見出し画像

『ディミトリ』『JAGUAR BEAT』備忘録。

チケットがないということは、宝塚大劇場に行けない。殿堂で前回公演の衣装が拝めないということ….噛みしめたササメケです。

殿堂のためだけに行くのは、流石にコスパが悪くて無理です。

ということで、安定の千秋楽ライブビューイングでの備忘録をサクサクと。


総合的な感想

『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』

概ね良かったですね。
お涙ちょうだいだからよかったというわけでもなく、ストーリーと演出、配役等々込々。
宝塚の衣装豪華さもありましたし、ジョージアダンスを組み込んだ戦のシーンは迫力満点。銀橋にならんだ組子たちの演出は鳥肌もの。←めっちゃ見たかった。
結婚式のトップお二人の変わったステップも素敵。
歌うまには、きっちり歌で魅せるとか、ほぼほぼストレスフリー。

強いていうなれば、ギオルギとバテシバの別れのシーンが後半にディミトリとルスダンのシーンに効果的になればくらい。
本音を言うとタイトルは「斜陽の国のルスダン」のまんまでよかったんじゃないかと。

『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』

賛否両論ありまくり。
最後の方は慣れなのか、変な中毒性をもって惜しまれてましたけど。
ぶっちゃけ、微妙。
宝塚大劇場でのライブビューイングで、聖母殿が目と耳がしんどいいうてました。ライビュで、です。
ほぼほぼ意味わからんかった。考えたら負けなんでしょうね。
ディミトリの余韻をぶっ飛ばすのやっぱりせつなかったな….
ビジュアルはちょいちょい楽しませていただきました。

個別感想

【礼真琴】
この方の演技力とか歌唱力になれると他が見れなくなるんじゃないかと贅沢な心配をしています。いつでもやっぱり素晴らしい….
ジャガビーの衣装でプロレスラー見たいなのがあって、これは衣装さんの問題ですね。う~ん
宝塚大劇場で『星組パッション』を忘れた礼さんも可愛い❤
東京の千秋楽でめずらしく、声が枯れていて心配になりました。

【舞空瞳】
王女と言えば舞空プロってくらいにまたしても王女。今回は無邪気な王女からきっちりと女王へと。素敵なお芝居でしたよ。
ショーは好きじゃないですけど、ビジュアルは最高でした。何しても何着ても可愛い❤
そしてあの潔いダルマ❕❕あの輝くばかりの美しい足。彼女はショーの時ダルマ必須でお願いします。生で見たかった。

【瀬央ゆりや】
ジャラルディーンの髭が似合い過ぎていた件について。とても素敵。ワイルドで懐が深い。味方はイイけど敵に回すと何とやらがぴったりでしたね。出番が短いよのぅ

【暁 千星】
月の王子様、星組大劇場デビューおめでとうございます。
そして何の違和感もなく馴染んでいてビックリしました。アヴァクは悪役ではないのでそのあたりのさじ加減が上手いのは芝居の月組で育った賜物なのでしょう。
ショーも大活躍でしたね。女豹と並ぶご主人様。そしてフィナーレの98期の並びの尊さよ。

【美稀 千種】
配役決まった時にどこの世界に組長に物乞いなんてさすねんと思いましたけど、見事なストーリーテラーでした。芝居が上手い。
ストーリーテラーがいると初見でも理解しやすいですね。このあたりが、宝塚の優しかなと思ったり。

【有沙瞳】
出番が少なすぎましたがモンテリベンジで綺城さんと夫婦役。そして礼さん、綺城さん、みほちゃんの歌唱シーンは圧巻。耳福。
胸元がセクシーでしたね。
美人が嫉妬に歪むショーも好きでしたよ。

【極美慎】
あんなビジュアルの奴隷がいてたまるかと思ったものです。ペタ靴でもあの身長。
ショーはありちゃんとみほちゃんの3人の時が印象強いです。圧倒的『美』。最近下降気味の視力が上がったかもしれません。

