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240914 A徳島(3-1)

遠征の記録を自分の旅行メモ代わりにnoteで書こう!と思って放置し続けている事を思い出したので、これからさかのぼりながら書きます。試合日+クラブ地名でタイトル付けの予定。なぜならiPhoneが画像詰め込みすぎてカメラ撮影できなくなったので!ここに画像と記憶を残して写真の断捨離になればいいな!

後は、『旅行はお金がかかる』『一人旅はちょっと……』とか思ってる人に向けた「価格を抑えつつある程度楽しむ参考」になればいいです。とはいえマジで備忘録がわりなので、他人に配慮する気のない文章と構成で適当に書きたい、書く。


0日目:9/13(金)

羽田→徳島空港

平日でも定時ダッシュできれば休まずとも飛行機最終便移動ができてしまう、そう考えると本当に飛行場へのアクセス良いところって羨ましいなと永遠に思っています。

移動のお供といえば酒です。普段は夜行バスをメインで使っているので、ウイスキーをペットボトルに入れたものを持ち歩くことで酒代を抑えられるのですが、青い飛行機系列は市販品以外の容器に入った高度数酒類の持ち込みができません。なので健康的に自分家で入れた麦茶等をペットボトル持参します。そしてビールの誘惑に負けます。

徳島空港につくと徳島Vのポスターやスコアが飾ってあって、とても徳島に来たなと感じます。こういう風に、玄関口に地元チーム試合結果が飾られてあるの凄く良いしテンション上がりますよね。スコアだけでなくて順位表も省スペースながら分かりやすく掲示されてあって最高です。この形式全チームがホームタウン+αでやってほしい。観光客にも地元民にもサブリミナル狙っていこう。

徳島空港→徳島駅

料金:バス片道600円、往復1100円※
時間:約30分
※2024/10/1から価格改定だそうです(片道800・往復1,500)

どう考えても往復切符を買うべきなんですが、今回の徳島はザックリ行きたいところを決めているだけなので、徳島駅から移動するとは限らない……!予定は未定!てことで片道購入。結果として成功だった。
リムジンバスは到着便に合わせて時間を組んでくれているので、今回は手荷物を預けててもバス発車にはゆとりを持って間に合いました。昼間とかだと便が多いやろからまた違う可能性はあるかも?

夕飯:マクドナルド佐古大橋店の月見バーガー

私はマクドの月見が大好きで、発売日に必ず食べています。今年は「徳島の夜に食べよう!」と食べ控えて自炊していたので、既に発売日に自分が食べていたと仮定すると実質自炊なんですねこの月見。

駅から向かう道中の「ポッポ街」もすごい雰囲気良い通りで、時間が遅くなかったら吸い込まれてたと思います。

1日目:9/14(土)

朝食:喫茶店「S・K」のモーニング

夜行バス到着後や宿泊した朝の醍醐味、それは早朝から開いている喫茶店でモーニングを食べること!

本当は『6時台から開いてるお店でモーニングして、眉山から街並みを味わおう!』て形を理想としていたのですが、普通に寝坊したので山に行くこともなくのんびり食べました。
お店はカウンター+テーブルの横長で、落ち着いた雰囲気のなか頂くトーストはめっちゃ美味しかったです。柔らかい物腰のマスターが入れてくれるコーヒーは比較的スッキリと澄んだ味で、試合日の爽やかな朝にはピッタリだなと思いました。これは今日の試合勝った。
マスターはお店の事を「古い店だから……」と謙遜されていましたが、丁寧に磨かれた沢山の調度品や壁にかかるドリンクカードには愛情を感じました。その時間はたまたまお客さんが私ひとりだったので、凄い贅沢な空間を味わいました。

