7/19(日)中京記念 出走登録段階事前予想
出走馬も確定しておらず、枠もまだ出ていない段階なので、予想は大幅に変わる可能性がありますが、週末はWIN5の予想で忙しそうなので、先にある程度の予想をしておきます。
◎スイーズドリームス
好位・中団から確実に切れる脚を使える。今年に入って本格化した印象。遅咲きのディープ産駒でメンバー落ちの重賞やハンデ重賞なら勝ち切るだけの力は十分に秘めていると見る。更に阪神での開催になった今回はチャンス。阪神1600はディープの庭で、特にディープ×フォーティーナイナー系の配合は近3年で勝率連対率とも50.0%、複勝率は66.7%を誇り、同配合のスマイルカナの活躍は記憶に新しい。半妹のスイープセレリタスも重賞にこそ手が届いていないものの、3歳時ローズSでは3番人気に押された実力馬で、早々にオープン入りをしている。ディープ産駒といえば早熟が懸念点ながら、母のスイープトウショウも3歳時の秋華賞G1を皮切りにG1を3勝。6歳時に暮れのエリ女で3着に入るなど息の長い活躍を見せた馬で、その血を引くこの馬もまだまだ活躍の場があっても不思議はない。
○ギルデッドミラー
好位からの競馬で、展開を問わずに終いをまとめられる馬で、安定感抜群。3歳馬だけに力関係は気になるところだが、斤量51はかなり恵まれた印象で、古馬との初対決でスマイルカナの再現になる可能性が高い(少なくとも高いと見られているオッズになると思われる。)但し、楽に逃げさせてもらえた同馬とは脚質も違い、戦ってきた相手も一枚落ちる印象は拭えない。NHKマイルで差のない競馬をしたレシステンシアは、桜花賞に全力投球した後のお釣りで戦ったと考えれば、NHKマイルの3着もどこまで評価できるかは微妙な所。2倍前後のオッズになるなら、勝ち切れないオルフェ産駒という事も加味し、あえて頭からは外したいと思う一頭。
▲ケイアイノーテック
オカルトチックではあるけど、夏競馬に入り実績馬の復活が目立つので、あえて復活が似合う馬をピックアップするならこの一頭。前走はG1で2桁人気ながら勝ち馬に0.7差、あのアーモンドアイには0.3差の5着。今回のメンバーでここまでやれる馬は他にいないのではとおもう。阪神は内回りだと0-0-0-2だが、外回りだと2-0-0-1で勝った2回は新馬戦と500万条件ながら圧勝。負けた1回もG1(朝日杯)で、相手はダノンプレミアムとステルヴィオ、タワーオブロンドンの3頭だけ。更にダノンプレミアム以外の2頭とはタイム差なし。復活には最高の条件が揃ったのではないだろうか。懸念材料はディープタイマーが発動している可能性がある事と、内枠に入った時。揉まれ弱い馬なので、馬群の外を自分のペースで走り、絶好のタイミングで捲ってくるという条件が必須だと思う。
★トロワゼトワル
プリンスリターンが出走してくるかどうかで評価は変わるが、仮に出走できなければ同型のベステンダンクは57K。ベステンダンクの最近の充実ぶりと松山Jへの乗り変わりは不気味なものの、絶対にハナをというタイプでも無いので、ここは楽に逃げれると予想。Vマイルでもダノンファンタジー以下の追撃を抑え掲示板を確保できているのは地力の証。暖かくなると調子を上げてくるタイプで、夏場の成績は4-0-0-1とプラス要素。ただ、この距離でも軽斤量での激走はあるものの、本来の適性はもう少し短い所のような気がするし、阪神適性が高いわけでもないと思う。更に、万が一ハナを取れないと脆く、思い印は打ちにくい。妙味は十分なので抑えておきたい一頭。中から内目の枠が欲しい。
△ベステンダンク
1度(2度)は障害を経験した馬も、平地に戻ってからは阪神外回りに限ると1-1-0-0と絶好の相性を見せ、更に近2走は8歳にして覚醒したかのような走りを見せている。斤量の軽い同型馬がいるので2~3番手での競馬になりそうだが、鞍上も騎乗経験のある今年好調の松山Jに替わり勝負気配も漂う。近2走がフロック視されているようなオッズだが、戦った相手は決して弱い相手ではなく、極端な外差し馬場にならなければ前前で決まっても不思議はない。
△プリンスリターン
出走できれば52Kと斤量の恩恵はあるものの、乗り難しさを感じさせる馬で、馬場が相当悪くなり中団で上手く折り合いが付けば上位進出なるかといった所。血統的にもタフな流れになったほうがチャンスは広がる。ただし、鞍上も血統背景も限界が見えている感じがあり、好走するにはいくつか条件が付くと思う割に現在推定5番人気。当日になればもっと人気が上がりそうな気がするので、ここは抑えまでにしたい。
×ミッキーブリランテ
前走は出負け&位置取りの差で敗退。この舞台への適性は高いが、スタートに不安あり。ヒモまで。
×ラセット
ミッキーブリランテ同様、この舞台では捨てきれない一頭。差しが決まる展開なら出番あり。
×ロードクエスト
復活というキーワードが似合う馬のもう一頭。ここ2走を見ると末脚に衰えは見えず、展開の助けやその他不確定要素が重なればもしかしてと思える一頭。ヒモで抑えたい。
×ソーグリッタリング
善戦マン。気性に問題あり、折り合いの難しさとソラを使う所があるので、ハマって2〜3着という感じがする。阪神での成績はピンパーなので、今回は買うとしてもヒモまでにしたい。
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