【輝咲 玲央】
配役見た時だろうなと思ったし、いざ出てきたときも期待通りのやっぱり。期待を裏切らないって重要なんですよ。見事なまでの貫禄。

【朝水 りょう】
めっちゃ御庭番な感じが似合ってましたね。スナフキンみもありました。
何よりショーがめちゃめちゃカッコよよく、大人な世界に連れて行ってくれそうでした。好きっス。

【音咲 いつき】
姐さんのダルマ、エロかったです。好きっス。

【遥斗 勇帆】
扱われ方がもったいなかったよな….。戦闘シーンで礼さんの隣にいて、カッコよかったでよ。
ショーは得意な歌唱が随所に。礼さんとの抱擁、そしてお花渡し。
慎ちゃんに歌唱力を分けてあげて欲しい。

【小桜 ほのか・瑠璃 花夏・詩 ちづる】
組長と同じくストーリーテラーで歌うま。
どこを切り取っても歌が上手く可憐で素敵。

御贔屓様を語る

天華えまさんのこととその周辺のことを語ります。

なかなか出てこなくて淋しい思いをしていたら、
ディミトリとルスダンが市へのデートのシーンで諸先輩方がゴロゴロ。
その中にいました御贔屓様~❤
水乃ゆりちゃんとイチャコラしまくっていたという話ですが、ライビュではあまり映っていなかったと思われ。致し方なし。
楽しそうにみんなで歌い踊る場面でしたから、単純に好きでしたけどね。

さていよいよオケピからの登場❕❕
ジャラルディーンを見つめる目の優しいこと。我が君に陶酔しきってますね。
ウインクはきっちり映して欲しかったです。

ホラムズ兵のシーンでしたが、書記官なのに。持ってる武器も刃渡りの短いナイフっぽかったのに。
一番強そう。←なぜ?
何とも掴みどころのない役でしたね。素敵。

そして、今回の一番の見所って何やかんやショーかなと。
キャストボイスの時に気になる発言してはりましたけど、
SNSでファンの方が興奮してるのを拝見しましたけど、
いざこの目にしたときの女豹の威力たるやいなや、半端ない。

VIVA❕❕ MEHYO❕❕

エエぞ。もっとやれ状態。何ならダルマでも良かった。←本音ダダ漏れ

男役の女性役(矛盾)って、動きがぎこちなくて。あまり美しくないのですが、峰不二子を目指したおかげで素晴らしい女豹に仕上がってましたよね。
また暁さんとのコンビネーションもよろしいことで。
こちらもご主人様にニャンニャン状態。エエぞ、もっとやれ~

オープニングのピンクもめちゃめちゃ目立ってたし。
ピンクレンジャーの時のヘッドドレス見て、今回の衣装は頭も重たそうで大変だなとしみじみ感じておりました。


そして皆様。

天華えまさんのバウ主演

が、叶いました。組長が天華えま主演言うたら主演です。
今回はショーなので、次はミュージカルでお願いします。
だって劇団様、『次の機会もお申込みいただきますよう』ってことは次もあるってことだろうよ。

あと、全体的にもう少し若手にチャンス与えてくれませんかね。
バウどんどん使っていきましょうよ。

最後に

今回の組替えと退団も非常に心にグッときまくる思いがありました。

最後に綺城 ひか理さんについて。
花組出身の高身長で歌うま。戦闘シーンでジョージア軍を率いてセンターで踊るギオルギ王の美しく、それでいて勇ましく。
みほバテシバとの切ない別れと、3人の歌唱。
ショーでの下級生の『あかさーん』の声に驚きと喜びと『星組ありがとう』でガチ泣きでした。今でも思い出すだけで泣く。
大好きな御贔屓様のえまさんと絡みも多く。
最後の階段降りはただただせつなかったです。
花組をわざわざ見に行くことがあるかわかりませんが、綺城さんは大好きなジェンヌさんなので応援し続けたいと思います。
アカン、やっぱり淋しい。いつでも星に帰ってきて欲しい。

それにしても礼さんの器の大きさよ。
理想の上司過ぎて。

次の本公演で、今年の星組は終わりですね。
そして大作『1789』
宝塚で小池先生作品を見ずにいられようか。
どうにかこうにかしてチケットを手に入れなければ…..


長々とありがとうございました。



いいなと思ったら応援しよう!