みかんもつけてくれて爽やかでした。

徳島市広域観光案内ステーション

泊まりで行くときには、やはり観光案内所の存在が大変助かります。クーポン付のパンフがある場合もあるし、案内所の方々がお手すきであれば詳しいオススメを聞くこともできるし、行くしかないです。
(ここは立地する店舗の営業時間に合わせて10時営業開始なので、日程上立ち寄れない場合もあるかもしれません。)
オープン直後でしたが既に旅行客の方が相談なさっていて、職員さんが大変丁寧な対応をされていました。耳に入る内容としては『いやそれは……なかなか難しそうだな!』て感じの問い合わせに対しても真摯に取り組まれていて、役所最高か~~~!?!?て既にあがったテンションが振り切れそうになりました。
そしてナイスなグッズと出会います。近年の旅先で買った「冷静になったら他の時に使わないし今は部屋で持て余してるけど、それでもあの時は買ってよかった!」部門ぶっちぎって1位とった最高グッズ

どこでも "THIS IS TOKUSHIMA!!!" ができる~~~!!!

何気ない街中の風景がすべて観光フォトスポットになりますね!
いいなこれいいな……!本当にクラブ公式にはチームロゴとかで作ってほしい。
いつぞやの🐢SNS風アクスタも最高にかわいかったのですが、どうしても透明部分越しの写真になるから中々撮影が難しくて使いあぐねています。
飾って良し!持ち運んでヨシ!なこれ、本当に各地でパクリまくってほしい。旅先で観たら買ってしまうグッズNo.1だよもう。

徳島県立阿波十郎兵衛屋敷

【バス】徳島駅前→十郎兵衛屋敷(34川内循環線)
※徳島市近辺を中心とした観光旅行の場合は、9/15(日)の欄に詳細を書いてある「バス一日乗車券」を使った方が便利かつお得です。土曜日の私は多くとも2回しかバスに乗る予定がなかったので、通常金額で乗りました。

そして十郎兵衛屋敷!
入場料:410円

浄瑠璃で使う人形や道具などが展示された資料館を見る事ができます。
また、毎日の定期公演を行っているため、生の人形浄瑠璃を間近で見る事ができます。素晴らしい……。恥ずかしながら徳島で人形浄瑠璃が盛んなことも、徳島駅近くにそういった場所があることも全く存じ上げなかったので、飛行機移動中にGoogleマップで知って驚きました。入場料410円で資料館に加えて浄瑠璃まで観れるなんて破格──!(しかも公演の撮影も自由でした)

阿波人形浄瑠璃は、義太夫節の浄瑠璃と太棹の三味線、3人遣いの人形の三者によって演じられる人形芝居で、徳島が全国に誇る伝統芸能として現在まで受け継がれています。

  徳島県立阿波十郎兵衛屋敷 ( https://joruri.info/jurobe/about.html )
舞台の右側には浄瑠璃・三味線の太夫さんたちがいます

定期公演の演目は『傾城阿波の鳴門 順礼歌の段』という共通のものを、徳島各地の人形座の方々が交代で担当しているそうです。※生演奏は休日のみのようです。
職員さん?の人形浄瑠璃についての語りと、紹介VTRがあったうえで人形浄瑠璃が始まるので、私のように「何も知らん!」て人も気軽に観ることができます。

私が見た回は、神山の座の方々担当でした。
神山……あの、まるごと高専があるところ!!!伝統を受け継ぐ人形浄瑠璃のある土地に、各方面にアンテナを張りまくる元気な高専が存在する意味、きっと感受性豊かな若い学生の方が色々と感じ取って、文化と伝統を更に未来へ発展させていく可能性があるんだなと勝手に思って勝手にうれしくなりました。う~ん外野。
note書くにあたって今いろいろとWEBでみると、他の高校で「人形浄瑠璃部」があるとこもあって、文化の違いをひしひしと感じました。

