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結婚記念4周年と母の日に届いた会社からの手紙

2016年5月13日金曜日仏滅が結婚記念日。
当時僕は3月にCAPSULEに入社して、妻は日本の商社で働いていた。
その後9月から妻も台湾に来てくれた。

出張に合わせて入籍。その為こだわりの日付を選ぶ事もなく、むしろ役所に行ける日が13日の金曜日、さらには仏滅だった。
池袋の役所に行ったけど列ぶ事も一切なくスムーズに入籍に至った。

ネタになるし印象的な日付だから良いかと思ったのと、台湾での生活もCAPSULEでの仕事もまだ不慣れな事も多く、妻には大変申し訳ないけど、当時結婚記念日の調整をする余裕もなく、むしろCAPSULEを成長させることこそが家庭も潤わせると思っていたので、この日に入籍をした。

本当に仕事に集中していて、日本の引越し、というか日本の家にある物をすべて処分する事などはすべて基本妻に任せて頼った。買ったばかりのベットなども全部処分した。僕も上海に2011年に渡航した時に同じような経験をしたからわかるけど、非常に大変な作業だ。家を解約する事も物を捨てる事さえもお金がかかるし、渡航費用だってギリギリで工面していた。

違和感を感じる人もいるかもしれないが、上海での現地採用経験からも会社に頼る事もなかった。結果的に恥ずかしいけど、金銭的な面なども含めて、本当に妻には助けてもらった。今回で結婚4周年になる。娘も元気に成長中で2歳4ヶ月だ。

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先日母の日という事で、会社から妻宛に手紙が届いた。代表の埴渕のメッセージと会社の成長に書かれた資料、その他にも数枚の写真が入っていた。率直に妻は喜んでいた。

僕はその手紙を見ていたら、思い出した事がある。

妻は僕が台湾に来た頃に、僕によく言っていた。
『会社に泊まって、ずっと働いて良いよ。帰らずに会社で泊まっても良いから。私達には今本当に何もないし、むしろマイナスなんだから』

家族の財政も本当にマイナスだった。退路がないのではなく、むしろ無事に浮上できるのか崩壊するのか、そんな状態だった。

妻とは出会って、付き合いたいと伝えた時には、僕は1年間二人の関係が続いたら結婚しようと思ってスタートした。

ある日スタバで中国語を教えてもらっていたら、妻は僕に『まさか中国語のために付き合ったわけではないよね?』なんて言ってくるので、妻にも1年続いたら結婚するつもりだからと伝えていた。

結果的に1年経って、結婚しようと思った。
その頃同時にたまたまCAPSULEの採用の話もあった。

当時の採用条件を見て、自分自身で僕以上に当てはまる人なんて絶対にいないと思った。さらに中華圏にそろそろ戻って再チャレンジしたいと思っていた頃で、運命を感じた。

妻との結婚と台湾に移住してのCAPSULEの入社。
同時に二つの大きな新しい事を追い求めた。
自分の人生に対してわがままなのかもしれないけど、どちらも妥協できなかった。

無事に入社して日々CAPSULEで必死に働いた。CAPSULEを選んだのは間違ってなかったと思っている。代表の埴渕との相性も良かったし、埴渕自身も僕のことを理解してくれて働きやすい環境を作ってくれた。結果的におかげさまで弊社は台湾でクリエイターマネジメント事業でトップ企業となることが出来ました。結果的に売上も10倍ぐらいになって現在5年目。

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そんなことを僕は妻に伝えた。
妻は言う。
『何かを成し遂げたように言うな、まだこれからだと。今だって何もないよ』

もちろん以前に比べたら少し豊かになったわけだから、本当にCAPSULEに感謝している。その上で今後ももっと挑戦して、もっと変化し続けたい。

今後も100%コミットします。

独身男性の皆さん、こういう妻を探しましょう。

▼会社からの手紙の一部

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ではまた次回!
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亀貝康明
台湾在住。
CAPSULE Inc.取締役。(https://www.capsuleinc.co/?language=JP)
主に中華圏やアジアを中心とした海外生活や海外ビジネスに関してYouTubeなどでグローバルをリアルに発信中。

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