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もうちょっとデザインしてって言われちゃう事例


「デザイン」に対しての勘違い

「これはテキストを置いただけでデザインしてないね。」
こんなことを言われた経験はありませんか?
これは、もらったテキストをのそまま並べて、飾り付けをしただけの私のバナーを見て先輩が言った一言です。

「デザインは飾り付けることじゃない。」

確かに、デザインの参考を見るとき、あまり情報(文字)に注目せず、なんとなく装飾ばかり目に行ってました。「これ可愛いなー」「こんな表現使ってみたいなー」
だから、情報整理の点が弱々でした。。自分より歴の先輩はその辺も見抜きますね。

「このバナー見た時、情報が頭に入ってこないんだよね。飾らなくても、しっかり文字組みができていればテキストだけでもキマるからそこを強化して。」

なるほど..!!(目から鱗)
ズバリ指摘していただいたので、以下の手順がどこか抜けてしまうと微妙な出来になるなと感じたので、まとめてみました。

情報をしっかり伝えるためのデザイン手順

1.情報整理
情報(テキスト)などをもらったらまず整理する。優先順位をつける。
クライアントから何を訴求したいか言ってもらえることもあるし、なかなか情報をもらえなかったりするのでそこは自分で考えざるを得なかったりする。

また、最近はAIに「このテキストを使って〇〇向けのバナーを作りたい。優先順位をつけて」というと出してくれます。
個人的には、AIが出したアイデアが本当にいいか判断できる力もデザイナーには必要なのではと思うので、まずは自分で考えてみて思考能力を鍛えてみると良いかもしれません。

 2.文字組み
ちなみに筆者、文字組みは本っっっ当に苦手でした。普段から参考事例を見ていたようで、全然理解ができていなかったことを痛感。

文字組みの際にいつも何をどうしたら良いんや。。
でよく躓いてしまっていましたが、
まずは単語で区切ってバラバラにするという作業を脳死ですることをお勧めします。
どんなデザインでも大体分けるので、サクッとコピーして分けてしまう。
ここでうーんと悩んでもしょうがない。
情報の優先順位をつけたら単語をバラバラに。
良いデザインは良い文字組みとジャンプ率。フォント選び。
いきなり色などは付けずに白黒でまず文字が良い感じに組み立てられるかラフを作ることをお勧めします!手書きでも良いです。
あとは情報は塊で置くと目が迷わずによきです。

3.肉付け
文字組みができたら、目立たせたいところに肉付け(あしらい)をします。
あしらいは、情報を目立たせるための効果です。線や四角・丸・文字のシャドウ・アイコンなどです。ピンタレストにあしらいで調べるとたくさん出てくるので、調べることをお勧めします。
あしらいはデザイントーンによってもつけ方が変わってくるので、近づけたい参考をしっかり見つけてそれをマネるように制作します。
グラデーションなのか、ぼかしているのか、線なのか塗りなのか、自分が作ろうとしているデザインはどんな効果を使っているか言語化できるようになると良いです。

最初は引き出しがなくてものすごく時間はかかりますが
回数重ねると何をどうすれば良いかがわかってきて、目も肥えてきます。
今まで見えなかったものが見えてくるという感覚は感動的でした。

デザインのン様のまとめがとても参考になりますのでこちらもぜひ

今回は、なぜデザインしてるように見えないかと、気をつけるべき手順でした。ここまで目を通していただき、ありがとうございました。(かめ)

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