恋愛作文。(恋愛エッセイ#29)

恋愛の『れ』

恋愛はれんらくを取ることから始まる
連絡を取るようになって相手を知る
連絡を取るようになって相手に知ってもらう

連絡を取らなくなると恋愛は終わってしまう
メールの返信がこなくなる
電話に出なくなる
あんなに毎日LINEしたり
電話したりしてたのに
連絡することがなくなり
恋愛は終わりを迎えてしまう

それが突然であることもしばしば

恋愛の『ん』

んはあいうえおの最後だ
恋愛は必ず終わりを迎える
寂しくて悲しいけど
どんなに素敵な恋愛も
どんなにドラマチックな恋愛も
どんなに長く続いた恋愛も
必ず終わりを迎える

必ず終わりを迎えるから
大切にすべきであると
もしかしたら人は生まれてくる前から
知っているのかもしれない

恋愛の『あ』

恋愛は相手がいないと成り立たない
恋愛は1人ではできないもの
どんなに想っていても
相手がいないと恋愛ではないのだ

相手とはあなただ
あなたがいるからわたしがいて
恋愛という状態になる

そして恋愛は
ありがとうを伝えるもの
一緒にいてくれてありがとう
送ってくれてありがとう
話を聞いてくれてありがとう

いつでも恋愛の中心には
あなたと
ありがとうがある

恋愛の『い』

恋愛はいまの状態を示していて
過去のいまにも
これからのいまも
恋愛をしている

一緒にいてくれるときも
一緒にいないときも恋愛をしている

いつまでも一緒にいたいのが恋愛であり
一生の愛を誓うのが恋愛の行く末であり
いまが続いていくのが
恋愛の真の姿なのだと思う

恋愛には
いろんなストーリー
いろんな解釈がある。

いろんな価値観が混ざり合って
存在する恋愛。
それ故にうまくいくしうまくいかない。

恋愛は人生の終わりまで
ずっと続いていく。