ヴァンフォーレおもてなしライドに参加した大分サポが凄まじいおもてなしを受けた話
はじめましてこんにちは、先日の甲府戦で途中からの記憶が飛んで行ってしまったKです。
試合の事はいったん置いておいて…。甲府さんに素晴らしいおもてなしを受けたので自分用の日記兼、ぜひ次回以降もイベント企画してほしいなと思ったので感想Noteを書きます。
おそらく甲府サポにもコースが気になっていた方がいるのではないでしょうか?コース気になる方は目次の「出発!」以降をご覧ください。
ヴァンフォーレおもてなしライドとは?
告知は突然に…
ある日のX(Twitter)オススメに突如として現れた謎のお誘い。何か良くわからんけど大分に声かかったなら行くしかなくない!?て事で即座に申し込みました。
概要
公式HPになんかめっちゃかっこいい理念や目的が書いてあったので、思ったより大ごとかもしれない……というドキドキと、何回も追加申し込み募集してるけど大分人みんな関心なかったんか???て不安がない交ぜで押し寄せたりもしました。杞憂の極みです。
でもまあ謎のイベントほど楽しいものは無いよな!てテンション上がった結果、開催日前日はねむりの約束を破ってしまいました。
集合~練習
甲府の事務所は宝箱だった
当日は甲府さんの事務所集合だったのですが、「住所をG○○gle検索してしまうと別の建物が案内されちゃいますのでお気をつけて!」というありがたい言葉を失念していたので、迷いかけました。甲府ブルー(って表記でいいのかな?)とヴァン君フォーレちゃんが至るところにいて本当に良い。
試合日にも関わらず相手チームの事務所に行くのってそもそもありなんか?とドキドキしながら向かった会場が、甲府のユニと天皇杯とそのほかもろもろの歴史で囲まれていて非常に眩しかったです。(写真撮影はOKですよ~との事だったのでパシャパシャとったのですが、ネットは確認してなかったので伏せます。)
年ごとの試合結果と集合写真があったので、あの年がああで~こうで~甲府が~ウェズレイが~さんぺーさんが~小塚選手が~という感じで、大分サポと甲府スタッフとHONDAさんとで楽しく過ごしました。もはやなんか出発前に大満足したんやが!?!?みたいな勢いです。
HONDAさん!?
いやなんかずっと甲府のスタッフだと思って会話してた方がHONDAのなんかすごい人だったらしいです。
HONDAのサステナブルなスクーターで甲府と組んでツーリズムかつエコを体現!みたいな形でスライドで熱く語って頂きました。すごい。ガソリン原チャと比べて、静かで初速が早くなれるまでは難しいかもしれません。でも大丈夫!HONDAさんがいるから!!という熱いプレゼンすごい良かったです。
試合で記憶が混濁してしまったのでこの辺あいまいでバイク好きの方に何も伝えられなくて申し訳ない。いや意識はっきりしてても1/3も伝わらない伝えられない気がします。ただ、参加者のうち1名の大分サポさんがバイクめちゃめちゃ乗ってた!て事でHONDAさんたちと盛り上がってたので雰囲気すごい良かったです。私もわかんないけどおもろかったです。
スペシャルゲスト登場
突然HONDAさんの語りが止まった!?と思いきやスペシャルゲストの文字と共に、後光刺すレベルで眩しいオーラを背負った人物が登場しました。びっくりしすぎて大分サポ全員「!?!?!?!?!?」って宇宙猫みたいな顔になってて、私は本当に驚くと心臓って止まるんだなと感じました。
いやだって、大分サポがスクーターでぶんぶん走るイベントに、ハーフナーマイク(元)選手を使うなんてそんな、そんな贅沢な事ある!?!?!?
ちょうど空いてた私の隣の席に座って頂いたので、完全にカオナシと化してしまって本当に「ア…ア…アア…」みたいなキモオタになって挨拶した気がします。衝撃で忘れた。
練習開始
なんとHONDAさんから先月一般発売されたばかりのEVがずらっと並んでてテンションあがりました、マイクさん(と畏れ多くもイベント中に呼ばせていただいたので今後そう呼びます)仕様のタイプにはヴァンフォーレロゴが両側に貼られててめちゃかっこいいです。
スクーターの詳細はHONDAさんのページに詳しく書いてあるのでご興味のある方はぜひ…!!
ということでガソリン車と勝手が違うEV乗車前にレッスン!!!これはもう公式のTwitter見てください楽しかった。みどころはマイクさんです。
ガソリン原チャと違って、アクセル回した瞬間の初速がすごいらしくて、教習ではスタートを何度か練習しました。HONDAさん曰く、動画のようにスタートを練習するときに、ウィリーみたいな感じで乗りかかられた事が何度かあるくらいには勝手が違うそうです。
私も通学用に某Yメーカーさんの原チャを使っていた事があったので、スタートの違いにびびりました。EVなのに?EVだからか?ぎゅん!て出ていきそうな感じですごい楽しくて爽快です。
EVスクーターの乗り始めは、男性大分サポさんとマイクさんは練習の小回りが難しそうでした。それでも流石乗りこなしがお上手で、コンクリート上を何周かする頃には慣れまくってました。
甲府スタッフさんやHONDAさんに見守られながらEVバイク運転するだけで褒められる空間、幼児返りしたみたいで不思議な心地でした。夢の中だ。
出発!