ともかく、「とざい とーざい!」の口上で始まる流れに脳みそ一瞬で沸いたし、三味線の音もきれいで、間近で聞く浄瑠璃は体に響く感じで、人形出てくる前からメーター振り切れた! 満を持して登場した人形の、指先の動かし方とかに完全に魂が入ってるように思えて本当に美しかった!関節どれくらいあるんだろう、招くというか縋るというか手の動きが本物以上に本物だった。
浄瑠璃は日本人でも聞き取りにくい部分がある、という点をモニター字幕で押し切っててよかった。英語も載せられるからとってもグローバル!いやほんと字幕を上に出して人形浄瑠璃みせるってアイデアが良すぎる。

……これは普段文化的資本に触れる機会の少ない私だからオー!ってなってるだけでごく一般的な事だったらすみません。

いや今思いかえしても、ふらっと立ち寄ってみた人形浄瑠璃がすごく特別な印象を与えてくれて、いつか是非とも農村舞台に行ってみたいし、襖からくりを生で見てみたい。

襖からくりで使われていた襖が講演会場においてあったのですが、長年たっても色あせないような鮮やかなものでした。煌びやかな襖たちが山中の舞台で切り替わる姿、どう考えても"祭"とか"ハレ"の至上といった感じがします。
なんか今敏監督映画とかそのあたりのアニメ映像で襖からくりがモチーフとして使われてたとかないですかね? 無い記憶があったかのように勝手に脳内生成される。

そして講演後には人形を間近で見たり写真撮影等もできます。何から何まで手厚すぎる……。家族連れの皆様が撮影を終えた後、折角なので私も🐢を撮影しようとしたのですが、「ユニを着て来てるからこそ、サッカーファンが観光地ではしゃいでる姿を見せておいた方がいいのでは!?」という打算で、『🐢のぬい撮りをする人』から『記念写真をとってるサッカー観光客』になりました。

🐢に添えられたお人形さんの手の柔らかさを見てください!すごい

そして公演後に資料館やお庭を散策して次へ移動します。
資料館では職員の方が適宜説明をして下さり、展示物の受け取り方が更に広がる形でありがたかったです。満足度300%の一時間でした。

どこでも撮影スポットを早速使う
(左)阿波人形浄瑠璃で使われる人形 (右)一般的な文楽の人形
農村舞台で映えるように大き目なつくりとのこと
生き生きとした人形の表情がどれも素晴らしかった
公演と資料館をみるなら1.5時間くらいを想定すると良いかも?

焼きたてパン たかはし

屋敷前を通るバスの時間が微妙なタイミングだったので、30分くらい歩いて別路線のバス道まで移動。暑い。
ずっと曇りだった空が晴れて、途中立ち寄った神社の鳥居を照らした時はすごく光を感じた。そのあとの田んぼ道あるいてたら遠くの空が真っ黒というか雨ふってるのが見えて、空のこの落差が夏だーーー!って9月なのに夏休みを感じまくって情緒転がってよかった。

十郎兵衛屋敷ちかく、赤鳥居が印象的な金刀比羅神社
どこでもフォトスポット良すぎる
田んぼを過ぎて突然出てきた謎の水場、ワンちゃん散歩とかウォーキングとかの休憩によさそう

バスまで微妙に時間があるし、小腹もすいたしコンビニ補充するか~と思っていたら評判のよさそうなパン屋があったので、おすすめされていたメロンパンを買いました。

店内には多くのお客さんがいた

バス待ちの間、国道を眺めながら食べるパンはまた違うおいしさがありますね。(食べきれなかったパンが次の朝食になった)

鳴門駅の足湯『ふろいで~』

【バス】鈴江→鳴門駅前(17鳴門線)
ついたぞ鳴門駅!ておもったら、バス降りた瞬間に足湯が見えて足湯!?ってテンション上がって飛び込んだ。鳴門駅……初めてじゃないハズなのに以前の記憶が霞んでいて新鮮に楽しい。

これは駅側から見た足湯(バス待合室)の姿
本を置いてあるなんて、いつまでもいていいですよの有難いメッセージ

徳島Vのユニとかのぼりとか沢山おいてあって、流石!となりました。
(note書くにあたって調べてたら、試合日限定仕様だったそうです。でもそれはそれで「今日試合か~!」って分かりやすくて非常にいいな~と思います。)

