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unity1week「かえす」振り返り
Unity1週間ゲームジャム お題「かえす」に参加しました。
今回参加したイベントは、unityroomというゲーム投稿サイトで実施されているイベントで「Unityを使って1週間でゲームを作ろう」というゆる~いイベントです。
今回で19回目の参加となりました!
今回作ったゲーム
ひと言でいうと『8番ライク』なゲームで異変があるかどうかを見つけて脱出するゲームとなっています。
PCはもちろん、モバイル(iPhoneやAndroidなどのスマートフォン)でも動作するように作りました!
まだ遊んでないよという方は記事を読む前にぜひ遊んでから読んで頂けるとより面白いかも知れません!
今回のテーマ
今回、「かえす」というお題でした。
「引き返す」や「繰り返す」から連想させて、
コタケクリエイト(@NOTOKEKE)さん の 「8番出口」のシステムを拝借して、8番ライクなゲームにすることにしました。
「いつか8番出口みたいな作ってみたい」と思っていたのでテンションうきうきでした!
システムは決まり、次はテーマや舞台をどうしようかとなり、元のゲームがホラーテイストなのでホラーにできるものはあるかなー?と数時間考えてました。
ふと、自分が幼少期の夏休みに祖母の家に遊びに行った時のことです。
祖母の家はとても田舎で周りは山や田んぼしかなく、家の近くでは車も一日に1台も通れば良い方。
小さかった自分にとっては、祖母の家はとても広く感じました。
その上、トイレは見慣れないボットン便所。お風呂は薪を燃やして温める直火式(五右衛門風呂?)。(いつも薪割りを手伝っていました)
懐かしいようでなんとも言えない怖さを感じていたのを思い出しました。
自分の記憶にある懐かしいけどちょっと怖い田舎のおばあちゃん家の雰囲気をベースにお盆の時期をぐるぐるとくりえし体験するゲームにすることにしました。
工夫した点
モバイル対応
今回モバイルでも動くように対応しました。
画面の左右をタップしっぱなしにしたら、その方向にキャラクターが進むようにしました。
理由としては、操作が単純なのと多少のホラーはあるものの色んな方に遊んでもらいたいので対応しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152207812/picture_pc_f20e7982b9dbea321131ea99ad7c79b0.gif?width=1200)
PCではShitキーを押しながら「左右キー」または「Aキー/Dキー」で走ることができるのですが、公開直後はモバイルでの移動方法が歩くしかできておらず、2回連続タップで走るようにアップデートしました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152207248/picture_pc_042dd9485a51fe70521e07236a39a948.gif?width=1200)
初めての自作効果音
今回、効果音の自作に挑戦しました!
とは言っても”全て”ではなくキャラクターの足音のみです。
最初は無料の効果音サイト等で普段通り探してたのですが……
ふと「足音くらいなら探すより録った方が早いのでは?」と思い至り、iPhoneを片手にボイスメモを起動して家のフローリングで足踏みして録音しました。
トリミングや音量調整をして、ゲームに取り込んだところ環境音と一緒に聞けば馴染んでいて遜色ありませんでした!(やったー!)
結果
#unity1week お題「かえす」
— かめふぃ / kameffee (@kameffee) August 25, 2024
『夏の迷廊』
楽しさ:3.897
画作り:4.779
サウンド:4.029
操作性:4.118
雰囲気:4.647
斬新さ:2.291
遊んでくれた方、コメントや評価くださった方ありがとうございます!
参加した方々もお疲れさまです! pic.twitter.com/LQC01jqR7c
システムは特に自分なりのシステムの工夫などせず、可能な限り8番ライクに沿う形で、本家との差別化という点では目新しさはあまりなかったかもなぁと少し反省。
でも、個人的にはやりたいことはできたので満足してます!
余談
この記事を書いてる時に確認してみたところ、
unityroomトップ画面の人気の新着ゲームにも載ってました〜🎉 (ありがたい限り🙏)
![](https://assets.st-note.com/img/1725129937928-nL7iy3Bnon.png?width=1200)
最後に
今回はお盆休みでいつもより時間があり期間に間に合いました!(やったー)
しっかり期間に間に合うといつもより達成感があり、ちゃんと間に合わせるのも大事だなぁと感じました。
この調子で次回も1週間に間に合わせたいです…!
ソースコード
また、今回作ったゲームのソースコードをGitHubに公開しているので気になる方はどうぞ。
主にVContainerでR3やUniTaskを使って組んでます。
今回はいつものに加えて、UnitGeneratorやLitMotionを使いました。
「VContainerの使い方はなんとなく分かった。でも、実際どう組んだらいいか分からない。」などという方に数ある設計や実装手法の中の1つとして参考になれば幸いです。
では、また次回のunity1weekでお会いしましょう。
お疲れさまでした。