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フィンランド語には「てをには」が16個あるらしい
フィンランド語を学習している最中、衝撃の事実が私を襲いました。
こんにちは。
皆さんは、フィンランド語がどのようなものかご存じでしょうか。
私が図書館から借りている本によると、フィンランド語はエストニア語やハンガリー語の仲間だそうです。ウラル語族という語学グループに属しているのだとか。
へー、と思いながら勉強を進めていると、あることに気が付いたのです。
フィンランド語には、てをにはが大量にある
ということに。
これは、私にとっては大事件です。なぜなら、それまでの私は、割と規則的に発音したり文を理解したりできるフィンランド語に安心していたからです。
フィンランド語には"a"や"the"などの冠詞はないし、彼と彼女はまとめて"hän"という人称代名詞で表すことができます。さらに、単語の読み方は大体ローマ字で、アクセントは文字の最初におけばOK。
以上のことから、フィンランド語は言語学習者にとってやさしい言語だな……と思っていたのですが、急に飛んできた鋭利なナイフに衝撃を隠せざるを得えません。
「てをにはが大量にある」とはどういうことかと言うと、
日本語だと、一つの単語につくてをには、いわゆる助詞が大きく分けて五系統あります……よね(間違っていたらすみません)。
1. 犬が、走る(格助詞)
2. 犬は、走る(係助詞)
3. 犬は、夢の中でも走る(接続助詞)
4. 犬は、走ってばかりいる(副助詞)
5. 犬よ、走れ(終助詞)
それに比べて、フィンランド語の名詞は、後に続く動詞によって語形が変化するようです。
勉強途中なのでまだ詳しく説明することはできませんが、"koira"(犬:単数)という単語を例にとってみます。
koira 犬が(主格)
koiran 犬の(属格)
この他に「~の中で」を意味する内格や、「~なしで」を意味する欠格を含め、12個ほどの語形変化が存在するようです。
多いと、15個から16個もの格変化を持つ名詞もあるらしいです。考え方自体は日本と似ているけれど、こんなに覚えられないよ先生……。
しかし、大抵のことは困難を乗り越えなければ上手くいかないので、マイペースに頑張ります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。