本「最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き」
椹野 道流著。
オーディオブックにて。
このシリーズ、もう15作目なのかー。
早いものだなぁ。
毎回楽しく聴いている。
オーディブルには1ヶ月に1度のペースぐらいで
追加されていくのよねー。
それを待っていて、公開されてすぐに聴く。
もしくはちょっと、とっておいて聴く(笑)
今回は、作家の先生の妹ちゃんが
ついに消えていく(成仏)っていう物語。
作家の先生にとっては
大切な妹で、ずっと自分のそばにいてほしい。
でもいることで、お兄ちゃん(もういいオッサンよ)が
本来の自分でいられなかったり
出会うはずの人と出会えなかったり
自分といることで無敵モードになって変なことしちゃったり・・・
そういう色々を心配して自ら成仏していく。
え?
そんな風に、自ら成仏できるんだっけ(笑)?
まぁ、いいか。
そういうこともあるのか。
今までのシリーズでは
成仏できないのを、あれやこれや手伝って
そんで成仏する、ってパターンが結構あった気がするんだよね(笑)
確かになー。
わたくし、おばちゃんだってね
最愛のダンナくんがもし
先に死んじゃったら・・・
魂だけでもいてほしい。
そしてできたらコミュニケーション取れたり
いることが分かったらいいな。
うん。
だから作家の先生の気持ちも分かる。
でも、それには弊害があるってわけよ。
いつまでたっても自立できないもんね。
いつか、誰もが一人になる。
それが生きるってことなんだろうな。
寂しくても
それが生きることなんだよね。
あぁ、でもやだな。
ダンナくんと同時に死ねたらいいなー。
今回はノロケで終わるわね。この読書感想文!!