市街地~武田神社
甲府駅の南側からスタート!
EV、静かにぎゅーって進む感じがしておどろきの乗り心地でした。原チャこんなんやっけ!?!?公道たのしい
4輪車のEVが音をあえて出せるのと同様にEVバイクも音は出るそうです。ただ今回は無音だったので、にゅーっと市街地を静かに進む隊列。歩行者の近くを通ることはなかったのですが、静かすぎるので住宅街とか走ったらビビらせてしまうかも?ってくらいでした。
でっかいマイクさんと大分のユニ着た3人と先頭&殿を務めるHONDAさん。謎すぎる組み合わせの6人ツーリング。
インカムでHONDAさんが道順を示してくれたり、「こちらが山梨大学~~甲府も練習場として使った事があります」(あやふやな記憶なので間違っていたらコメント修正お願いします)とかなんとかバスガイドさんみたいに観光案内をしてくれたり、なにこれこんなイベントに無料参加して本当に良かったん!?って感じで出発10分もせずに多幸感に包まれました。
神社に今日の安全と必勝を祈願して…
もちろん大分サポは大分の勝利に、マイクさんは甲府の勝利をお願いして、中立?なHONDAさんに「どちらも点をとって引き分けで終わりましょう」とにこやかな返しをされました。うん…このときの言葉が後半の終盤に耳に残りまくって「せめてHONDAさんの言霊どおり同点!せめて!せめて!!!」って祈りまくる事につながるわけですよね!!!
神社を出てすぐのところで、道行く小学生軍団にすごい熱烈な挨拶をされて、流石甲府の人は丁寧だ…!!!いやもしかしてワンチャン大分ユニに気づいてる可能性あるけ!?!?みたいななってHONDAさんと一緒にテンションあがりました。
そのあとは「地元の人間がおすすめする時短ルート」なる道をくねくねと進み…(言葉の通り本当に対向車とかいなかったです)
マイクさん試練の時間になりました。
心臓やぶりの坂!?(~みはらし広場)
おだやかな道を抜けるとそこは、山梨県道104号…!!!
昇仙峡に向かうくねくね九十九折!!!
傾斜が激しくなるにつれ、どんどん引き離されるマイクさん…。そうです、流石元プロでガタイがいいマイクさんが、EVスクーターのフルパワーを引き出す事はちょっと難しかった…!!!
インカムで悲痛な叫びが聞こえつつ、ほかのメンバーはスイスイと坂を上っていきます。これアレだ!スイカのヘルメットかぶってたまに充電させてもらう番組で出てくるデカいゲスト回のやつだ!!!ってテンションが上がるとともに、後ろに車が見えてきて、渋滞起こすやつこれ!!??っていろんな意味でドキドキでした。
HONDAさんは、「マイクさんの乗ってるの持って帰って調査したい!」っておっしゃってて違う意味で心臓バクバクしてそうでとてもよかった。
個人的な感覚としては、やはり急斜面を上ることに関してはガソリン車のほうが優位性あるのかな~って感じがしました。ぐっ!って回した時の加速の勢いがゆるやかな感じ。ただ、普通に使う想定としてEVバイクで昇仙峡とか昇る事は考えられてないはずなので市街地や普通の山道であればEVの方が乗り心地よくて便利かな~って感じです。というよりも、EVでもきちんと法定速度の30は急斜面だろうと出るので、何も問題ないですね?!?うん!!!
という感じでたどり着いた景色がこちら!
甲府の市街地が一望できて、遠くの山々まできれいに見える「みはらし台」
駐車スペースが限られているので、たまたま入れてラッキーでした!!
みんなでワイワイ写真撮影をしていると、隣の車から降りてきた甲府サポに挨拶をされて、HONDAさんも私たちも「第一甲府サポ発見!!!」みたいな興奮しました。お互いに勝ちましょう!って言ってさわやかな遭遇でした。ぜったい土曜夜に飲んだ酒うまかったやろなあの甲府サポ。
長潭橋付近で折り返して下山
みはらし台を出てからも坂は続くものの、千代田湖にたどりつくころには穏やかな道のりになりました。山道なので定期的に後ろからくる車を追い抜かすためにねきへ寄りつつ、森林浴とはこういうものか~~~!!!車と違って120%浴びてる感じする~~~!!!ってテンションだだ上がりです。
追い抜かせるためにウインカーつけて停めて…って中で間違えてクラクション鳴らして煽り野郎みたいな事になってしまった事をここで反省します。ごめんあのときの車…
それでもやっぱり道の両脇の景色は澄み渡っててきれいで、湖の近くの沿道にもヴァンフォーレののぼりが何本もたっていて、流石甲府…!!!数多のスポンサーを愛し愛されるクラブ!!!ってなりました。市街地から車をちょっと飛ばしたらこんな空間にこれるのもすごい。
既にみんな運転には慣れたので、インカムでの会話も風景だったり思い出だったりマイクさんの言葉だったり、なんかいろいろと6人で楽しく過ごしました。永遠って一瞬なんだねみたいな夏の日の言葉がこの年になってもまだ現実で来るんだこれ。
そして、昇仙峡にはいかず、長潭橋ちかくの駐車所で休憩をとったあと下山の流れになります。
市街地~スタジアムへ!!
