ネット時代の、アウェーでの密かな楽しみ
自分だけでなく、家族に健康に不安があると、やっぱり影響を受けて、色々と生活リズムが狂いがちになってしまっている今日この頃。
桜も散り、ツツジが咲き出して、季節の進むのが、ちょっと早い気がします。そのくせ急に寒の戻りか、冷え込んだりと、きっと元気な人でも体調を整えるは大変なのではないでしょうか。
それに加えて、このご時世、ソーシャルケアに携わる方々は本当にご苦労様です。
さて、サッカー界隈は代表週間であったので、A代表、U24代表、女子代表とそれぞれ、録画での観戦も出来ました。自分は、川崎フロンターレサポーターなので、単純に推しのチーム所属(元所属を含む)の選手が活躍してくれると、嬉しいですね。
Jリーグも現地へは行けないものの、TV観戦をしたりとそれなりに楽しめている今日この頃。現地観戦が一番なのは確かなのですが…。
そんな中、自分がやっている、ちょっと変わった楽しみは、応援するチームがアウェー対戦する時のラジオ中継。
本来はスタジアム観戦の補助的な意味合いのこの放送、現地へ行き、地元のFM放送などをチューニングしないと聞けないのですが、ネット時代の今は、サーマル中継やアプリを使って、簡単に聞くことが出来ます。
放送を担当しているのがローカルFM局なので、狭い、偏った、放送内容が多いです。
ちなみに、川崎フロンターレの実況を放送しているのは、かわさきFMというローカル局で、内容も川崎推し。解説も身内で、現スカウトであったり、現アンダー担当コーチであったりと、要は元OBなわけです。
もちろん、それぞれ特色があって、実況はあくまで中立公平な場合もあるのですが、ほとんど場合は、現地チーム推し。
最近どの放送でもよく聞くフレーズは、『王者川崎を迎え』『川崎をどう攻略するか』
聞いているこちらが照れるくらいのリスペクトで、本当に推しているチームが強くなったと実感する瞬間でもあります。
ラジオ中継なので、ほとんどの時間、ボールの受け手、出し手、ドリブルしている選手の名前を言うのだけけれども、川崎の選手の名前しか言わない(言えない)事も多い。仕方なく解説の人に振っても、「ホント、川崎の球回しは上手いですよね」と感心する声しか出てこない。
実況が本当に偏っている場合に一番分かり易いのは、失点した時に黙ってしまう人。中立な実況を目指そうとしている時は、小さい声で、ゴールと言ったり、決められてしまった、と伝えるのだけれど。ラジオの実況で数秒黙ってしまうのも、ローカル放送ならではかもしれない。
アウェーの放送では、普段あまり知る事の出来ないチーム事情や、期待の選手などを知る事も出来で面白い。
しかし、ネットのおかげで遠くのラジオも鮮明で高音質で聴けるようになったものだ。
そう云えば、高校の頃、友人が夜中の関西のラジオ番組の楽しさを語っていたのを思い出したが、自分は弱い電波の雑音混じりの放送は好みではなく、鮮明なFM放送を聴いていたものだ。
今の時代、スポーツを映像でなく、ラジオ中継で聴くというのもどうかとも思うと言われそうだが、たまには良いものですよ。