徳島ヴォルティスホームゲームの開催日には、ヴォルティス仕様の暖簾や幟を揚げるほか、足湯内をヴォルティスカラーのLEDでライトアップします。 試合開始前や終了後にぜひお立ち寄りください。

https://www.city.naruto.tokushima.jp/promotion/osusume_spot

鳴門駅前 観光案内所

日中ぶらつく旅行にマストの観光案内所、鳴門駅前といいつつ鳴門駅と一体化したところにあります。わかりやすくて素晴らしい。
折角だし今回はうずしお見たいな~と思ってて、ネット情報だと船がたくさんあって決めきれなかったので、こんな時こそ案内所サマサマです。
潮の時間ドンピシャを狙うつもりだったけど、前後でもそれなりに見えることと、お舟のおすすめと、スダチ(!?)を頂きました。「試合でも貰えると思うけど……」っておっしゃったので、「いやすだちはなんぼあってもいいですからね!!!」でありがたく貰った。

あそこ食堂

待ち合わせの時間まで少しあったのと、なんだかんだメロンパン半分しか今日食べてなくて腹が減ったので、とりあえず鳴ちゅるうどんを食べました。
注文・即・食!  速い安いうますぎる。価格崩壊、コスパ圧勝、最高。午後の中断とかを挟まずに昼から夜まで空いてるおうどん屋さん良すぎる。次の予定があったのでうどんだけに留めたんですが、総菜が並んであってビールとかも置いてて、サクっと鳴ちゅる食べるんじゃなくて昼飲みを最高な環境で出来そうな最高な店だな~って思いました。残留して来年鳴門後泊してゆっくり楽しみたい!!

エンドレスで食べれそうな旨さ、〆にこれ食べれる鳴門の人最高じゃんね

徳島の皆さんと合流

ということでそのあとは別のお店で、以前の徳島戦で知り合ってから良くして頂いている徳島サポの方々と試合前にお会いしました。皆さんお元気そうで何よりでした! 新しく紹介して頂いたお店も、以前お世話になったお店も、最高最高最高でした!

ポカスタ

徳島サポの皆さんとはスタジアム着と同時に解散したので、とりあえずかぼたんだけ会いに行って着席しました。かぼたん……立体と会ったことが記憶にないから、もしかしてまさかの初対面が徳島……、なんかこう県内のマスコット勢の中ではそれなりの古株(のはず?)なので、ちょっと嬉しい。すだちくんはいたるところで見るからかぼたんももっと押してこ?

並んでる姿かわいすぎるから、なんか関東でニコイチ営業(ビジネス不仲な煽り営業)してほしい

明治安田さんのブース、野菜とか血管とかの測定を出しているときはいつもお世話になっています。健康診断+αで管理できる感じでいいよね。あすけんを取り入れてから野菜の量が改善しつつあるので、今後もチェックのために色んなチームの試合で出展して頂けると嬉しいです。

わっちゃん……健やかでいてください

試合

試合は……立て続けで記憶があいまいで、「あ……例のかぬま選手だ……」て途中で思ったのを覚えてるくらいですね、徳島サポさんが話してたな……ってなんか走馬灯みたいに絶望の中をよぎったから。

