1/300艦船リスト(JBF2024)
JBF2024ミリタリー合同卓で展示した艦船を掲載
ビルダーごとに船番号を振り分け管理
<仮版>
艦写真 Lesoa
解説文 ながに
編集 チケ
010-015 ながに
010 こんごう
日本初のイージス艦で、米海軍以外が保有した世界初のイージス艦です。
迫力のある鉄塔のようなマストや、イージス艦である事を示す艦橋の厳つさが特徴です。
011 せとゆき
多様な任務をこなせるよう設計された〝汎用護衛艦〟の第一世代です。
一見すると素直な組み方をしておりレゴらしさと題材の再現性とが両立しています。同型艦が12隻いますが、甲板の艦番号が作りやすいため艦番号131番のせとゆきが選ばれました。
012 分割式浮きドック
船を修理する〝浮きドック〟は巨大で輸送が大変ですが、米海軍は分割ユニット式にすることで解決しました。
ミニフィグスケール用の船体パーツが各ユニットの船体に見立てられています。
013 オーシャンアロー
有明海を30ノットで横断するカーフェリーです。運賃1500円。
ウェッジプレートやラウンドを駆使して美しい流線型が表現されています。
014 バケット式浚渫船
浚渫船(しゅんせつせん)は、港に土砂が堆積し水深が浅くなるのを防ぐために働く作業船です。
キャタピラ状に連なった多数のバケツを海底に押し当てて土砂をすくい上げます。本作ではチェーンパーツで表現されています。
015 起重機船
港で働く海のクレーン車です。港湾工事に不可欠な船です。
【ながに】
X: @nagani_brick
020-027 エリアス
020 むらさめ
1990年代建造ながら今も広報イベントから海外派遣まで幅広く活躍している働き者です。ステルス性を意識して艦橋や煙突が角張っており、レゴ作品でもヒンジパーツで角度づけがされています。
021 あきづき
イージス艦に似た大型対空レーダーを備えた最新の防空護衛艦です。
Lesoa作品のあきづき(No.060)に感化されて制作されたようですが、持っているパーツの違いなどにより異なる表現をしているところも多くあります。こうした試行錯誤もレゴでの作品作りの醍醐味です。
023 しらね
3機のヘリを搭載でき、当時の護衛艦では最多でしたが、これでも不十分だったため全通甲板式のひゅうが型に繋がります。
赤い浮輪や後端の黄色い曳航ソナーなど、グレー一色にならないようアクセントカラーが随所に配置されています。
024 長門
戦前日本では大和以上に親しまれていた、日本海軍の顔とも言える戦艦です。
プレートパーツをずらして積み重ねることで船らしい滑らかな船体を表現する「積分ビルド」が用いられています。
025 フリック
様々な軍艦のかっこいい部分を作者がミックスして作り上げた架空艦です。プラモデルで架空艦を作るにはプラスチックの加工技術が必要になりますが、レゴなら特別な工作技術がなくても自由に脳内の立体を現実のものにできます。
026 川内
日本海軍の主力軽巡洋艦です。
2017年に設計された作品で、当時は〝レゴらしい〟作品も多くありました。7年経った今の1/300艦船は、ポッチを隠したりパーツの向きを自由自在に変えたりすることが一般的になり、すっかり〝レゴに見えない〟作品が多くなりました。
027 まや
イージス艦としては最新の護衛艦です。
特徴的な八角形の艦橋は2017年に作者が考案した組み方で、多くのイージス艦作品に使われています。
【エリアス】
X: @erias_moc
Blog: https://legoerias0415.fc2.net
030-031 稲木
030 むらさめ
ステルス性のため傾斜がつけられた艦橋や煙突が特徴の護衛艦です。作者にとって初めての1/300艦船です。煙突側面に大型のスロープパーツをつかうなど、パーツの形状を活かしたデフォルメがされています。
031 やはぎ
2020年以降、毎年2隻ずつ量産されている新型艦です。形状も、運用も、乗組員も、居住性も、任務も、すべてが全く新しいコンセプトに基づいています。レゴでも人気の題材で今回は4隻集まりました。それぞれの違いを観察してみてください。
この作品は自衛隊のイベントで展示されたこともあるそうです。
【稲木】
X:@Estima_Inagi
Blog: https://ameblo.jp/youkai1227/
