ゴカム展 in 函館
7月に函館の丸井今井でゴカム展が始まった。
最近、函館から引っ越すことが決まったのでそれ以前に見ることができてよかった。(そしてなぜか何も知らない母が同伴)
Twitter(現X)で色々呟きたかったけど、そこに載せるのがなんとなく怖かったので、noteで発散する。
↓以下、展示物をかいつまんで添付
血に塗れて、脳みそ欠けようが、胸に日本刀ブッ刺されようが立ち上がる姿が本当にかっこいい。“強い”以上に“生命力が凄まじい”と言ったほうが正しい気がする。死んでも生き返りそう。
これはまずいのでは・・・からの、決め台詞+怒り毛でアツい勝ち確演出はマジで滾る。辺見の気持ちはわからんでもない。
個人的に好きなシーンは「その子を盾に使うな」のやつ。漫画でもアニメでもギャップがなくて良かった。アシリパさんに危険が及ぶとすぐガルガルする杉元が尊い。子熊がいれば母熊がいるのと似てる。
金カムがアニメ化して初めて見た時、杉元の声が杉元すぎて衝撃を受けた記憶がある。おかげで小林親弘さんの名前を他作品で見かけると少し嬉しくなる。
初登場時は物知りで凛々しいヒロインかと思いきや、わりと序盤でオソマ大好き変顔娘に化けた。でも蛇に対するリアクションだったり、稀にひっそりと頬を赤らめたり年相応な姿があるとほっこりする。
アシリパさんはアチャや身内以外に純粋な子供らしい姿を見せられる存在がいたんだろうかと心配に・・・ならないな。アシリパさんだし。
冷静に考えて自分と違う民族の成人男性2人従えてる時点で只者じゃない。
女性の手仕事に興味がなかったり、そもそもが男前なところがあって、アチャ譲りのカリスマ性も持ってるんだろうな。
選択肢が違っていれば綺麗なソフィアになってたかもしれない。
コミカル描写が多いせいで、金カムをよく知らない人に対してはかっこよさが伝わりにくい白石。推し。実はかっこいいんですよ・・・。
軟派で飄々として、少し薄情な感じはあれど、基本的に根の部分は良い人。
金カムはどのキャラも濃ゆくて人間離れした強さだったり、精神面が特殊だったりする中、かなり良心的なキャラだと思う。
白石も一般人かと言われると、流石にそうだとは言えないものの、殺されるのが怖いだとかそういうところはまだまとも。
作中では狩りができない、ドジを踏む、博打でスるなどが重なって役立たず扱いされるけど、あのような過酷で殺伐とした旅の中で、何が1番キツいかってダントツで精神だと思う。
その部分を何でもないようにフォローできる白石はかなりかっこいい。
そして杉元、アシリパさんとのトリオの中で、さりげなくお兄さんをしているのが尊いのだ。もし白石がいなかったら、杉元とアシリパさんにすれ違いが生じたりして、目的が達成できなかったかもしれないのだから。
中尉じゃなくて土方陣営に身を置いていれば違った未来があったんだろうな・・・と思わずにはいられない。
正直なところ、尾形は自分で立てた説を証明したかったけど失敗した。というざっくりな感じでしかわからなかった。尾形の考える愛がどういうもので、他の師団キャラと比べて何がちがうのかとか、筆者はアホだから難しいことはよくワカナナイ。
人間の心の問題だから、そういうものは理屈なんて考えたところでキリがないと個人的には思う。(まぁだからといって、理屈なしに温かい感情を向けられるのも気味が悪いけど。)
一つ共感できたことはある。自分が立てた説に対して、自分でそうじゃないのではと気づくあのシーン。今さら受け入れて変われるほど柔らかくいられない、どうしようもなさ。
説を証明するために色々やってきた自分自身を、「やっぱ違ったわ」って突き放すことができなかったのではないだろうか。
登場時こそ中尉の狂信者だったものの、スゴ〜〜〜〜〜イ!!と目ん玉ひん剥いて以降は輝きが増して、あっという間に光の貴公子に。
鯉が竜になる伝説のとおり、メキメキと成長する姿も魅力。推し。
エノノカとのコンビも和む。
キロランケ戦で爆弾を切り飛ばすシーンと、土方との今昔剣士戦で刀が折れてもゴリ押しで勝利するシーンは本当にかっこいい。剣士として戦うシーンをもう少し見たかったなぁ。
手がかかる子ほどかわいい理論で、上官として「完璧」ではないかもしれないが、そのほうが親しみを持たれて人はついてきやすいんだろうなと思う。
谷垣夫妻を逃したり、アシリパと再会した杉元を躊躇して捕まえられなかったり情け深いところもあるし。
中尉のようにカラクリがバレてしまうと回復が難しくなるから、やはりある程度弱い部分を見せるのも大事なんだなと感じた。
函館のゴカム展は9/10(日)が最終日。
まだまだ日数はあると思っているうちに、あっという間に時は来る。
これからの人は是非
ここまでありがとうございました。
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