アメリカ駐在妻日記①
こんにちは、アラサー主婦のうたた寝です。
突然ですが、私の夫は超・転勤族です。
結婚3年目にしてすでに3回引っ越しているという転勤族ぶりです。
今年の11月から(夫は夏から)夫の転勤でアメリカに住むことになりました。いわゆる駐妻になったわけです。
ことの始まりは今年の夏、夫が長期出張にでているときでした。
珍しく夫から電話がかかってきて、何事かとでてみると……
夫「突然ごめん。来月からアメリカに行くことになった」
いや、突然すぎ!!
いつか海外勤務あるかもとは言われていたけど、まだまだ先だと思っていたし、なんといっても来月というところが突然すぎる。
私「アメリカ?!来月って何日から?」
夫「詳しいことはまだわからない。またわかったら話すわ」
久しぶりに電話がかかってきたと思ったらコレか〜、やれやれʅ(◞‿◟)ʃ
その日はアメリカという地への莫大な不安と、少しの期待と共に眠りについたのでした。
こんな感じで、突然、私の初・海外生活が決まりました。
今アメリカの地でこのnoteを書いているわけですが、突然の海外。戸惑いがたくさんです(私は修学旅行でオーストラリアとイギリスに行った以外海外旅行もしたことがないくらい素人です)。私以外にも突然アメリカに行くことになる人(いるのか?)のために、この地での云々を書き残していこうと思います。
楽しんでいただけたら幸いです。
①荷造り編
まず荷造りについてお話ししようと思います。めんどくさいですよね、荷造り。出国2週間前くらいからぼちぼち始めました。
夫は会社の経費で先に荷物を送ることができたのですが、妻の分の経費は出ず。
よって、自前のスーツケース2つで勝負することに。
海外旅行用の大きいスーツケースと、国内線で機内持ち込み可能な小さいスーツケースの2つです。
全ての荷物がそれで収まるのか?と少々不安が残りますが、私には絶対アメリカに持っていきたいものがありました。それは着物!!
お茶の先生に「海外に行くなら着物をもっていかなくちゃね!」なんて言われて、絶対持って行こうと決めていました。本当はカジュアルとフォーマルで2着持っていきたかったのですが、流石にスーツケースに収まらないだろう……ということで1着に絞りました(たくさん着たいのでカジュアルシーンに使える着物にしました)。
ちなみに早くも着用したのですが、着物を着て歩いているといろんな人から話しかけられます!
会話のきっかけにもなりますし、持っている方は海外赴任の際は是非1着持って行くといいと思います。たとう紙に包む時よりさらにひと回り小さく畳んで、大きめのトラベルポーチに入れて持っていきました。シワにもなりませんでしたよー!
さて、着物を入れたところで大きめのスーツケースの4分の1.5くらいが埋まりましたが、残りは全て服と靴を入れることに終始しました。
以下が移動日当日着ていたものも含め持ってきた服と靴全てです。
・コート1着
・厚手のセーター2枚
・薄手のタートルネック2枚
・スカート冬用2枚、夏用1枚
・ジーンズ1本
・ワンピース冬用1枚、夏用1枚
・Tシャツ2枚
・ドレス1枚
・帽子冬用ひとつ、夏用ひとつ
・ローファー
・スニーカー
・パンプス
このくらい持ってきているとかなり幅広いTPOに合わせられると思います。
このくらいの量ならスーツケースに全て収まります(逆にいうとこれ以上は無理)。
あれもこれもは無理かな。これから用意する方の参考になれば!!
夫は夏にはすでに渡米していたのでラインナップが夏服ばかりで、冬服は現地調達することに。
ですが今は円安ですので持って行けるならなるべくオールシーズン分持って行くことをおすすめします。
せめて現地で買うのはコートだけにするとか。
小さめのスーツケースには本やアクセサリー、基礎化粧品などの諸々を詰めましたが、ここで現れた曲者がコンタクトレンズ!とりあえず半年以上分持って行ったのですが、1dayの使い捨てを使っているのでとにかく嵩張りました。これから海外に行く方で私も1dayだという方は2weeksや1month、またはソフトレンズからハードレンズへ変えるのも手かもしれません。
ちなみに数個だったら国際線で機内への持ち込みはジップロックに入れずとも可能でした!
しかし2weeksや1monthの場合は洗浄液・保存液は100mlしか持ち込めないことをお忘れなく〜!
