![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107050695/rectangle_large_type_2_5c4d16904ed5bfeb17b1482b24714d82.png?width=1200)
「事例からみる上町の幅」上町しぜんの国保育園園内勉強会2023アーカイブ01
上町しぜんの国保育園は、今年度も園内勉強会を開催します。
先日その1回目が行われました。
アーカイブを上町しぜんの国の保育者、阿部がお届けします。
発表した事例については、別途noteであげておりますので、そちらもご覧ください。
上町しぜんの国保育園 第1回園内勉強会
2023年5月19日(金)
◎ レジュメ
・上町の保育について(上町、青山誠から)
・事例発表(上町、木村朱里から)
・対話
◎上町しぜんの国保育園について
◯上町の保育
上町の保育について青山から参加者に話しました。
・0歳児から5歳児までの異年齢保育
ユニットと呼ばれる「おうち」
・上町の新年度の風景
春、新しく赤ちゃんがやってくる。
・赤ちゃんと出会う
・暮らしのリズムと時間
・いどばた
子どもも大人も、保護者も保育者も集う、寄り合う場所
・混沌が立ち上がってくる様を見たい。
・保育の長時間化、低年齢化への対応
「する」と「いる」ということ
◎実践発表
次に、上町の木村より実践発表がありました。
事例は、別途noteに掲載していますので、ご参照ください。
事例「RくんとHちゃんのけんかからみる上町の幅」
◯実践発表を受けて会場からは様々な話題があがりました。
・ケンカの時の大人の姿。
先取って止めたり、行司のように判断してしまいがちだった。
何かすることが「保育者」と思いがち。
問題解決に向かわない雰囲気がある。
ケンカの仲裁に入りつつも、その成り行きは本人たちに委ねている保育者
・上町がもつ雰囲気
子どものなかに入っていく時の空気
・「緊張」と「緩和」
ケンカの仲裁に入っている木村は、子どもやその周囲の「緊張と緩和」に注目している。
ケンカのなかで空気が拮抗し、緊張していた。
緊張を「抜く」という感覚。
・「当事者」と「共時者」
ケンカをしている二人、そこにいる保育者、通りかかる子どもや大人
・RくんとHちゃんはこの出来事を「ケンカ」と捉えていたのだろうか
◯最後に
上町で暮らしているとたくさん出会うような日常の場面を、外部の人たちと話すことで、改めて上町の空気を新鮮に吸うことができたように思います。
「なぜ、私たちがこれをするのか」を問いただす機会にもなっているのかなと思います。