかめっちゃかにする・・・
「モノを大事にする」という、基本的な部分が抜け落ちていたんです。
今でも、この時を思い出すと、胸が締め付けられます。
それくらい、酷い事をした、と今でも反省しています・・・
初めての出張。
初めての若手のみの口演。
・・・・・・大失敗で終わりました。
すんごいなめている時代の私。
めちゃくちゃ描くの恥ずかしかったです。
・・・でも、こんな私でも、そして今後足が悪化し、進路が見えなくなった時もいつだって救い出してくれたのが、紙芝居の先輩・仲間だったのです。
まだまだトンがっている時代は続きますが、どうかお付き合いくださいませ(涙)
ちなみに・・・
紙芝居師編がはじまってから、足の事をあんまり触れていませんが、
当時、周りから杖の事を聞かれても「足がちょっと・・・ははは」くらいで、本当に足の事をわかっていたのは、らむねさん、ヤムさん、てんきさん、くらいでした。
痛くてもみんなには言わないようにしていました。
でないと、折角声をかけてくださったのに、仕事がなくなる・・・!と恐怖でたまらなかったからです。
この辺の事も今後かいていきます。
次回へ続く!!