スタバのバイトで学んだこと④なぜスタバは人がやめないのか【チーム文化形成】
スターバックスのアルバイト・パートは離職率が比較的低いです。まず、「バイトで飛んだ」という現象はほとんどないでしょう。
大学生のバイトでも卒業を待たずに辞める子はもちろんいますが、はじめた直後に、他のこととの両立が難しくて辞めるパターンが多いように感じます。
では、その他の人はなぜ何年も続くのか?
認め合う文化
「組織」という観点からいえば、ズバリこれにつきます。
スタバのバイトは求められるレベルが高く、最初のうちは特に自己肯定感が下がりがちになります。
実際私もそうでしたし、先輩にも「入ったときはいつも泣いてた!」「とにかくできなくて落ち込んだ」という人がかなりいます。新人で入ってくる子もみんなそんな感じです。笑
ですが、スタバでは互いを認め合う文化が形成され、企業として浸透しています。
そのため、どんなにできなくても「やめちまえ!」みたいなことはないですし、むしろ「何が原因でつまずいているのか?」「どういう指導をすれば、今後楽しく働けるか・成長できるか」ということを、周りの人も常に考えながら働いています。
だからこそ、常に適切なフィードバックが飛び交う環境であるといえます。
また、【認め合う文化】形成のシステムとして、
ギャブカード
というものがあります。
これは、いい行動をしたパートナーに対して送るメッセージカードで、働いている人なら誰でも、誰に宛てても書くことができます。
年齢や経験を越えた、純粋な【称賛】を手書きのカードですることで、パートナー同士の絆が深まります。
一人何枚でも書ける・貰えるので、このカードの文化はモチベーションアップにも繋がっています。
組織としての信頼関係を築くことで、一人一人が自信をもって働ける環境になるからこそ、スタバで働くことは【楽しい】ですし、大変な業務も【チーム】として乗り越えていけるのだと思います。