映画「OPPENHEIMER(オッペンハイマー)」
おはようございます。
九州で代書屋をしています、
一般ピープルの、かめいです。
19時からの、NHKニュースを見てたら、まもなく、ニューヨークの国連本部で、核兵器禁止条約の第2回の締約国会議が始まると、紹介してました。
その流れで、世界で初めて、原爆の実験が行われた、「トリニティ実験場」のことを紹介していました。
ニュースでは、
「最近、作成された原爆の開発者の映画の影響で、このトリニティ実験場が、多くの観光客であふれています」
と紹介していました。本当に多くの観光客が、このトリニティ実験場に来ているようで、長い車の列ができていました。
この中で「最近、作成された原爆の開発者の映画の影響で」という所が気になり、そんな映画、最近、上映されてたっけ?と思ったので、
「原爆 開発者 映画」と検索してみると、
今年の夏に、アメリカで「OPPENHEIMER」という映画が公開され、大ヒットしているとのことでした。
そー言えば、夏ごろに、この映画の宣伝写真と、同時期に公開されていた、バービーという映画を合成した写真が出回り、そのことで映画の配給会社がお詫びをしていたニュースを思いだしました。
あの映画が、原爆を開発した人を主人公にした、映画だったのかとわかりました。アメリカの原爆開発は、マンハッタン計画というものから始まり、その中心人物が、ロバート・オッペンハイマーという人でした。ですので、この人が、「原爆の父」と言われているそうです。
そして、この人を主人公にした映画が、「OPPENHEIMER」になります。
世界各国で、大ヒットになっているようですが、私は、NHKにニュースを見て、調べるまでこの映画を知りませんでした。
大ヒットしているなら、勉強の意味もあるし、一度、見ておこうと、日本で上映している映画館を検索したのですが、まったく、出てきません。
アメリカで公開された映画は、遅れて日本で公開されることもあるので、
それなら、いつ頃、日本で公開されるのかを探しても、日本での公開の予定の情報が、まったく、出てきません。日本側の配給先の情報もありません。
つまり、今のところ、この映画は、日本での公開予定が、決まっていないということがわかりました。
なぜ、日本でまだ、公開されていないのか、考えられる理由は二つです。
1つは、単に、日本で公開するまでの手続きに時間がかかっているだけで、
今は、その手続き中のため、まだ公開されていないということ。
もう一つは、日本では、公開できないという理由があるということです。
最初の理由は、手続きの問題なので、時間がたてば公開するでしょうが、
世界中で、この映画が公開されている実情を考えると、日本だけ、公開までに時間がかかるというのは、おかしいので、この理由ではないと、私は思います。
もう一つの理由、日本では、公開できないからというのが、本当の理由だと思います。
まず、海外の映画を日本で配給するには、日本の映画配給会社が、映画を日本で配給するという契約をして、日本で映画を上映します。
つまり、日本で、映画「OPPENHEIMER」を上映するには、
映画「OPPENHEIMER」を、日本で配給する、日本の映画配給会社が必要です。
しかし、今の日本では、この映画配給会社が決まっていません。
なぜか、この映画が日本で上映されると、日本の原爆に対する国民感情の面から、配給した映画配給会社が、いろいろな事で、取り上げられる可能性があるからです。
ご存知のとおり、日本は世界で唯一の被爆国です。日本人の多くは、小学校の時から、「原爆」というものの恐ろしさを、少なからず、教えられてきます。ですの「原爆」というものが、どれだけの被害をもたらし、どれほど怖いものなのかということを、知っています。
この「原爆」について、特別な感情を持っているであろう国民が大多数の日本で、原爆を開発した人の映画を公開すれば、おそらく、多くのニュースでとりあげられることになると思います。
当然、映画を配給した、日本の映画配給会社も、今回、この「
OPPENHEIMER」を扱うことにした経緯などを、聞かれると思います。
普通の映画であれば、淡々とその理由を話せばいいだけですが、この映画は、
「日本の広島と長崎に落とされた、原爆を作った人」の映画です。
なので、日本の映画配給会社もあえて、火中の栗を拾うようなことはやめて、積極的には、配給しようとは、考えていないのかもしれません。
私としては、なぜ、原爆というものが開発されたのか、また、その開発の過程は、どのようなものだったのかは、勉強のためには知っておきたいと考えていますので、いつか、日本でも公開された時には、見に行きたいと思います。映画の公開がされなかった時は、ネットでの配信を待ちたいと思いますが、ネットでの配信も、日本では、ないかもしれませんが。
最後に、日本では公開されていませんので、日本の配給会社の映画のサイトはありません。
ですので、アメリカのサイトを最後にはっておきます。
それでは。
アメリカのオフィシャルサイト
↓
https://www.oppenheimermovie.com/
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