マインドセットの旅~2年半ぶりに海外へ~
2023年6月、僕は4泊5日でベトナムのホーチミンに旅へ出た。一人旅。ホーチミンは初めて行く。詳細は、動画に残したので、編集したらYouTubeで公開する。Twitterでもお知らせする。
noteには、なぜ今回旅に出たかなどの気持ちや思考の面を書き綴っておこうと思う。
旅をするということ
なぜ人は、旅をするのだろうか。なぜ人は、旅を続けるのだろうか。
旅は、ひとつの成功体験だ。旅は、非日常の体験だ。旅は、進化と深化の時だ。旅は、自分と向き合う時間だ。
僕は、その旅を求めていた。特に最近は、強烈に求めていた。
最後に旅をしたのは、いつだろうか。飛行機を乗ったのが、2年半前。台湾から家族で日本へ本帰国した時だった。
立派な新潟人になってしまった
この2年半で、すっかり新潟人化してしまった。そればかりか、成功しない人の言動になりつつある。僕はそのことに危機感を感じていた。
もちろん新潟の人を、ディスってるのではない。僕自身をディスってるので勘違いしないでほしい。新潟の人を一括りになんてできないけど、あえて一括り的な表現をすれば、小さな街で日々行動していたら、刺激的なことは起こらないし、安心感のある日々を過ごせるので、余計なストレスはない。
僕は、挑戦を求めている。その挑戦によって、新たな経験を得て、人生の豊かさを高めようとし続けている。そんな僕が….失敗したのはいつだ。失敗がないのは挑戦もない証拠だろ?動けないのか。動けない理由を無意識に探しているじゃないか。つまらない男に成り下がるんじゃねーよ。
人生を60分ドラマに例えるなら、40歳で40分当たりか。大きなどんでん返しやサプライズがあるあたりだな。過去の面白さを超えていくはずだ。
確かに、僕は新潟で起業しようと理想を抱いていた。でも、もうその理想は、実現したんだよ。そして実現した時には、次の理想を抱いているもの。2年間やって最悪な状況にならなった。思ったよりも、むしろよかったんではないだろうか。理想を実現したら、次の理想を抱いているもの。僕は、実際に次の理想をもう抱いている。実現する覚悟はあるのか?
僕は、地元だからこそ、最も難しい新潟で起業した。本当にラスボスだと思っている。大好きな街なのに、東京で成功するよりも難しいと思っているから。その難しさの一つが、良くも悪くも相対的に刺激や活気や偶然性の無さに対して、それらが必要な要素である起業をしていることなのかもしれない。
不自由がある日常
だからこそ、旅に出たかった。成功しないような奴の言動は、うんざりだ。まして自分が、そんな言動をしているのは嫌気が指す。紛いなりにも上昇気流に乗った経験がある僕には分かる。再度マインドセットしよう。そう行動しよう。
以前、自分にとって日常だった“非日常”へいこう。エネルギー溢れる場へ。多様性のある場へ。そして、また日々に集中できるように、リセットしよう。マインドセットしよう。パワーを充電するためのスイッチを押しにいこう。
以前に住んでいた上海でも台北でも、言うまでもなく、100%では、言葉が通じ合えなかった。久しぶりにその日常に、非日常として飛び込んだ。ベトナム語なんて、馴染みもないし、話せないし読めない。さらに苦戦したのは、ベトナム英語。非常に聞き取りづらかった。むしろベトナム英語に慣れるよりも、ベトナム語の習得に全振りした方が楽な気さえもするレベル….ベトナム語を、Google翻訳で発音を聞き取り、メモして話すようにしていった。通じた時には、それだけで成功体験を得られるのだから、やらない理由はない。
新たな街へ
旅に出たら歩く。近くても、どこへいくのも、Grabを使えてしまうわけだけど、歩くからこそ見えるモノがある。五感いっぱいに、街を感じる。
初めての街を、自分のものにしていく。方向音痴ではない僕は、歩けば必然と道も覚える。次に来た時には、少しぐらいならアテンドできちゃうぐらい。
RPGで新しい街が見つかれば、それは同時に、新しい冒険の始まりだ。結果的に自分は強くなれる。新しい街では、新しい人とも出会える。話してみる。無愛想なやつもいるし、怪しい愛想の良いやつもいる。
今回も、一つの街を攻略、クエストを攻略した感覚。今まで知らなかった場所を、自分の経験ある場所にできた。この感覚、冒険したことのある人なら分かるよね?