これもまた、うん、うーん。高橋選手の得点があったことが何より。

応援、いつもゴール裏中心地の1ブロック横くらいで応援しているのですが、周囲の人も私も何点取られた後でも変わらずというかもっと盛大に声を枯らしていて、なんだろう、何だろうね応援って。
声を出しても何をしても選手のプレーに変わりはないけど、何かその雰囲気がひとかけらの後押しになればと思って足と喉を潰しながら叫ぶけどそれが何の影響かといえば何もないんだよね。でも叫ばずにはいられないし何かがあって点が決まって勝って選手と皆が喜んでくれたらそれでいい。最終的なところを言えば何部だろうとクラブが存続してくれればそれでいいんだけど、クラブ存続のためにはお金がいるし、お金のためには多くのひとの注目を集めて来てもらう必要があるし、客と選手を繋ぎとめるためにも上のカテゴリに居続けなきゃなんないんだよね。うーん、健やかであってほしいけど、そのためには勝ってほしくて、でも上手くはいかなくて勝ってほしくて、サポーターは見ているだけで身勝手な気持ちを抱えて本当に申し訳なくなる。特に私は応援にもフリーライドして遠征もお金と時間に余裕があれば行く程度で、シーパス買ってもほぼ無意味……みたいなカスサポの身分としては、いつも感情を揺さぶって頂いてありがとうございますで終わるのかもしれない。

「XXXX!!!!」みたいな気持ちではしゃぎすぎたからか、普通に試合終了前にしんでしまったので、熱中症か何かわかんないけどすごすごと退散しました。周囲の方々にはよろけてご迷惑をおかけしましたことをここで謝罪と感謝します。ありがとうございました。

鳴門駅、前回は直帰だったから臨時便が出ているとは知らず、早々と着席できて発車するのすごい助かりました。そしてドラモリ様、九州だけかと思ったら四国にも出店してたんですね、ありがとうございます。今調べたら、西日本+宮城とかいう謎の出店してて、???なぜ宮城???思ったらなんか色々おもしろそうでおもろだった。飛び地的に買収しとるのすごいね。コロナ禍に手を伸ばせるのほんとすごい。九州にいたときは馴染みなかったけど、なんやかや後になってドラモリ様の御威光を感じている。

2日目:9/15(日)

試合の翌日は朝イチからバス乗り放題で散策しよ!という予定は崩れ去って昼から動きました。

バス一日乗車券(大人1000円)

半日だと回収できるか怪しいのですが、とりあえず元は取れる計算だったので予定どおりバスのフリーパスを買って移動します。
基本的に、県庁所在地や観光地は公共交通機関のフリー切符取り扱いしているところが多いです。うまく活用できると旅の満足度がブチ上がるので元が取れそうなときは絶対に買った方がいいです。

徳島は徳島バス+徳島市バスの一般路線で使用可能な乗車券があります。
どこでも買えるスマホ版もあるのですが、充電切れる可能性があったので紙版を購入しました。※観光案内所では販売していません。

削るタイプの乗車券はワクワク感つよくて良い

バスは地下鉄や電車と違って時間が読みにくいので、私はバス単独のフリー切符はあまり積極的に使いません。
ただ、徳島の凄いところはこのフリー切符が「徳島バス+徳島市バスの一般路線」で使える所なんですよね!市内フリーじゃなくてなんと近隣まで動く徳島バス(株)の区間で使える!!上に張ったURLに路線図とかあるのですが、徳島市に加えて阿南・鳴門・阿波とかの周辺行きに使えてしまう!すごい!

まあ既に昼を回っていたので、今回は最低限の使用で終わったんですが……。

徳島駅→徳島空港

フリーパスがあるなら、徳島空港に立ち寄って鳴門の観光地に行く!という事も出来てしまいます。数十分の待ち時間があるので、このタイミングで徳島土産を買い、荷物と一緒にコインロッカーへぶち込みます。これで帰る直前に土産買う必要がなくなる+荷物を手軽にできるという良い流れですね。ついでにコンビニで昼ご飯補充ができます。

大塚美術館

空港から大塚美術館も結構便が出ていて便利でした。
鳴門の観光地ゾーンに入ったら渋滞すごくて笑った。これ自家用車とかレンタカーで午後に鳴門いこう!って人はやめておいた方がいいかも?やっぱ朝一からの方が駐車場含めて楽そう。