Blog:https://ameblo.jp/contrail0111/
040-041 あんしょく
040 響
日本海軍の標準的な駆逐艦の1隻です。戦後ソ連に引き渡され、1970年代まで現存していました。
お椀型の吸気口や艦橋側面の扇形切り欠きタイルなど、パーツ形状を活かしたビルドが特徴です。
041 ひびき(あんしょく)
高度なソナーを備え、仮想敵国の潜水艦の音を録音するための船です。
後述のbikkubo作品と同題材ですが、お互いのことを知らないまま同時期に作られた作品で、ビルダーが違っても表現が似通う箇所を探すと楽しいです。
【あんしょく】
X: @eastpanman
Blog: https://eastpanman.hatenablog.com
050 bikkubo
050 ひびき(bikkubo)
荒波の下でも安定して録音できるよう安定性に優れた双胴の船体をしています。1/4円タイルを用いた後部甲板の標識は、誇張表現ながら製品のような堅実さがあります。
【bikkubo】
X: @bikkubo58
060-061 Lesoa
060 あきづき
対空レーダーが大型化したため、従来の艦艇ではマスト上にあったレーダーが艦橋に内蔵されました。
そのため艦橋形状が複雑になったものの、自由自在なパーツ配置で完璧に再現されています。
061 FFM(Lesoa)
従来の艦艇では露出していた艦載ボートや魚雷がステルス性のために全てハッチで隠されており、独特のつるんとした船体になっています。
この作品ではそれらハッチ類が実際に開閉するよう作られています。
【Lesoa】
X: Lesoa_design
HP: https://sites.google.com/view/lesoastorage/
070-071 ひろどり
070 FFM(ひろどり)
普通の船の船体はつるんと滑らかになっていますが、FFMでは艦首部と側面部の境界にスパッとエッジがあります。
この作品では大型のスロープパーツを用いてエッジが再現されています。
071 最上
後部砲塔を撤去し飛行甲板にすることで多数の水上機を運用できるよう改造された重巡洋艦です。
この作品では飛行甲板下のスペースにバッテリーとモーターが隠されており、ラジコンでの走行や砲塔旋回が可能です。
【ひろどり】
X: @hiro583kei
080-084 tsuki
080 FFM(tsuki)
シンプルなモチーフを再現するときには形状を正確に捉える力が試されますが、レゴという縛りプレイではすべてを再現することもできません。どの要素を優先するかに作者の個性が現れます。
この作品では、曲面部の曲率よりも平面部の面形状の正確性が優先的に再現されています。
081 ASEV
中止になったイージス・アショアの代わりに建造中のイージスシステム搭載艦です。
まだモデル化すらされていませんが、防衛省のポンチ絵(想像図)だけを参考に製作されました。大型の船体を活かしてミサイルの発射などの電動ギミックが詰め込まれています。
082 利根
設計時から偵察機を多く載せられるよう作られた艦艇で、唯一無二のシルエットをしています。
レゴ艦船の製作において甲板の上にモノを配置するのが一般的ですが、この作品では甲板にパーツを埋め込むことで高いディテールを生み出しています。
083 晴風
陽炎型駆逐艦をモデルに、アニメ『ハイスクール・フリート』に登場した姿で再現されています。
最初にノンスケールで設計した主砲に合わせて船体を作ったため1/215と半端な縮尺になっています。ラージスケールゆえの密度感が魅力です。
084 シュペー
晴風に合わせて作られた『ハイスクール・フリート』仕様のシュペーです。
パーツの斜め固定を多用して曲面を滑らかに仕上げてあります。また、ラージスケールを活かして主砲旋回、主砲仰俯角、両舷副砲旋回をはじめとする可動部が多数仕込まれており、外見もギミックも妥協がありません。
【tsuki】
X: @tsuki_lego
090-094 ODEN
090 ひゅうが
いずも型護衛艦に行われた空母化改装がひゅうが型にも行われた想定で作られた架空艦です。
先輩ビルダー(本記事筆者)の「せっかくの巨大ジオラマなのに全通甲板の護衛艦がいないのさみしいなぁ…」というつぶやきに応えて、今回のために作ってきてくれました。ありがとう!
