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自分にできることとは。 (暗い話です。ご注意ください。)
祖母に がん が再発?転移?したと知る。
たぶん祖母自身は説明されたが理解できていない。
祖父が倒れたときは、胃ろう。(後から知る)
見舞いに行ったが、もう言葉を交わせない。
手を握ると、強く握り返された。
それを覚えている。
もう一人の祖父は肺がん。
幼い頃で、離れた地でもあり、あまり見舞いに行けず。
もっと路面電車について伺っておけばよかった。
祖母は最近は口数も少なく、夜中にトイレにも起きなくなった。
おはよう、おやすみ この二つは自身が今何時に活動しているのか不安だからか、自分からは言ってこない。なんなら、こちらから声かけても無視されているのか、耳が遠いのか、返答はない。
「もう寝る時間?」「ああ、夜の八時か。」「朝の八時?夜の八時?」「そしたら寝なかんね。」
そんなのが口癖。
と思っていたところ、先日久しぶりに夜中に自力でトイレに起きてきたり。
朝食に自分で歩いてきたり。
「老い」は一方通行ではないのかもしれない。
もって、あと数年らしい。
百人一首と般若心経はできる。
他にあとなにができるだろうか。
なにができる?
ではなく、自分が祖母としたいことをすればいいだろうか?
してあげる ではなく。
話せるのであれば、戦前、戦中、戦後のことを深堀りしたい。
合意の上で。
このまちがどのように発展してきたのか。
生活史。
合併の賛否なども。
私はまだ、オムツの交換ができない。できないというより、同居人に任せている。漫画「ここは今から倫理です。」で読んだのに。
昨年、友人宅に遊びに行ったときに、2人が阿吽の呼吸でこどものオムツ交換をしてダストボックスに投げ入れる。という見事な連携プレーを見せてくれたことが目に焼き付いている。かっこよかった。
先日の NHK時論公論 も認知症・軽度認知障害について。
身近なこととなって、ようやく注目している今日この頃。