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箱根園水族館ビフォーアフター

※ブログ連動記事です。

箱根園水族館にいってきました。2020年12月5日。1年半ぶりに箱根園水族館にいってきました。
突然の発表だった2019年12月1日の淡水館閉館から1年。どんな様子になったのか知りたくて。
箱根の路面が凍結しちゃう前に行っとかないとね(笑)

はい、到着。ツタが綺麗に取り除かれちゃうとちょっと寂しく見えますね。

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入ります。
こちら(海水館だった方)は構造的には何も変わりないようですね。

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入退場口のすぐ横にコツメカワウソ展示場が新設されていました。ここ、前はなんだったっけ…?ただの壁だった…?覚えてない…。
昨年会った時は淡水館の特設展示場でまだ両親にべったりだったレイワ君とウメちゃん兄弟がいました。
広さはないけど色々遊べる仕掛けもあったりします。

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大水槽の魚ショー観覧席の奥にひっそりと両爬コーナーが。淡水館からの移動組ですかね。

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再びエントランス前に。
浅虫水族館かと思った!!(分かる人には分かる?伝われー!w)

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ちなみに以前の同じ場所。マングローブ水槽でした。海水⇒淡水への大幅チェンジです。

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中のフラミンゴシクリッドは淡水館の2番目に大きい水槽にいたのが移籍してきた感じでしょうか。こんなにたくさんいたとは思わなんだ…。殖えた…?

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エントランスからどーんと突き当たりの水槽はこんな感じになっていました。
こちらも海水から淡水に仰天チェンジ!

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あなたは淡水館にいたピラルクーさんですね?水槽の青みがピラルクーの美しい赤色を消しちゃっててそこは残念。

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レッドテールのたまり場(*´ω`*)コロソマやガーたちも一緒に淡水館から移動してきたようです。

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ちなみに前はこんな感じでサメ水槽になっていました。

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以前はピラルクーは淡水館の一番大きな旧バイカルアザラシ水槽にいましたね。

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ピラルクー・ガー・コロソマの他にもアロワナ(多分シルバーアロワナ)や他の魚の姿も見えましたが、水槽の上の方にずっといて詳細が確認できず。ノーザンバラムンディは一緒に入っていたのか不明。

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そして以前のサメ水槽にいたサメたちやオオセは今どこに…?

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そしてこちらはピラニア水槽にチェンジ。

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前はネコザメのお腹が観察できた水槽です。ここは昔から割と展示替えが多かった気がします。クラゲがいたりとか。

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ピラニアは淡水館にたくさんいましたね。

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そしてぺんぎーん!

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は、変わらなそうですね(*´ω`*)カワイイ

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一番奥のコーナー上部にマカロニペアが。

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キタイワトビ?と思った子もマカロニでした。飼育員さんがちょうど通ったのでお話を伺いました。数年前にキタイワトビペンギンは天国へ。今はマカロニ・キング・ジェンツーがこの水槽にいるとのこと。

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ジェンツーさんすいすいー。

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気になってたことも聞いたよ。淡水館にいたケープペンギンは今どうしてますか?って。
人間に慣れた3羽のみ残して、あとは四国水族館へ移動したとのこと。
残った3羽をキングたちと同じ表に出すことも考えたけど、人間慣れしている状態を保っていきたいのでバックで生活してもらいつつ、お散歩などで活躍してもらっているとのこと。

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(ケープペンギンの館内お散歩は大変盛り上がっておりました…)

さて進みます。以前は深海生物がいたこのコーナーの水槽ですが…。

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こちらも淡水にチェンジしてました。ニジマスとシロチョウザメが入ってました。

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シロチョウザメは淡水館の自動販売機コーナーの前のプールにいた子ですかね。
大きくて深い水槽に入れてもらってこれからガッツリ大きくなりそうですね(*´ω`*)

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どんどん進みます。サンゴ礁の生き物の水槽だったこちらは…

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今はアフリカンシクリッドが入ってます。キフォティラピアフロントーサの超ミニミニっ子がいたので繁殖してそう。

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以前のサンゴ礁水槽にいた魚たちはそのまま大水槽に移動してそうです。

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シクリッド達は淡水館からの移動組だと思われます。この水槽好きだったんだよな…。

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もうひとつのサンゴ礁水槽は今はオオクチバスとブルーギル水槽になっていました。
日本で最初にバスが放流された芦ノ湖っぽくて良いかと。

