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9月に入り、あちこちで行われていたコンクールも少し落ち着いてきた。
しかし、今回はヴァイオリンではなく、違った楽器のコンクールのことを。

日本で約30年前から続いている3年ごとの国際オーボエコンクールが、今年5年振り(コロナ下で延期されていた)に開催されている。
規模の大きい国際オーボエコンクールといえばミュンヘンコンクールを思い浮かべるが、こちらのコンクールもなかなか負けていない。

興味深いのは、1次予選が動画審査になったということ。
前はそんな事は考えられなかったので、時代だなあと思った。
コンセルトヘボウ管、ベルリンドイツオペラ、パリ室内管、ハノーファー州立歌劇場管、九響、仙台フィル.…
名だたるオーケストラのメンバーがエントリーしていることも、驚いている。
ヴァイオリンの国際コンクールだと、はやりオーケストラ等に所属している人の参加は少ないからだ。
本選は、Rシュトラウスのオーボエコンチェルトとモーツァルトのオーボエカルテット。
2次予選と本選は来月。
前記の1次予選は、9/11まで公開されているので、興味のある方はぜひ。

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