091 やまぐも
初めて対潜ミサイルを搭載した護衛艦で、第二次世界大戦程度の水準だった対潜能力が一気に高まりました。
船体に大型カーブスロープを用いることでレゴらしさと滑らかな船体を両立させています。大戦期の駆逐艦と現代の護衛艦をつなぐような見た目が魅力です。
091 やまと
漫画『沈黙の艦隊』で日本が秘密裏に保有することとなる原子力潜水艦です。原潜らしい長く大きい船体がカーブスロープで滑らかに仕上げられています。
093 しゅんこう
海上保安庁の最新鋭巡視船です。軍艦と比べると小さいものの、2機のヘリを搭載する大型巡視船です。
艦橋側面の黒いタイルは電光掲示板で、このような軍艦にはない特徴が随所に見られます。
094 大和
言わずと知れた世界最大の戦艦です。
第1砲塔より後ろの甲板が坂になっていたりといった大和の特徴が細かいところまで再現されており、中学1年生の作品とは思えないクオリティです。
【ODEN】
X: oden8864
200-203 ぬぬつき
200 宗谷
初代南極観測船として活躍した砕氷船です。今もお台場で保存展示されています。
構造物は大幅にデフォルメされつつも特徴がよく捉えられています。
201-202 つるぎ、あさま(同型艦)
つるぎ
不審船を追尾するため高速性を重視した巡視船です。
クレーンとしてミニフィグの片足が使われていたりゴムボートとして爪プレートが使われていたりといった〝見立て〟がなされています。
【ぬぬつき】
X: @nnnk_lg
Blog:https://ameblo.jp/type-n2
300-301 9号
300 45型
現在の英海軍の主力艦です。
パネルやタイルを職人技で配置し、レゴとは思えない美しい船体が作り上げられています。代償として強度が犠牲になっており、家から持ってくるといつも大破しています。
301 23型
45型とともに英海軍で主力をになうフリゲートです。
前方のミサイル発射管はバーを隙間に詰め込んだりバーをゴムで束ねたりして表現されています。製品のセットではNGな組み方も、ファンの作品なら自由に試行錯誤できます。
【9号】
X: @9goulego
instagram: @9goulego
Blog: https://kyuugoulego.hatenablog.com
310-311 チケ
310 ベルファスト
第二次世界大戦から朝鮮戦争まで活躍した当時の英海軍を代表する軽巡洋艦で、現在もテムズ川で保存されています。
奇をてらわずプレートの積層で表現された船体は、滑らかさこそ劣りますが堅実さや重厚感をかもし出します。
311 フレッチャー級
大戦後期の米海軍が量産した、世界で最も多く建造された駆逐艦です。
同じ作者のベルファストとは打って変わり、絶妙な角度でタイルを配置して滑らかな艦首が表現されています。
【チケ】
X: @sota138
320-321 ぬで
320 シェフィールド
ベルファストの前身である軽巡で、チケ作ベルファストに影響を受けて作られたそうです。
船体構造はチケ作品を参考にしつつも、造形を破綻させることなく迷彩と電動の走行・砲塔旋回ギミックが組み込まれています。
321 キエフ
主砲と飛行甲板の両立が特徴的なソ連の空母です。
反り返るように傾斜した船体側面が美しく再現されています。電動化に入れ込んでいる作者らしく、本作も走行と艦載ヘリのプロペラ回転が可能です。
【ぬで】
X: @Nudibranch0708
330-332 Keeli
330 ル・アーヴル
ダンケルク級戦艦に飛行甲板を設置する架空改装をほどこした、作者の架空艦です。
「戦艦に飛行甲板を付けたい!」というとき、レゴなら普通の作品づくりの延長で作ることができます。
331 リシュリュー
ダンケルク級を改良した戦艦で、フランス戦艦の特徴である4連装主砲の前方集中配備が共通しています。
ごちゃごちゃとした複雑性が魅力の艦橋を、レゴで表現しやすい形状に再解釈した上で上品に仕上げてあります。
332 ラ・ガリソニエール
フランス海軍が戦前最後に建造した軽巡洋艦です。
甲板位置の高さが特徴で、他の作品と並ぶとよくわかります。
【Keeli】
X: @Keeli_
instagram: @kee_lego
601-609 ケンタ
