在宅ワークを快適にするアイテム5選
夫婦ともに在宅ワークである私たちが、様々なアイテムを試した結果、「これは買ってよかったね!」と口をそろえるアイテム5選をご紹介します。
私たちは、数年前から「夫婦ともに在宅ワーク」という日が週に何日かありました。それがコロナの影響でほとんど毎日が「夫婦ともに在宅ワーク」となっています。夫(K)はコンサルタントとしてオンラインでコンサルティングや講演会や研修プログラムを提供し、妻(A)も外資系企業で人事・組織開発の仕事を週に3,4日は在宅勤務で行っています。
日本全体でも在宅ワークは増える傾向にあり、週1日の在宅勤務という方から、ほとんど在宅で出社の必要がなくなったという方まで、働く場所の柔軟性はこの1年で極めて高くなりました。働き方の多様性はまさにカラフルなグラデーションのようになっています。
しかしこれまで「自宅」は家族でのんびり過ごすことを前提に築いてきたので、家が仕事には向かない…という問題も。特に夫婦ともに在宅勤務の場合、快適な仕事スペースが自宅にはほとんどなく、夫婦で奪い合ったり、どちらかが妥協したり…と支障が出てきます。環境は仕事のパフォーマンスを大きく左右する重要な要因であり、いい仕事もできません。この1年で在宅ワークの環境を整えてきた私たちが勝手に推す、アイテム5選を見ていきましょう!
第5位:NEEWER LED photo/video light
ディズニーランドのステージショーを想像してみてください。ミッキーが登場したときだけ、ミッキーにだけに充てられる照明があることがわかります。ステージに花が咲いたように、ミッキーの登場がより印象的になる演出です。
つまり、オンライン先の相手への印象を、照明のちょっとした工夫で変えられるのです。カメラに向かったとき、左右両方から照明を当てるだけ。すぐにできる、オンライン対応としてオススメです。「私たち、ミッキーと同じ存在なのよ」って言いたいわけではありません(笑)
第4位:Jabra / Maranz
通常のオンラインミーティングのときは、マイク&スピーカーのJabraが最高です。プライベートなオンライン飲み会のときにも、卓上に置いておくだけで広い範囲の音をしっかりと拾ってくれます。イヤホンマイクで話しているときのように「え?何?」と、相手に聞き返されることはまずありません。
ただ、広範囲な音を拾う機能が邪魔をすることもあります。例えば生活音を拾ってほしくない、テレビ・ラジオの出演や、講演会・研修プログラムの提供といったとき。部屋が完全に分かれていても、『ピーンポーン…はーい』という家族のやりとりをマイクが拾ってしまう可能性があります。
夫(K)がこの問題解決するために購入したのが、Maranz Umpire。オンライン会議使いとしてはちょうどよい指向性で、コスパ最高です。
第3位:BenQ アイケアモニター
小さなモバイルPCのモニターも、慣れたらあまり気になりません。ただ、姿勢はどれほど気を付けていたとしても、無意識のうちに前かがみになってしまいます。
HDMIケーブルでつないでモニターに大きく投影しましょう。作業効率は格段に上がります。夫(K)はコンサルティングや研修のとき、大きなモニターに受講生やチャットを表示させています。こうすると、小さな字を読もうと画面に顔を寄せて、講師が画面めいっぱい映るという失態(笑)も避けられます。
ブルーライトカット機能はもちろんのこと、顔とモニターの距離が最適(モニターが大きすぎない)なこと、高さを調節できる機能が備わっていることも購入時のポイントでした。「モニターの高さ調節って必要?」と思われたかもしれません。めっちゃ使います。モニターの正しい位置は、目線よりやや下にすること。それは人によって(夫婦で)違います。最適な高さにアジャストする機能は、共働き夫婦のモニターに欠かせない機能なのです。
第2位:オカムラのオフィスチェア
ソファは体をゆったりと包み込んでくれますが、長時間モバイルPCを膝の上に置いておく姿勢は決して楽なものではありません。食事のためのダイニングテーブルも、こたつも、長い時間仕事をしていると、姿勢に無理が生じ疲労が蓄積されます。私たちは自宅にオフィスチェアを置くことで、姿勢の問題を解決し、深い集中を得ることに成功しました。
ただ、どんなにいい姿勢で座っていることができたとしても、日本人は座りすぎだと言われます。「座っている時間が長い=不健康」なのです。そこで「座っている時間を最大限快適に」しつつ、立って姿勢で仕事をできるようにした方がもっといい。という結論に至りました。仕事に最適なオフィスチェアに感謝しつつ、栄えある第1位は次のアイテムです。
第1位:flexispotの昇降式テーブル
文句なしの第1位です。ちょっと疲れてきたかな?くらいで立ち上がり、すぐにテーブルの高さを上げます。電動式であることが肝です。必須条件です。だって仕事中にレバーをぐるぐる回して…なんて、購入した当初なら楽しみながらできると思いますが、次第に面倒になるのは目に見えています。気軽に、すぐに、高さが安全に変えられる。これがいちばんです。電動式のため、組み立て時にけっこう重たいのですが、セッティングさえできてしまえば、大活躍してくれること間違いなしです。
私たちは、豪邸に住んでいるわけではありません。6畳の小さな部屋(オフィスと呼んでいます)を、とにかく集中して仕事のできる場所にする、ということを徹底しているのです。人間は、「場所」と「行為」を一致させて理解しているといいます。例えばベッドでスマートフォンを使うと、脳は「ベッド=スマホを使う」と記憶するので、なかなか寝つけなくなります。同様に、リビングのソファで仕事をすると、「ソファ=仕事をする」と記憶し、リラックスしたいリビングルームが「戦場」となり、ソファに座っているとき脳は常に臨戦態勢となってしまうのです。
行為と場所をしっかりと分ける。この発想が、より快適な在宅ワークに欠かせないものと、私たちは考えています。
夫(K):「午後イチくらいまでは立ったまま仕事をしてるかな。集中して資料を作りたいときには、オフィスチェアに座るんだけれど。」
妻(A):「よく立ったまま仕事してるよね。傍から見ると、けっこうおもしろい光景だよ。」
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