笏の「こつ」と「しゃく」。

「笏(こつ)」は、天子や官位にある者が束帯姿の時に持った手板。紙が無かった時代には宮中でメモ書きの役割も果たしたというが、後には威儀を正すための形式的な道具になった。日本では「こつ」の音が「骨(こつ)」を連想させるとして忌まれ、

長さが一尺くらいであったことから、「尺」の音を借りて「しゃく」と呼ぶ。#笏

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