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無知は罪。


白状します!


引越しする前
まじで大牟田は嫌やった…
炭鉱の街ってだけで
「終わった街」と一括りにしていた…


ゴメンなさい🙏🙏🙏🙏



よく知らないくせに
分かったふりするのは
ぱーぷりん!!!
バカにするのはいかん!!!


世界遺産の地から
「宗像沖ノ島、新原奴山古墳群」


世界遺産の地へ引越したのも
「三池港と万田坑」

これも何かの縁。。。


せっかくだから
世界遺産
炭鉱の歴史を自分なりに学ぶことにした。


石炭がなんなのか?
それさえ知らなかった私…
ハズカシイ…


石炭とは◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
腐らなかった植物(メタセコイヤ)の化石なんだって。日本はメタセコイヤが化石化するのに優れた土壌を持っているらしい。
染料、肥料や化学薬品、鉄をつくる原料となるもの。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

大牟田の農民が「石炭」を初めて発見
約550年前


今日は炭鉱で働いていた
85歳ガイドさんの貴重な話を聞いた。


炭鉱の仕事は
地下が仕事場だから
昼も夜もない

熊本と福岡をまたぐ万田坑
地下のトンネルで炭鉱間は繋がっていた



地下の採掘現場に行くまで
トロッコにのり
90分かけて進む


90分だよ⁉️
モグラみたいに地下の中を進むんだよ。

閉所恐怖症のわたしは
想像しただけで
絶対ムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ!!!

三川坑の入り口
錆びた鉄のトロッコ列車(右)
これに乗り込み有明海の地底に進む(中央閉鎖部分)

有明海の底が仕事場!!!
これは現代でいうエレベーターの動力
このロープが地下と地上を結び、働く人を運んでいた
迫力の巻き揚げ機


地下で石炭を採掘する仕事場は
かなりの劣悪な環境…

気温40度
湿度100%に近く
落石事故の危険と隣り合わせ
食事もトイレも地下で済ます
8時間地下で働く

暗くて暑くて蒸し蒸しが8時間だよ⁉️
絶対ムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ!!!



そして
片道90分かけて
トロッコにのり
やっとイチニチが終わる



重労働の炭鉱労働者は
55歳で定年を迎えたそう。
その後は手厚い年金制度があるそうだ。

しかし

「劣悪な環境で働く炭鉱マンは
灰害で65歳くらいまでに亡くなるのがほとんど。だから、年金もあまり貰えてないよ、みんな。」

「私は神様の気まぐれで
長く生かされてるんだけどね😊」

ガイドさんの笑顔が印象に残った。


昭和38年三川坑で
大規模な爆発事故により
約450人即死、一酸化炭素中毒約850人
犠牲になった炭鉱マンは
働きざかりの男たち

黒いダイヤモンド💎と言われる
石炭に夢と希望と誇りを持って働く日本人たち


日本の産業革命を支えていた炭鉱
黒い歴史を背負う街

無知が一番怖い
知らずにバカにするのは罪だと思った。
もっと知りたい。

せっかく
世界遺産の街に住んでるしね。

三川坑爆発事故の記録
右下のウェーブリングみたいなものがトロッコの連結部分装置
これが外れて暴走して火花が散り爆発したそう
19歳で亡くなった人もいる

日本の発展にはこの人たちの汗と無念の歴史がある。。。


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