601 比叡
実在した金剛型戦艦ですが架空戦記『紺碧の艦隊』仕様にアレンジされています。
現実の再現よりアニメの絵の再現を優先されており、実物より誇張された艦橋頂上のレーダーなどが特徴的です。
作者こそ違いますが、同型艦金剛(No.862)が史実通りの姿をしているため見比べてみると面白いです。
602 鳥海
『紺碧の艦隊』仕様ですが史実との相違点について劇中で言及が無いため現実の姿で作られたそうです。
特徴的な大型艦橋は台形のウェッジプレートを組み合わせることで表現されています。隼作品の同型艦・高雄(No.863)は全く異なる表現でこれを再現しています。
603,604 利根、筑摩(同型艦)
同じく『紺碧の艦隊』仕様ですが史実通りの姿とのことです。ケンタさんが作る大型艦では、タイルとプレートを重ねて作った細長い板をしならせることで、船体側面が滑らかなに表現されています。
605 加賀
『紺碧の艦隊』仕様として、艦橋の後ろに巨大な煙突が生えた空母加賀です。
飛行甲板の下にある格納庫も再現されており、甲板を透明なパーツに差し替えると格納庫内を見ることもできます。『紺碧』オリジナルの架空艦載機が載っています。
また、電動化されており走行やエレベータの昇降が可能です。
606-609 秋月、照月、涼月、初月(同型艦)
史実では対空性能に力を入れた駆逐艦として設計された秋月型ですが、『紺碧の艦隊』では史実仕様から魚雷を撤去し対空火器をさらに充実させています。
以上9隻の建造により、『紺碧』に登場する艦隊の再現が約1年で達成されたようです。
【ケンタ】
X: @TT24_kenta92810
Blog: https://kentablockmecha.blog.fc2.com
820-838 Order K
820 風早
軍用のタンカーです。民間タンカーとの違いとしては速力や自衛兵器の有無が挙げられます。
軍艦としてのディテールとタンカーとしてのディテールが両立しており、見ていて楽しいです。速吸、しまね丸と見比べることでタンカーの空母化を確認できます。
821 速吸
風早型2番艦で、対潜哨戒のために飛行甲板が設置してあります。飛行甲板だけでなく船体や兵装も風早とは少しずつ異なり、そういった違いも丁寧に再現されています。
822 しまね丸
戦時量産型タンカーのTL型を改造し空母としての機能をもたせた、特TL型の1番艦です。
横から見ると、凹状になった船体の上に飛行甲板が乗っており、それらの間が吹き抜けになっているところにタンカーとしての面が見られます。
823 第一大福丸型貨物船
第一次世界大戦中に量産された貨物船で、太平洋戦争中に迷彩に塗装された設定の作品です。
客船ですら希少なレゴ1/300艦船で純粋な貨物船はこの1隻のみです。
船尾構造をはじめ商船特有の特徴が随所に見られます。
824,825 丁型海防艦、丙型海防艦
輸送船団を護衛する船の量産が求められ、徹底した構造簡易化が行われた船です。
丙型と丁型はエンジンが異なり、伴って煙突位置等も異なります。作品では微妙な違いも丁寧に再現されています。
826-27,-828 第十四号、二十号駆潜艇(同型艦)第八号駆潜艇
第十三号型駆潜艇の2隻です。沿岸防衛用の小さな船体ですが、その中にディテールが詰め込まれています。
第八号駆潜艇
第十三号型の前身にあたる第四号型駆潜艇の1隻です。
小さくても両者の違いがしっかりと表現されています。
829 香椎
練習巡洋艦として、多種多様な兵装を装備しています。
後部煙突はより大型の艦に見せるための偽装で、鋼材に布を巻いただけの簡易的な構造です。作品でも色変えによって表現されています。
830 八十島(やそしま)
着底していた中華民国の“平海(ピンハイ)”を日本が修復し再利用した船です。
本来は揚子江上での運用が想定されていたため船体規模に対して重武装になっています。同クラスの日本駆逐艦と見比べると重武装さがわかりやすいです。
831 龍田
大正時代の軽巡洋艦で、大型駆逐艦のような外観が特徴です。
軽巡としては小型ですが、Order K作品の中では最大級のようです。
832 海威(ハイウェイ)
満州国が沿岸警備に用いていた日本の中古駆逐艦です。
駆逐艦時代には無かった艦載機が特徴的で、オーバースケールながら良いアクセントになっています。
