マスクの価値観と未来予想

かつてマスク接客は失礼で非常識であった。 

 Withコロナ時代、コロナによる生活様式の変化として、三密回避や、デスクワークではテレワークの導入がありますが、接客のシーンとしてはマスクの肯定があげられます。マスク着用は、私生活においては花粉症対策等でまあまあ許容されたイメージですが、接客の現場では、いかなる状況でもマスクをつける接客は相手に失礼かつ非常識、あり得ない事でした。マスクとメガネをセットにした日には犯罪者、不審者扱いです。それがコロナによって「マスクつけた接客は失礼」から「マスクつけない接客は非常識」という大きな価値観の変化を生みました。コロナで大きく変わり二度と元に戻らないコペルニクス的転回のひとつでしょう。

マスク社会の未来予想

 今ほとんどの人たちがマスクをしていますが、今後どうなるのでしょうか?マスクレスな社会に戻れるのでしょうか?否、一度起きた価値観の変化は逆行することは難しいと思います。例えば戦前の軍国主義に戻ることや、身近な話だとケータイの無い時代に戻る事と同様です。
 今はまだマスクは、何となくお守りのような意味合いが強いですが、徐々にハンカチなようなエチケットアイテムとしての認知が浸透し、ネクタイのようなビジネスマナー、フォーマルな場所でのドレスコードになるような気がします。マスクネイティブ世代がそこそこ大人になる頃には、下着と同じ存在になっています。そうなるとマスクの裏に隠された鼻と口は恥部、今以上に性的な部位として認識されます。例えば公衆の面前での口元の露出は公然猥褻罪となるかもしれません、メディアでは過去動画も含めアダルト認定され口と鼻のモザイクが必須になります。無修正が見たいなら海外のアダルトサイトにアクセスするしかありません。仮にモザイク回避でも年齢制限必須です。数百年単位では未来の聖書、例えば続・新約聖書みたいなもので、人は知恵の実を食べ恥ずかしさを知ったように、コロナを生み出すという禁忌により、神に合わす顔が無い、という事で顔半分を覆うことになった。となるかもしれません。
なんにせよ、早く収束してもらいたいものです。

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