【POOLO JOB3期生の卒業レポート】3ヶ月の学び&参加を検討中の方へ
こんにちは。来年から、夫婦で世界一周の旅に出るめぐみです。
旅での発信力を磨くため、今年の4月からPOOLO JOBトラベルクリエイターコースに参加していました。
想像以上にハードだったこの3ヶ月。卒業を間近に控え、今までの学びを振り返ることで、POOLO JOBへの参加を検討している方の参考になれば幸いです。
1.アウトプットし続けて見えたもの
POOLO JOBの特徴の1つ、それは課題の圧倒的多さ。主な課題は月8本の記事執筆と毎日X 3投稿(またはInstagram 1投稿)。迫りくる締切のスピード感も半端なく、寝言でうなされるほど毎日必死の3ヶ月でした。
ライティングもSNSも初心者の自分が、この課題を通してどこまで成長できたのか振り返ってみたいと思います。
1)質を生み出すための量。月8本の課題記事
記事は毎回テーマが与えられ、800~5,000字の文字数を自分で選択し、週2本を締切までに投稿します。課題の内容はこんな感じ。
文章を書くことに慣れるところからスタートし、徐々に求められるスキルがアップしていきます。それに合わせて、プロのライターや写真家などによる講義が組まれているという仕組み。
これらの課題を通して学んだことは山のようにありますが、特に自分の中で変化が大きかった点を4つにまとめました。
①「60%で出す。質は圧倒的な量から生まれる」
完璧主義で行動できないことが多かった私ですが、次々迫ってくる締切と、講師の方のこの言葉に背中を押され、なんとか全てを期限内に提出してきました。書き続けるうちにスピードが上がってきたことに加え、とりあえず書いてみて修正を繰り返す、というアウトプットの習慣が身につきました。
②時間の有限さを知る
最初は睡眠時間を削って書いていましたが、思考力も自分のQOLも下がっていることに気づき、決めた時間内で書くことを意識するようになりました。コツはタイマーをセットすることと、大事な予定を締切前に入れること。旅を仕事にするうえで、時間と体調管理は欠かせないスキルのひとつだと感じました。
気づけばこの3ヶ月弱で書いた記事は20本以上。アウトプットした量だけ自信にも繋がりました。
③他者視点で記事を書く
仕事として記事を書くならば、読者とクライアントから何を求められているのかを考える必要があります。最初の頃はその視点がすっぽり抜けていて、テーマの意図に沿わない記事になっていることに気づけていませんでした。
今もまだ構成に迷うことは多々ありますが、月1回プロの編集者に記事を添削してもらうという貴重な機会もあったおかげで、「他者視点で書く」という意識が少しずつ身についてきたと思います。
④取材やインタビュー経験で知った、事前準備の大切さ
課題の中には計4回のインタビュー記事があり、そのうち1つは地域取材といって、企画構成から取材のアポ取りまで全て自分で行うという、かなりハードなものでした。
小心者な私は胃が痛くなるほど悩み緊張しましたが、「取材は事前準備が命」という教えのもと、企画書や質問内容、撮影すべき写真のメモなどできるだけの準備をして当日に臨みました。
添削してもらった記事は、まだまだ改善点はたくさんあるものの、3ヶ月の成長を感じられたとコメントをいただき、嬉しくもあり、準備の甘さを痛感した初取材でもありました。
2)毎回が実験。試行錯誤のX毎日3投稿
記事執筆と同じくらい頭を悩まされたSNS。推奨課題はXの毎日3投稿で、限られた文字数で的確に伝えるための訓練と、自分が「誰に何を発信したいのか」というブランディングを考え実践するための場となります。
そこで学んだことは主にこの4つ。
①「自分の発信したいこと ≠ 世間の求めているもの」
SNSを仕事に繋げるために必要なのは、この2つの真ん中探しをすること。なのですが、未だにこれは模索中…。ただ、インフルエンサーから学んだ発信者としての考え方は、全てのコンテンツに通ずると感じています。
②投稿は実験、結果に一喜一憂しない
ブランディングがなかなか定まらず投稿内容も色々と試している段階ですが、これはある種の実験だと捉えるようになりました。期待するような反応が得られなくても、一喜一憂しないこと。
これは、ウケ狙いが完全にはずれた一例ですが、負の遺産も大事な実験結果(笑)。初心者にとってXの良い所は、過去の投稿まで見られづらい、という気軽さかもしれません。
③アウトプットし続けるためのインプットも忘れずに
毎日3投稿はかなりしんどく、正直少し休んでしまったこともありました。課題をこなすことに必死になり過ぎて、日々の生活を楽しむことを忘れていたんだと思います。
私のようについ視界が狭くなりがちな人は、好きなことをしたり自然の中で過ごすなど、リフレッシュ時間を意識的に作るといいと思います。アウトプットし続けるには、心を満たすことも大事だと気づけた良い経験でした。
④SNSは継続が大事
正直、3ヶ月で発信内容を明確にすることは難しいと思います。ただ、「したい人1,000人、始める人100人、続ける人1人」というように、続けることで見えてくるものもあるはず。
発信の習慣が身についた今、この学びを活かしていけるかは、今後の自分次第だと思っています。
2.私がPOOLO JOBを選ぶ理由
ここまで書いてきましたが、ライティングやSNSについて学ぶなら、POOLO JOB以外の選択肢もあると思います。それでも私がPOOLO JOBを選ぶ理由は、「旅」と「人とのつながり」を大切にしているコミュニティだから。
1人ならとっくに脱落していたと思うこの3ヶ月も、課題をやり抜くための心理的サポートのおかげでなんとか乗り越えられました。
1)孤独な執筆作業のオアシス、仲間の存在
POOLO JOBの同期は約50人。その中から4~5人のチームが組まれ、各チームのサポーターとともに、協力しながら課題を進めていきます。
個人プレイの執筆になぜチームが必要なのか不思議に思いましたが、今はこれこそがPOOLO JOBの魅力だと感じています。
お互いの記事や投稿へのコメントを積極的にし合ったり、定期的なチームミーティングでサポーターやメンバーに相談したりと、課題に追い込まれて精神的に辛いときも、その存在にとても助けられました。
2)視野を広げてくれる、縦と横の繋がり
チーム以外のメンバーやPOOLO卒業生とも交流する機会があり、「旅を仕事にする」ことはトラベルクリエイターになることだけではない、と気づけたことも大きな収穫でした。
卒業後はゲストハウスを運営する人、POOLOコミュニティの運営の仕事をする人など様々。自分の好きや得意を見つけて、現実に人生を変えていく先輩たちのお話を聞けることは、とても励みになりました。
3.まとめ
今後のキャリアについてはまだまだ模索中ですが、SNSも執筆も全くの初心者だった私でも、3ヶ月発信し続けることでたくさんの成長や気づきがありました。
旅を仕事にするきっかけを掴みたい、旅好きな仲間を作りたい、という方にはオススメできるコミュニティだと思います。
そして、私の発信者としてのスタートはここから。世界一周に向け、これからも実験を繰り返していきたいと思います!
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