甲子園は難しいと、耐久高校
おはようございます。
九州で代書屋をしています、
一般ピープルの、かめいです。
実家の弟から
「兄貴の母校の、耐久(たいきゅう)高校の野球部が、
秋の近畿大会で、ベスト４に残った、これで来春の選抜甲子園の
出場がほぼ確実だよ」
との連絡がありました。
「まじで！」と思いました。
私の母校は、和歌山県にある「耐久(たいきゅう)高校」といいます。
鈴鹿８時間耐久レースと同じ漢字の、耐久高校です。
実は、母校の耐久(たいきゅう)高校の創立は、嘉永5年の1852年と、むっちゃ古いです。ペリーが日本に来たのが、1853年ですから、その前年に、学校が創立されています。
今は、2023年ですから、2023－1852は、171なので、学校が創立されて、171年目です。なのに、今まで、一度も、甲子園に出場したことがありません。春夏の甲子園をとうしてです。
これが、とうとう、来春の選抜甲子園に出場できるかもしれないとなっています。
春の選抜甲子園は、各エリアの秋の大会で、いい成績の高校が「選抜」されて、甲子園に出場できます。
近畿地方では、秋の野球の近畿大会が開かれます。
この近畿大会に出場するには、各県で行われる、近畿大会の予選で、優勝か準優勝すれば、出場できます。
春の選抜甲子園は、近畿エリアは、６校選ばれることになっていますので、
ベスト４まで残れば、原則、選抜の出場校として、選出されるという仕組みになっています。
で、私の母校の耐久(たいきゅう)高校が、秋の近畿大会で、ベスト４に残ったとのことですので、絶対というわけではありませんが、
ほぼ、春の選抜甲子園に出場できる！となったわけです。
ここで、我が母校の耐久高校が、創立以来、なぜ、なかなか甲子園に出場できなかったのかの理由ですが、あくまで私の私見ではあるのですが、
和歌山県自体の高校野球のレベルが高いということだと思います。
和歌山県は、さほど、人口も多くないので、そんなに高校の数も多くないです。野球部のある高校は、和歌山県では、40校もないです。
ここ最近、私立の高校も増えたようで、40校程度になってますが、以前は、30校程度しかありませんでした。
30校程度しか高校がないなら、なんか甲子園に出れそうな気がします。
神奈川県とかだと、以前は200校近い高校が、甲子園を目指すわけですから、和歌山の方が、甲子園に出場できそうな気もします。
しかし、和歌山から甲子園に出場している高校って、甲子園でも結構強いです。今は、智弁和歌山高校が、何十回も甲子園に出場している常連校ですし、ちょっと前なら、箕島高校が、甲子園の常連校でした。
智弁和歌山とかは、何回も甲子園で優勝もしてるぐらいなので、
甲子園の常連校がいるだけ、甲子園への出場は難しくなります。
また、和歌山県は、私立の高校が少なく、多くは、公立の高校です。
今は、私立の高校も増えたようですが、それでも、公立高校が大多数です。
公立高校は、私立の高校と違い、原則、スポーツ推薦での入学はありません。
甲子園常連の智弁和歌山は、実は和歌山県の中では、かなりの進学校で
有名です。しかし、野球部だけは、スポーツ推薦で、全国から選手を集めて、甲子園に行っています。
しかし、公立高校は、
「自分とこの高校も、野球のうまい選手を全国から集めるぞ！」
とは、行きません。
あくまで、自ら希望して自分とこの高校を受験してもらい、受験に合格して
もらわないと、野球部に入部ができません。
なので、意図的に野球のうまい選手を集めるのが、私立の高校よりも
難しいと言えます。
私の母校の耐久高校も、当然、公立高校です。なので、野球のうまい選手を
あちこちから、引っ張ってくることはできません。
また、母校の耐久高校は、地域では、そこそこの進学校なので、
野球がうまくても、ちょこっと、頭がよくないと、入学できません。
このように、母校の耐久高校が、なかなか甲子園に出場できない理由として、
和歌山は野球のレベルが、そもそも高い、また、公立高校なので、
スポーツ推薦などがなく、野球のうまい選手を集めにくい、
その上に、公立のそこそこの進学校なので、野球がうまくても、
そこそこ頭もよくないと、野球部に入学できないなどから、
ずっと、甲子園には、出場ができませんでした。
私が高校生の時の同級生に、たまたま、地元で野球がすごくうまいのに、
頭もいい方がいました。そして、耐久高校に入学してきました。
この方が入学してきた時は、
「おっ、もしかしたら、甲子園に出場できるんじゃないか！」
と、すごい期待がありました。
甲子園の和歌山予選でも、もうちょっとで、甲子園かというとこまで
いきましたが、残念ながら、出場はかないませんでした。
あれから、かなりの時がすぎましたが、来春の選抜甲子園は、
ほぼ出場確実とのことですので、耐久高校のＯＢとして、
非常に嬉しく思います。
来春の選抜甲子園の出場校発表が、楽しみです。
それでは。
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