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【eBay輸出】EUへの発送に必要なIOSS番号とは?VATってなに?徹底解説

こんにちは!カメイです。

この記事ではEUへの発送に必要なIOSS番号やVATについて詳しく解説をしていきます。

・IOSS番号ってなに?
・VATってどういう意味なの?


と思われる方も多いと思います。結論から言いましょう!€150以下のEUへの発送にはIOSS番号が必要になり伝票に書かないと、バイヤーが2重課税になってしまうので注意が必要です!

この記事をご覧いただくことで下記のメリットがあります。

この記事を読むメリット
VATやIOSS番号について詳しく知ることができる
IOSS番号を記載する方法を知ることができる

ぜひ最後まで読み込んで即実行してみてくださいね!

VATってなに?

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VATとはValue Added Taxの3文字の頭文字をとった略称で、日本でいう消費税のようなもので、EUやアジアなどの国で、物やサービスの購買時に課せられる間接税のことを指します。付加価値税なんて言い方をされることもあります。

またちょっと難しいのですがVATと関税は全く別のものになります。関税は海外から輸入する商品に、輸入する側の国が輸入するモノにかける税金ので、「海外から買った商品には税金掛けますよ」という税金です。

EUのバイヤーは商品を購入する際にVATという税金を支払わなくてはならない!こういう認識で大丈夫です。

そして2021年7月1日以降、22€以下のVAT免税が廃止になった為、金額にかかわらずVATが課せられるようになりました。この大きな変更によりEUのバイヤーからしてみればVATの負担が増えたということになります。

EUへの発送に必要なIOSS番号とは?

上記のVATの回収に使われ始めたのがこのIOSS番号です。商品の価格が€150以上か以下かでVAT回収の仕組みが変わってきます。

€150以上の場合


商品価格が€150以上の場合については、IOSSVATの回収は現地の配送業者が行うため、eBayのセラーが特別な何かを行う必要はありません。

€150以下の場合


€150以下の場合については、プラットフォームが(この場合eBayが)VATを徴収する仕組みになっています。バイヤーは商品を購入したときに商品価格と合わせてVATをeBayに支払います。

この時に配送ラベルやインボイスにIOSS番号を記載することで『VATはもう支払い済みですよ!』という証明をすることができます。

ただ、逆に配送ラベルやインボイスにIOSSが記載されていないとバイヤーはVATを従来通り徴収されてしまいます。

バイヤーがVATを2重で請求されるケースを避けるためにも、私たちセラーはeBayから発行されたIOSS番号を必ず発送ラベルに記載しなくてはいけません。

オーダーからIOSS番号を確認する方法


IOSS番号はeBayのオーダー画面から確認することができます。VAT徴収済みのオーダーにはIOSS番号が発行されていますので確認してみましょう。

セラーハブからOrders→確認したいorder numberをクリックします。

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Shipping detailsという項目の中のVAT Paidの部分で確認できます。IOSS – IM2760000742(EUへのIOSS番号は「IOSS – IM2760000742」の固定番号で統一されていますが、イギリスは頭文字がGBになります)

IOSS番号を発送ラベルに記載する方法

発送ラベルを作成する際、クーリエ(FedEx、DHL)の発送であればhirogeteやShip&coを使用すれば、自動でIOSS番号が入力されますので、セラー側でIOSS番号を記載する作業は必要ありません。

とくにhirogeteは無料で使えるのでおすすめです。

日本郵便で発送する際は手書きで記載する必要があります(今後改善されるかもしれません)

・EMS    →ラベルの「備考欄」(observations)に記載しましょう
・eパケット →アドレス2の欄など分かりやすい場所に記載しましょう


また伝票ラベルを国際郵便マイページからEMSの伝票を作成する場合は「税関告知書/インボイス備考欄」にIOSS番号を記載することで、インボイスに番号が反映されます。

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まとめ


いかがでしたでしょうか?今回の内容をまとめてみましょう!

・VAT回収の仕組みが変わりIOSS番号が使われ始めた
・商品の価格が€150以上か以下かで対応が変わるが主に注意するのは€150以下の注文
・IOSS番号はeBayのオーダー画面から確認することができる
バイヤーがVATを2重で請求されないように、eBayから発行されたIOSS番号を必ず発送ラベルに記載しましょう
・hirogeteやShip&coを使用すれば、自動でIOSS番号が入力される


hirogeteやShip&coを使用することで手間も省けるのでおすすめです。内容はちょっと難しいですが実際にセラーが行わなければいけないこと自体は、とてもシンプルでかんたんなのでEUからの注文が入ったら価格とオーダー画面を1度確認する習慣を付けましょう!

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