あの扉の向こうに『いってきま~す。のルール』
あの扉の向こうには
「
朝ひっそりと仕事へ出かける
誰に何をいう事もなく
誰かに何かを伝えるでもなく
鍵を閉めエレベーターを待つ
なのに
夜、家に帰ると
「ただいま~。」と鍵を開け
玄関で急いで靴を脱ぐ
誰が居るわけでもなく
誰かに何かが伝わるわけでもない
朝と夜のこの差は何なのだろう?
きっと朝眠くて出掛ける時は
目が覚めるまでそっとして欲しい
きっと疲れて帰った時は
なんとなく誰かに待っていて欲しい
そんなところだろうか
そしてそこに大した意味あるわけでもなく
これからも続いていくだろう習慣
でも、もし家族ができたなら
朝は「いってきます。」と言わないとね
子供の達に示しがつかないから
いっそう我が家の決まり事にしようか
朝は『いってきます。と言うルール』を
そうやって
笑顔で朝は出かけていくんだ
みんな、わかったかい?
」
そんな未来への『いってきま~す。のルール』をエチュードで作り上げている。まだ1人暮らしの物語。。