833-836 暁、響、電、雷(同型艦)
日本駆逐艦の傑作「特型」の最終グループです。
同型艦を区別するため煙突に本数の異なる白線が引かれています。
837-838 ガトー級、バラオ級
ガトー級
大戦初期の米軍の主力潜水艦です。
潜水艦は小さいため水面上だけの再現では潜水艦らしい流線型を作るのが困難ですが、見事に表現されています。
バラオ級
ガトー級を改良した潜水艦で120隻が建造されたベストセラーです。
小型化された艦橋が主な相違点です。
【Order K】
X: @christophsis2
850-857 rinmaru
850 阿賀野
日本海軍が最後に量産した軽巡洋艦で、新機軸が多数盛り込まれていました。マストのトラス構造をミニフィグの手を使って表現してあります。
851、852 木曽
日本海軍の軽巡洋艦として一般的だった球磨型の1隻です。球磨型のなかで本艦だけ艦橋に格納庫が搭載されたため、後述の多摩とは同型艦ながら大きくシルエットが異なります。
853 多摩
一般的な球磨型です。木曽より艦橋がスリムなのがレゴでも再現されています。
854~857 筑紫
敵地を強行測量するために作られた測量艦です。
小さい船体に重武装な雰囲気がよく現れています。
【rinmaru】
X: @rinmaru_zamurai
860-865 隼
860 大和
後述の大和(旧)のリメイクとして2019年に作られた作品です。
特に船体の精密化が著しく、基礎ブロックを積み上げるだけだった前作から、SNOTを駆使した0.5プレート単位の調整に進化しています。
861 瑞鶴
開戦時の主力空母で最後まで生き残った幸運艦です。
大戦末期に施された甲板の迷彩塗装が、工芸品のようにプレートを組み合わせることで再現されています。
862 金剛
開戦時では最も艦齢が長かったものの持前の高速力を活かして東奔西走大活躍した戦艦です。
作者が最高傑作を自称するだけあり、複雑な艦上構造物から再現する要素が巧みに取捨選択されています。
863 高雄
ゴジラ -1.0でも活躍した重巡洋艦です。
ディテール山盛りながらそれぞれしっかりと接続されており、安定感と精密感が両立されています。
865 大和(旧)
2015年の作品を新旧比較のため持ち込んでもらいました。
今見ると粗さが目立ちますが、複雑な実物を単純なパーツで「それっぽく」見せるには、多様なパーツで完全再現する時とは異なるスキルが必要です。
10年間の1/300艦船の進化をご覧ください。
【隼】
X:@hayabusa0105
910-918 Punikov
910,911 バージニア モニター
バージニア
南北戦争時の連合国(南軍)の装甲艦です。それまでの軍艦はほとんどが木造で、装甲をまとった動力付き軍艦はありませんでした。
モニター
南北戦争時の合衆国(北軍)の装甲艦です。
ハンプトン・ローズ海戦でバージニアと交戦し、これは世界初の装甲艦同士の戦闘でした。
912 海王丸
1930年竣工の練習帆船です。その美しさから海の貴婦人と呼ばれています。現在は富山県射水市の海王丸パークに保存され、新湊大橋や立山連峰を背景にした雄大なパノラマで人気です。
913 富山県営渡船
富山新港建設で橋が失われた区間を結ぶ渡船です。運賃無料。
914 弁財船
江戸時代に北前航路を担っていた帆船です。
風を受けて帆が膨らんだ様子がよく表現されています。
915 ボーイング929
ジェットフォイル船と呼ばれる、空中に浮きながら高速で進む水中翼船です。
佐渡と新潟を1時間強で結びます。運賃7050円。
916 グラブ式浚渫船
巨大なグラブで土砂を掴み上げる浚渫船です。
Cityの重機に使われていたパーツが巨大なグラブに見立てられています。
917、918 土運船
浚渫船がすくい上げた土砂を回収します。
【Punikov】
X: @mandesgoip
instagram: @punikov_insta
990 ころころ
990 工作船
横浜に展示中の漁船です。
船尾が開いて小型の船が出てくるギミックも再現されています。
【ころころ】
X: @2krrblss
Blog:http://blog.livedoor.jp/krrblss/