下山した後いったん休憩をはさんで、あとはスタジアムへ向かうのみ!
なぜ休憩をはさんだのか…それは休憩開けに二段階右折があるから!!!
???
原チャ乗る人からしたら何故二段階がそんな…ラスボスみたいに???ってなったと思いますが、ほぼ皆さん車かバイク乗りなので二段階右折なるものが教習所ぶりで、公道で二段階右折を!?!?っていう感じの受け止められ方でした。
右折で左に行くのに右ウインカーを!?そうだっけ?!?!ざわ…ざわ…
ただ勿論ですが、普通ににゅるっと信号まちをし、何事もなく二段階右折が完了しました。大きな冒険でしたね!
マイクさん「試合よりも二段階右折の方が緊張した」
ラスボス二段階右折をクリアしたので、穏やかに荒川沿いを走りながらスタジアムへと凱旋します。いや本当の闘いはここからなんすがね!!!
旅の終わり
到着!JITリサイクルインクスタジアム!!
埋め込みXの2つ目の動画が到着時です!
12時30分に集合して17時頃スタジアム到着という事でしたが、実際よりももっと沢山の時間を皆さんと過ごしたような気がします。
出迎えてくださった甲府スタッフさんたちと数時間ぶりの再会が、なんだか既に懐かしく嬉しかったです。スタジアム前で撮影やインタビューをして解散しました。
そして試合へ…
1年ぶりの小瀬、にぎわうスタジアム、17時近くのちょっと赤みを帯びた光、エモじゃん!完!!
って終わるわけは無く!俺たちの戦いはこれからだ!
感想
ツーリング
むかし原チャに乗ってた頃、通学と近くへのお出かけくらいしか乗る事なかったから、原チャツーリング!って文字をネットで見るたびに友達とやりたいな~とか思ってました。ただ、やっぱり法定速度をまもろうとすると、複数人で原チャで動いたら邪魔なんじゃん?って思って踏み切れなかったです。
そこを今回、HONDAさん監督のもとで6人で甲府市内や山の方をぐるっと回りながら観光をする事ができて、非常に得難い経験でした。HONDAさんが前後をきっちり固めてくれるので、車の追い越しについても非常にスムーズに寄せては流してくれていました。
山道のカーブが連続する追い越し禁止箇所以外では、うしろの車を待たせることも殆どなかったかと思います。さすがHONDAさん、ありがとうHONDAさん。
おもてなしライド
バイクではなくスクーターで観光地を回るからこそ、普段バイクに乗らない人でも気軽に楽しめるという点で素晴らしいなと思います。
インカムで話ながら風景を楽しみ、風や香りをうけて進む。車のような快適さは無いけど五感をたくさん使えて、バイクほどハードル高くなく気軽に参加できる。いいとこどりじゃん!みたいな気分です。
ちなみになんで初回が大分だったのか?という事については、時期の調整の結果だそうです。あとはちょっと遠方だから自家用車で来るサポーターが比較的少ないのではないか?とのことでした。
皆さん気になっていたと思うコースについては、HONDAさんたちが甲府市内でスクーターを乗り回しまくって検討に検討を重ねたうえで決めたそうです。何百キロは走った、みたいなことをおっしゃってました。
当日も、神社滞在がちょっと長くなってコース変更をしたりと、イベント最中でもフレキシブルな対応をしていただけました。ちなみに日曜日後泊組の方々はスタジアムに向かわない分コースが違ったそうです。(二段階右折もない!)
また、進路については休憩時間のたびに、コースが書いてあるA4サイズの地図を出しては「ここはアンダーパス」「ここは二段階右折」など丁寧に事前レクチャーして頂きました。先生!って感じでたのしい研修旅だったのかもしれない。
HONDAさんも甲府スタッフもマイクさんも大分サポさん方も、みなさん本当に良い時間をつくりあげてくださって本当に本当にありがとうございました!
甲府さんACL頑張ってください!応援してます!
ACLは新国立でホームゲームを行う甲府さん
今回いろいろとお世話になったので、チケットに余裕がありそうなら観戦に行ってみようかと思います。