ということで大塚美術館!
到着の前から、周囲の大塚製薬様のもろもろがすごくて、いや~~~流石、企業城下町……という気分でいっぱいになりました。
老害ぽくてTwitterではあんま言わないけど、学生のサポさんもしこれ見てたら、夢とか明確じゃない人はとりあえず推しクラブの胸スポンサー就職を目指しときゃいいんじゃないっすかね、という思いを強めた。(そこに入れというんじゃなくて、そのレベルを選択肢にできるくらいになれたらいいよね、みたいな話です。) 仮だとしても目標の有無は行動に影響するしね。

入り口の長いエスカレーターで凄いテンションがあがって、なんかジェットコースターの導入だな~と思った直後、出迎えるようにシスティーナ・ホールが出てきて広がり方が本当に良かったです。
バチカンの本物はきっと私語も撮影もNGで静謐な世界が広がっているかと思うのですが、大塚のホールはエントランスアトラクションよろしく、ガイドの人の語りと大勢の人がわいわいと広い空間を眺めていて、礼拝堂の形をした美を掲示しているという雰囲気でとてもよかったです。はしばしに色んな展示も添えられていて、なんかこれこの部屋みただけでもはや元を取ったのでは?というすさまじい満足度でした。

本物じゃなくてもこれだけ圧倒的だったら最早ほんものだよね

そのほかにも色々と展示形態に気を使っているなと感じるところがたくさんあって、とにかく最初のフロアで超楽しめました。
「有名な絵画が」「撮影禁止とかの制限なしに」「間近で」楽しめる、という点が大塚美術館の最大の魅力かなと思います。本物じゃなくても、限りなく本物のような作品がところ狭しと並んでいて、本当にどこを歩いていても圧倒的で最高しか言いようがないです。

陶板名画は展示環境に制約がない。照明で明るく照らしたり、日射にさらされたりしても傷むことがないのだ。そのメリットを最大限に活かしているのが、印象派の巨匠・モネの『大睡蓮(だいすいれん)』だ。これは屋外にある円形の壁面にパノラマのように展示されている。原画はフランスのオランジュリー美術館の室内に飾られているが、生前のモネは『この作品は自然光のもとで見てほしい』と願っていた。「日差しがあたると、描かれた池の水面がきらめくようにも見えます。これこそがモネが理想とした世界なのだと確信しました」と山側さん。例年、夏には作品を取り囲む池に本物の睡蓮が咲き誇り、アートの花と本物の花の競演を堪能できる。

四国電力 大塚美術館探訪( https://www.yonden.co.jp/cnt_landl/2305/special.html )

本当に、有名な絵画を海外に見に行っても観光客の多さやガラスの厚さ、頑丈な保管なのは当たり前だからこそ、気軽に超有名絵画を近くで一気に観れるっていうこの美術館は「ほんもの」じゃないけど美術の熱を間近で感じられる凄い場所だと思う。これを見て、いつか本物を見に行きたいと思えたらいいし、逆にもう海外には行けないなと感じる年齢になったときには、ここを見て海外の気分を感じられたらいいと思った。

ほんもの張りに賑わうモナリザ

個人的には、カラヴァッジオが単独スペース持ってたことにブチ上がりました。なぜか人が少なかったのでぼけーっと眺められたのもよかったです。
原寸大かつ筆致を寄せた陶板絵画最高か?

「闇を照らす光」というコーナータイトルでした
モネの大睡蓮まわりは良い感じの休憩コーナーでした
企画展にはこんな感じのコメントもあり、絵画が身近な感じがするとても良い展示でした

とにかく広くて皆疲れるのか、奥に行くにつれて人が少なくなっていって、1Fや2Fの現代コーナーでは結構貸し切り感もあって贅沢でした。広い廊下の多くの場所に椅子を設置してあるので、イオンの昼下がりばりに色んな人が座ってるのも観光地的でよかったです。
とにかく美術の教科書で観たことのある絵たちがところ狭しと飾られているので、普段美術館を見に行かないな~って人も100倍楽しめる感じがしました。

