祝！2019かごしまの新特産品コンクール受賞！「あづまバッグ」とは？

こんにちは！亀﨑染工新人の橋口です！
鹿児島も秋めいて寒くなってまいりました。

さて、10月8日に行われました「2019かごしまの新特産品コンクール」に亀﨑染工も新商品「あづまバッグ」を出品いたしました！

初出品でドキドキでございましたが、まさかの最高位の賞である県知事賞を受賞いたしました！！（わーいわーい！！）

最後に名前を呼ばれた時は嬉しさと驚きと関わってくださった皆様への感謝が橋口の目から溢れました。本当にありがとうございます！！

亀﨑染工が出品した「あづまバッグ」とはいったい何なのか？お話していきましょ～！

―――あづまバッグとは？

江戸の知恵から生まれた「あづま袋」から発想を得た、現代の生活に取り入れやすいショルダーバッグです。
鹿児島大学が研究開発した「かごんまの色」に調色し、伝統的な染色技法である“印染”（しるしぞめ）で帆布に一刷毛一刷毛丁寧に染め上げ、ストラップには漆プリント加工というこだわりの加工方法を取り入れました。
さらに現代のライフスタイルにマッチするように、ストラップは取り外し、長さ調節が可能で、その日のおでかけや気分にあわせて自分好みにカスタマイズができます。
亀﨑染工、創業150年の伝統の技術と鹿児島大学の最新の研究成果を融合させた共同研究開発商品です。

現在、3柄展開中でございます。
次はデザインについてお話していきましょう！

―――あづまバッグのデザイン

あづまバッグの名前の“あづま”は「あづま袋」からきています。
あづま袋とは？
江戸時代の頃に風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせて作られた、風呂敷のような感覚で包んで使う袋のことをいいます。

「風呂敷のよう」とはいっても、一枚の布を簡単に縫い合わせてあるので、包み方に少しとまどいがちな風呂敷と違い、サッと結んで使えるあずま袋は、使い方がとっても簡単で便利な優れものなんです！

【亀染屋のあづま袋】はｺﾁﾗｶﾗ↓↓↓↓↓

亀染屋・祝の印

亀﨑染工のブランド「亀染屋」でもあづま袋を販売しておりますが、

そんな中
「あづま袋を肩にかけて使いたい。」

「もう少し厚めの生地のはないですか？」

というお声があったことから、

「あづま袋をバッグにしちゃおう！」

ということで、「あづまバッグ」が誕生しました！

表生地とストラップには11号帆布を使い、メインバッグとしてお使いいただけるように！
マグネットボタンで開け閉めは簡単に！
ヌメ革を部分部分に使用し、主張しすぎずさりげない高級感を！
そしてなんといってもあづま袋の特徴、コンパクトに畳める！を実現し、撥水加工も施し機能性も！

メインバッグはもちろん、旅行先でセカンドバッグとしてもお使いいただけます。
サイズは45㎝×55㎝×15㎝のたっぷりサイズです！
（荷物の多い橋口にも嬉しいサイズ！）

続いて柄紹介！
あづまバッグの柄は３種類！
「桜島」「麻の葉」「七宝」がございます！

〈桜島〉

鹿児島のシンボル桜島をモチーフにしたデザインしました。
かごんまの色のまっぽしトーンの「灰色」「鹿児島墨色」「錦江湾色」「雄川ん滝色」「藍大島色」の5色を使用しました。
あづまバッグの三角形のフォルムを桜島に見立て、日本の伝統文様である青海波柄で錦江湾を表現しました。
青海波柄は無限に広がる波の文様に「未来永劫へと続く幸せ」への願いと、「人々の平穏な暮らし」への願いが込められた縁起の良い柄です。

〈麻の葉〉

かごんまの色のロゴマークをモチーフにかごんまの色のまっぽしトーン全18色（軽羹色は地の色）で麻の葉柄をデザインしました。
日本の伝統文様である麻の葉柄には麻の葉は成長が早いことから、「子供の健やかな成長」の願いが込められています。また、麻は神聖なものとして神事に用いられ、麻の葉自体に邪気を払う性質があると言われていることから「魔除け」の意味があります。

〈七宝〉

かごんまの色のまっぽしトーン全18色（軽羹色は地の色）で七宝柄をデザインしました。日本の伝統文様である七宝柄には、円形が永遠に連鎖し繋がる柄であることから「円満」「調和」の願いが込められ、「富貴」と「無限の子孫繁栄」を表します。七宝とは仏教の教典に出てくる七種の宝のことで、人とのご縁や繋がりは七宝と同等の価値がある事を示します。

【鹿児島大学の「かごんまの色」】についてはｺﾁﾗｶﾗ↓↓↓↓↓

色で地域を元気に！「かごんまの色」 | 鹿児島大学産学・地域共創センター

―――さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました！
いかがでしたでしょうか～。
今回は簡単にあづまバッグについて紹介いたしました。
現在必死に染めております笑
在庫が整い次第、販売を開始いたします！
気になった方はぜひ、お声がけくださいね！