あとは、機内持ち込みの手荷物(リュック)にノートパソコンや化粧品を入れました。
パッキングはこんな感じで終了です。
しかし私は重要なことを失念していました。
それは国内線における手荷物預かりの総重量です。
私は普通席だったので20キロまで無料だったのですが、スーツケース2個分となると余裕でオーバーしちゃいました。8キロオーバーで追加料金は2500円程でした。
とは言っても海外生活のための荷物を20キロ以内に納めるのは結構無理があるかと思うため、追加料金がかかるのを覚悟の上で行った方がいいと思います。
国際線はデルタで荷物1個当たり23キロ以内までOKだったので大丈夫でした♩
②出発編
夫はすでに夏から渡米していたのですが、私は諸事情で11月に出発しました。
当日は地方から羽田へは両親が、羽田からアメリカへは友人が見送りに来てくれました。
でも羽田ですっごくバタバタで、せっかく遠くから来てくれた友人とちゃんと話せた時間は10分くらい……。結構気をつけたほうがいいポイントです。
羽田着15時55分、発20時と4時間間が開くようにしましたが、羽田着の飛行機が遅れて16時半着に。そこから手荷物受け取りがあり、第1ターミナルから移動して第3ターミナル(国際線)に到着した時には既に17時40分に。
それでも2時間あるじゃん?と思われるかもしれませんが国際線を侮るなかれ!!
保安検査の列がめちゃくちゃ長い
&離陸時間が早い時間に変更されることがある
&目的のゲートまでがとにかく遠い
&国内線より乗り込みが始まる時間が早い!
ということで2時間でもギリギリでした。
海外旅行などで慣れている方はそんなの当たり前だよ〜と思われるかもしれませんが私はとにかくど素人。ずっと慌てっぱなしでした。
③機内編
約12時間のエコノミークラスでのフライトでしたが、割と快適に過ごせました。なぜなら通路側の席を確保できたから……!
渡米が決まったらとにかく早めにチケットを取って、通路側の席を死守することを強くオススメします。快適さがレベチ!
飛行機の中での過ごし方ですが、私は映画を観るでもなくボーッとフライト情報を見てました。今ここまで進んだんだーとか、現地時間は何時なんだーとか。
映画も一本だけ見ましたが(なぜか日本語音声の英語字幕でリトルマーメイドを観るというおいおいなことに。私はとにかく耳が悪くてなかなか聞き取れないわ、日本語字幕はないわで仕方なく……)。
本当は読書がしたくて用意していたのですが、機内は寝るためなのかずっと暗くて、ひよって読書灯が着陸3時間前までつけられず(;▽;)
勇気を出してつけてからは時間が早くすすみました(笑)
④到着編
約半日のフライトの後、無事アメリカに着くことができました!
英語が苦手な私にとって、ここからがまた正念場!入国審査や手荷物受け取り、そしてなにより空港まで迎えにきてくれた夫と合流せねばなりません。
入国審査ですが、まず並ぶ列がわからない。アメリカ人・カナダ人オンリーと表示されている列しか見当たらず、勇気を出して係員の方に聞いてみました。
私「where should I go?」
係員「(黙って指をさす)」
自分の見た目が完全にアジア人だから成功した超カタコト英会話!
入国審査自体はビザを取得していたためか何ひとつ質問されず一瞬で終わりました。
次は手荷物受け取りです。
なんだか日本と雰囲気ちがうー!とドキドキしながら荷物を待ちます。
しかしいつまで経っても来ない。なぜ……。
明らかに日本人の方がいらっしゃったので
「羽田からで間違いないですよね?」と聞いたら「そうです」とのこと。
でも待てど暮らせど来ない。
レーンは既に動かず、係員のお兄さんたちも談笑を始めちゃってる。お客さんもまばらに。
焦って家族で来ていた方に
私「were you from haneda?」
と激ヤバ英語で尋ねると、焦り具合から色々察してくれたのか、
「そうだよ!荷物受け取りのレーンはここだけじゃなくて向こうのレーンもだよ!(わかりやすい英語)」
と教えてくれました( ;∀;)
結果、隣のレーンに2つとも無事ありました!
感謝の言葉をお伝えして、さぁ次は最後の難関、夫との合流です。
夫から「どのターミナルについたか教えて」
と言われていたのですが、ターミナルの名前がわからない。
ここでも私の中学1年生1学期英語が火を吹きます。
私「Excuse me, what is this terminal name?」
係員「インターナショナルターミナルよ(追加で別のターミナルの行き方なども教えてくれました)」
伝わったー!感動です。
夫に無事自分の居場所を伝えることができ、久しぶりの再会となりました(^O^)!
さて、長くなりましたがパッキング〜到着当日までこんな感じでした!
わかったことは
・1dayコンタクトレンズは嵩張る
・国際線はとにかく余裕を持て
・飛行機は何が何でも通路側
・空港内は中学生英語で乗り越えられる
以上でしょうか。
これから突然海外に行くことになったけど、右も左も分からない!という方に届けば幸いです。
ではまた。