自分と向き合う時間
今回は、ひとりで自分と向き合う時間に徹した。4月、2年間半しか経ってないのだけれど、過去最大にサンゾウはキャッシュをもっていた。一方で過去最大に不安だった。人間の感情というのは不思議だ。感情は、人間を支配する。だからこそ、感情をコントロールすることは、最重要事項だと言える。今までもそうやって感情と思考を整えながらファイティングポーズを取り続け挑戦を繰り返してきた。
ホーチミンには、僕が新卒で入社したカービュー時代に、非常に恩がある大先輩が現在住んでいる。恩があるというのは、僕のビジネス人生で初めての受注を助けてくれた人。上長でもないのに、クロージングについてきてくれた。そして受注したのだ。しかも、その日は、僕の誕生日だった。その時にも、一生忘れない受注になったと思ったけど、今でもはっきりと覚えている。
そんな先輩が、ホーチミンに住んで働いている。我々はすでに若くはない中で、海外の街に住んでいることに、リスペクトしかない。海外に住んで、今でも挑戦している、人生を楽しんでいるのだ(直接聞いてないけど…)
会いたいなと思いつつ、それでも今回はお会いせずに、本来の旅の目的であるひとり旅に徹した。自分と向き合おうと思った。
直前まで決めれない自分
この旅のチケットを買ったのは、出発3日前だった。4月5月と覚悟を決めて働いていた。それが成果につながるかは、別の話でわからないのだけれど。その時に、6月になったら1週間ぐらいでも、海外に行こうと決めてGoogleカレンダーに“バケーション”とだけ書いていた。
それでも、本当に直前まで、ずっと中国行こうか….東南アジア行こうかと決めれずに考えていた。MTG中で、海外行こうと思ってるけど決めれず、そんな自分に嫌気がさしている話をしたら、タカハシユキノさん(@yuki_y2nt)に今すぐ買いましょうと煽られたぐらいだ…言い訳なしにして本気で考えて数時間後にようやく購入したw本当に腰が重くなっているというか、もう終わっているなと思ったし、現状を打破したかった。
妻も外に出てこいと言う。妻だからこそ、僕の微妙な変化が分かっているのだろう。また、今までも出張やら旅やらして、それをエネルギーにしてきていることを最も理解しているからなのだろう。逆にそれでもアクションにつながらない僕自身をアップデートする必要があった。
バケーション
僕は、ワーケーションという言葉には、違和感がある。ワーケーションするなら、しっかり休めと思うし、サラリーマンが、会社に都合よく見せるための言葉でしかないと思ってるし、会社経営側として、ワーケーションでなければ、バケーションさせれないのなら、それは会社の価値が低いとも思う。
できるやつは結局、バケーション中に、どうしてもやらなければいけない仕事が飛んで来れば、メリハリつけてやるだろうしね。日本よ、もっとバケーションをとろうぜ。台湾だったら、その人のバケーションを取れるようにチームが助け合ったりする。日本はどうだ?むしろバケーションいくなら、みんなに迷惑かけるなよで、助けてくれないのではないだろうか??もちろん一概には言えないけど、平均的なイメージはそんな感じではないだろうか?
ベトナムでの日常
ベトナム、ホーチミンでは、実際に僕はどう過ごしたのか。以前は紛いなりにも、YouTuberだったよね。ということで、GoProを久しぶりに握った。これまた久しぶりすぎて、めんどくさいなーと思いながら撮影。全然テンポも悪いし、声もでない。それでも徐々に感覚を取り戻していった。
大した編集もするつもりもないし、大したものも撮っていない。台湾の時と同じように、多くは、散歩しながらトークしている。しかも台湾と異なるのは、台湾以上に、現地であるホーチミンを知らない。全てが初めてなので、解説したりもスムーズにはいかない。それでも、それこそがリアルだし、いつか見直した時には、自分自身で懐かしく感じるだろう。時間を見つけて編集していくので見てください。Twitterだったりで公開は告知する予定。ちなみに下記のTwitterに投稿した動画…ヤバくないですかw YouTubeには他の絵も残っているので僕自身が楽しみだ。
泣いてくれる娘
ベトナム行ってくると娘に伝えると泣いた。0歳から何度か飛行機に乗ってる娘には、遠くへ行くことが分かるのだろう。もしかしたら、飛行機に乗ったら、当分は戻ってこないイメージがあるのかもしれない。以前はいつの間にかいなくなり、いつの間にか戻ってくるぐらいの感覚だっただろう。もう5歳になれば、はっきりと理解できるもの。
それでも行かなければいけなかった。娘がもう少し大きくなったら一緒にバケーションでもしたいものだ。海外に行ってしまう方が、歴史に興味を持ち、多様性を理解して、外国語にも興味をもつのは明らかだ。そういう場所へ連れて行くことは、親としての責任だとも思ってる。
さあ次はどこへいこうか。もう決めている。お楽しみに。
YouTubeはこちらから
いつもの宣伝関連
サンゾウで楽曲をリリースしました。
株式会社サンゾウに1mmでも興味をもってくれた皆様、ご連絡待ってます。
つまらない営業メールはスルーするけど、サンゾウに興味をもってくれた企業や人がいたならば、ご連絡くれたら非常に嬉しいです。中華関連でも、web3.0関連でも、新潟関連でも。パーパス通り、アナタをハッピーに。そしてみんなでセカイに変化を。を軸に動いており、損得だけで判断しない。むしろクライアントでも、メンバーでも仲間を探している。こんなこと書くと偉そうに聞こえるのかな……仕事ください(土下座)…
-----------------------------------------------
亀貝 康明(KAMEGAI YASUAKI)
株式会社サンゾウ 代表取締役
新潟で株式会社サンゾウを創業して、地方発ベンチャー企業として日々拡大中。元CAPSULE Inc.取締役。上海、台湾在住歴あり。中華圏やアジアを中心とした海外生活や海外ビジネスに関しても発信中。Twitter→https://twitter.com/kamegai_sanzo
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?