歴史/国語/美術/他……で「見たことある~!」って感情が押し寄せてくる

うずしお

ということでボチボチ潮がいい感じになりそうだったので、近くでうずしお観光船が出るところに向かいます。

大塚美術館からも近い!徒歩ですぐ!のうずしお汽船さんを使いました。
WEBサイトに潮や運行状況が書いてあるので、こちらを見ておけば間違いないですね。

希望する時間帯のチケットを買ってあとは出航を待つだけ……なのですが、私の失敗例としては、案内されるのか何なのかどこに行けばいいのか分からなかったので待合室で時間を潰してたら、集合時間時点では既に多くの人が港で待ち構えていた!という事です……。チケット買って次の便になったら勝手に港に向かった方がいいですね。後述します。

この船着き場に既にたくさんの人がいました

鳴門でうずしおを見れる船の中でも一番小型の船に乗ったので、先に並んでいる人の方が端っこにいけます。ということは臨場感が強いんですよね。船の後方ではなく、左右どちらかを席取りすることをおすすめします。横で観れるので。

船の後方でもこれくらいは海を間近に感じます

小型船なので、ハチャメチャ揺れます。ただこれは貧弱な私が基準なのでなんともいえませんが、出航直後に悲鳴が響いたり途中でマダムが飛んできたりと中々オモロ体験だったので、船酔いする人は大きい船にしておいた方がよさそうです。

渦潮……?

橋の近くでしばらく止まってくれるという大サービスを頂きます。止まっているはずなのに船がぐらぐらしていて叫ぶ女性の声と相まって凄い楽しいです。そして、左右のはしっこにいる方々が「うずしおできた?」「出た出た!」といった形で騒いでいるのを耳にしながら揺れる船でゆらゆら体幹チャレンジみたいな感じでした。
うずしお、ずっとできているのかと勝手に思っていたのですが、あれって波?潮?のぶつかり合いだからこそ、どこで・いつ発生するか分からないやつなんですね。どこかで渦を巻き始めたら誰かが声をあげて皆が注目する感じ、船の中の他人同士が謎の一体感を得たようで面白かったです。

という感じで橋付近をたゆたった後に帰港しました。
ここ最近のった船のなかで一番おもしろかった……!!!

多分純粋にうずを巻くうずしおを見たいなら、少し大きな船で上から見た方が確実かつばっちりかと思うのですが、「うずしお最前線」の言葉どおり小型船でゆられながら間近に迫るのもとても面白かったです。船酔いとか大丈夫なかたならぜひ間近で!!!

うずしお汽船のりばから少し歩くと、良い感じの展望台がありました
淡路島~~~!!!

徳島空港

そういえばメロンパンの欠片を朝かじった以外に何も食べていなかったので、空港のセブンで適当に食べました。徳島空港にはまさかのフリースペースが設置してあって、観光パンフレットや謎のラインナップのマンガとか、諸々が置いてある中で飲食自由な最高スペースでした。
いやこれ、私はケチって隣のセブンで買い物したけど、2階のお土産コーナーで地元のアテ買ってここで飲んだら最高なのでは???徳島空港凄い。

数人の方が利用していました。(写真に写らないスペースの左側に多くの席がありました)

終わり

ということで今回は初めて往復飛行機でゆっくりした徳島でした。やっぱりゆとりがあるといいですね。そして四国の吸引力はすごい。色々と旅行・観光目的で行きたいところが尽きない魅力の地だと思います。飛行機・やこば・レンタカー・サンライズ……いろんな手段で行けて楽しめる土地四国、なんとか来年も良い感じのタイミングでいけますように!!!

(去年はサンライズである意味優雅な旅でしたが、観戦含めるとバタバタでした)

次回は、観戦後にそのまま鳴門へ泊まれるように鳴門で宿を押さえて、歓喜の酒におぼれたいですね!!!という事で私は今年・今後の徳島V様の試合をひっそり全力で応援しています……!!!

残り試合、H藤枝・A群馬・H鹿児島・A栃木……というラインナップ!最終戦頑張れ徳島!!!


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