OPPENHEIMERオッペンハイマー感想
最近ちょっと疲れていて
明日映画見ようかどうしようか悩んでいた
友だちから映画の誘いが来ていたのだ
一度断りのLINEをしたあと
やはり送信取り消しをして
身体キツい上に何故だか気怠い頭をぶん回して仕事を終わらせ
今日の待ち合わせの時間に向かった
そして映画オッペンハイマーを見た
そう、ずっと見たかった映画だ
そして180分たってわたしは席を立った
わたしは呆然としていたそして興奮もしていた
驚いたこんなにもわたしは感動していたのだ
内容はもちろんオッペンハイマーが原爆を作り実験をして戦争を終わらせた英雄となり、そして糾弾され追放されるまでの物語だ
モノクローム部とカラー部で2つの時代別の物語は進んでいく
キリアンマーフィー演じるオッペンハイマーは数々の物理学者や友人、恋人と出会い、そして『マンハッタン計画』のリーダーとなる
物語はポツダム宣言前の史上初の核実験である『トリニティ実験』で佳境に入る
わたしはいつの間にか手に汗し、そして耳を塞ぎながらこの瞬間を一緒に見つめていた
まるでこの現場にいるかのように
いや、本当にいたのだ
黒いサングラス🕶️をかけてあの光を見たのだ
不思議だった
この光がこの後何十万人の人命を奪うと知っていても
何故か涙がこぼれたのだ
命懸けで一所懸命作ってきた人がいたのだ
それがたとえ核爆弾というものであっても
でもだからこそ耐え難いのだ
それを承知で作ってきた人達の気持ちを思うと苦しかった
ただ正直、広島と長崎に投下と話が出てきたとき胸が締め付ける感じで、気持ち悪くなりそうな時間帯があった
しかしそれも後になくなった
わたしはいつのまにか没入して彼オッペンハイマーと同じ気持ちになったし彼の状況になっていたし
なんと言われようと戦争を止めたのだ
これ以上の命を救ったのだそう思うしかないと思った
やがてこの後の未来に懸念し、水爆に反対し、ストローズの策略により政府公職から追放されていく彼にわたしは少なからず好意的に思った
最後のアインシュタインとの会話のシーンは例え創作だったとしてもとても印象的で好きなシーンだった
インターステラーの最後と(周りの景色が)似ていた
物語だけの感想ではあるが、本当は劇中音楽も相変わらず良かったのだと追記しておきたい
TENETの時と同じルドウィグ・ゴランソンであるがトリニティ実験時の音が本当に素晴らしいのでぜひ一度見て聴いてもらいたい
敢えてここではどんな音だったかはかかない
映画館で聴いてほしい
書きだすととまらないのでまずはここまでにしよう
また追記するかもしれない
TENETを超えてきた映画だった
SFでもなく、アクション映画でもなく
人間の半生ドラマを描いたクリストファーノーラン監督作品
改めてすごい作品を見させられました
わたしにとって何かが変わる映画だった
明日が今までと違う日に見える
そういう映画の一つだった
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