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ブラックバスって水槽で見るとカッコイイんですよね…。水槽で鑑賞するだけなら、ね。


さて、いよいよ外に出ます。
うお…。行った方の写真では見ていましたが実際に目にするとぐぐぐ…ってなりますね…
心の目で見るとまだ淡水館が浮かんできます…。

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古代杉の池はそのままのようですね。そして…おや…向こうにコツメカワウソの文字が見えるぞ…。

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倉庫の1室を加工したコツメカワウソの展示室。こちらにはフユとハナがいました。

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アザラシ広場までの道のりは未舗装で屋根もありません。雨女っぷりを発揮して雨模様だったのでカメラが濡れないように気にしながら歩きます。海水館を出たとこに黄色い貸し傘も置かれているので濡れたくない方は使うといいかも。

そして突然のガチョウ!人間に近づきたくてフェンス押しまくり!くっそカワイイ

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そんなこんなでアザラシ広場に到着!
ここでの注目は11月25日に加茂水族館からやってきたばかりのゴマフアザラシ's!

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生後8か月のまだ幼い2頭。吻タッチも安定してできていてお利口さん。
顔の整った加茂アザラシらしく、べっぴんさん。

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そして、これまでの先住アザラシであるバイカルアザラシのアッシュ!
ゴマフ'sが馴染むまで温泉アザラシのショーは休止中ですが、バイバイを披露してくれました。

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淡水棲のバイカルアザラシと海水棲のゴマフアザラシが同じ水槽にいる光景は、理解はしていても脳内が混乱しますねw

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心配していたバイカルとゴマフの体格差は8か月の幼獣を入れたことでクリアできています。アッシュの方が一回り大きい感じ。もちろんこれからゴマフ達の方が大きくなるんでしょうけど、それまでに慣れてくれれば大丈夫、ってことなのかな。
お互いに関わりあうことはなかったけど、スイスイ中にすれ違ってもお互い無反応っぽく見えました。認識はしているでしょうから、いつかアッシュとぼたん・ひまわりが絡んでる姿とか見れると楽しいかもですね。

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ってかさ。アッシュさん!なんか若返ったんじゃないですかー?(*´ω`*)

最後に大水槽も!
箱根園水族館は私個人的には彼らが主役だと思っていて。なんといってもファンサレベルが高い!(笑)
規模は小さいし、派手な演出もないけど、めちゃくちゃ映えるから!スマホでもめっちゃ綺麗に撮れるから!なんなら水槽前に子供立たせて魚と一緒に撮ってもノンフラッシュでどっちも綺麗に撮れるから!ショボイとか言っちゃダメです!

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初めて魚たちのショーも見たよ。こんなたくさんの魚がいるんだ!ってなるよ!(えっ?)

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大水槽で私が好きなのはイセゴイ。メッキ感がかっこいい!ギラギラ系のウロコの魚が最近好きなんですよね。

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こっちもギラギラ系。(Twitterでサバヒーですね、って教えてもらいました!かっこいいと思うけどイセゴイもターポンもサバヒーも見分け方が分かりません…)

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バエだぜ!

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館内にはクリスマスツリーもあったし、こんな素敵な水槽も。
(えっ?これクダゴンベの乗ってるプレゼントはどうなってるの?浮いてるの?えっ?ってなりましたが、よーーーーーく見ると下から糸が伸びていました。)

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クダゴンベさんかわゆかわゆー(*´ω`*)

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淡水館はなくなってしまいましたが、淡水館にいた魚たちも最大限に活かしつつ、海水館の雰囲気は変えることなく見事に融合されていました。規模は一気に小さくなった感じですが、逆に濃厚になったような雰囲気。

どういう戦略で規模縮小を決めたのかとか、淡水館跡地がどうなっていくのかとかは分からないけど、現場の飼育員さん達の「残った生き物を最大限しっかり展示してやる!」という強い思いみたいなものを感じました。

職員さんがグイグイ前に出てくることはないけど、話しかけるとめっちゃ嬉しそうに色々教えてくれる雰囲気も変わらず。箱根園のそういう雰囲気が好きです。変わらなくてよかった点です。
強いて言えば海水と淡水が同じ館内に混在するようになったので、この水槽は海水です、とかこっちは淡水です、とかの表示があるとよりいいんじゃないかなーっと思いました。大水槽は海水だけど隣の水槽は淡水って知ると驚く人もいるんじゃないかな?

かめきちさん的には大満足だったので、また変わらず来ると思いますっ!

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