スーツケースドラム制作の粋な計らい/改造編
スーツケースが楽器になったよ!
前回から引き続いて、スーツケースドラムの制作について書いていきます。
みなさん、DIYは好きですか?笑
スーツケースバスドラムを作るには、キックペダルの固定とスーツケースを支えるレグの取り付けをおこないます。
①キックペダルを固定する方法
スーツケース側面下の中央に、インパクトドライバーで2つ穴を開け、ライザープレートをネジで止めるだけ!!!
ライザープレートとネジはこんな感じ
あとは、ネジを内側から止めるだけ!
<ポイント>
キックペダルが地面にしっかりつくことを確認しながら、ライザープレートはなるだけ下げて止めるのがコツ!
キックペダルがついた状態はこちら!
※当初は扉に使う蝶番を使う予定でしたが、蝶番は可動域が広いため踏んだ時に動いてしまうようなので、ライザープレートにしました
②レグ(脚)の取り付け方法
スーツケースを支えるためのレグは、フロアタム用を使います。
スーツケースとレグを連結するにはブラケットをかませます。
こちらもインパクトで2箇所ずつ(2セット)穴を開け、ネジで固定すればブラケットの取り付けが完成!
このようにキックペダルとレグの取り付けはシンプルですが、いざ、スーツケースに穴をあけるとなると躊躇しませんか?。。私がそうでした。
そんな時、家の近くを歩いてて偶然にも目に入ってきた看板がありました。
《ドラムの修理、改造、お気軽にご相談に下さい》って、当時はタイムリーすぎました。笑
ドラマーの方にはお馴染みCANOPUSのお店があったんです。
スーツケースドラムの改造だったので、相談していいものか一瞬迷いもありましたが、「お気軽に」という一押しがあったので聞いてみることにしました。笑
予想通り、店員さんにお伺いしたところ「スーツケースドラムは修理は一度うけたことはあるけど、改造はないですね」という返答でした。
ですが、色々アドバイスや考案してくれ、最後には、
「初めてのことですが、そっちの方が面白そうだし一緒にやってみましょう!」
そんな店員さんの粋な言葉で、
CANOPUSのご協力でスーツケースバスドラムが完成したわけなのです。CANOPUS(https://canopusdrums.com/jp/)
★スーツケースドラムの考案例★
予算は、どちらも2万円弱(備品代も含む)で仕上がります。
なにより店員さんの温かさや、自分以外でもスーツケースバスドラムを扱ってくれるお店があるっていうのがなんだか嬉しい!