第7夜 42歳の壁 爆笑!不妊治療!
自分の精子の数が少ない事を嫁ぴょんに告げました。
どんなリアクションだったかは正直覚えていません。
そして時を同じく嫁ぴょんも「婦人科検診」と言うものを任意で受けていました。
それは子宮頸がんなんかを調べる検診です。
男というのは健康診断以外に任意系の検診を受ける事はありませんが、女性というのは「婦人科検診」以外にも「乳がん検診」がある。
任意でありながら、この2つは結構な割合で自主的に受けています。
逆に男というのはガンマ GTP やLDLコレステロールの数値の高さを居酒屋で競い合い「アルコール消毒だ!!」とケラケラ笑いあって、なんのための健康診断であるのかわからないのが男の世界なのである。
【26歳不妊治療はじめました】
そして、嫁ぴょんも婦人科検診の際に、やはり「2年間子供ができない」旨の話をした。
そうした所「気になるなら専門外来に相談したほうがいいですよ」と言われたのです。
僕が受けた「そんな、その若さで不妊って…」と言ってきた泌尿科の先生とは訳が違うのです。
そして、僕ら夫婦は不妊治療をはじめる事にした。
26歳の秋だった。
【不妊治療の4種類】
さて、不妊治療には主に4種類ある。
1.タイミング療法
2.人工授精
3.体外受精
4.顕微授精
です。
4に近づけば近づくほど金もステレスも増えると考えてもらっていいです。
通常はタイミング療法からステップアップ方式です。
あ、これは知っておいて欲しいのですが不妊治療って開始したらすぐに受精卵を戻したりできるわけではなく、準備期間に半年以上掛かるのです。
【42歳の壁の間違った解釈】
そして、不妊治療は42歳以上は受けることができないため30代後半からかけこみ治療が始まる。
これがいわゆる「42歳の壁」と言われているやつです。
だが、その準備期間を知らずに気がつけばタイムアウトと言うことがある。
ちなみに42歳までと言うのは「42歳までに始める」ではなく、最低1年以上かかる治療を42歳までに終えなきゃいけないのです。
これは女性でも知らない方が多いので、もし不妊治療をしてみるか悩んでいる人は自分が思っているより時間がないという事を意識した方がいい。
【タイミング療法】
ちなみに後日詳しく書きますが、僕らの場合はいきなり3の体外受精でした。
ステップアップじゃなくて、いきなり体外受精と言うのは何も「確率をあげよう」とかではないのです。
僕らにはそれ以外の選択肢がなかったのです。
つまり、自然妊娠は不可能な二人ってことです。
ちなみに今日は知識としてタイミング療法について少しだけお話しますね。
タイミング療法とはその名の通り「妊娠しやすい時にHする」事です。
あれですよ、あれ。
危険日ってやつです。
もうそのネーミングがスゴイですよね。
完全に「妊娠しちゃいけない」という前提で名付けられてますよね。
今日覚えてほしい事は二つです。
ひとつは「不妊治療は42歳までに始めるではなく、42歳までに終わらせなければいけない」という事です。
そして、もう一つはタイミング療法なんかの時に不妊治療の先生は「では、この日に仲良くしてください」と、エッチの事を「仲良く」と表現します。
(↑↑本当だよ!!)
(続く)
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