【札幌1R】血統＆レースぶりから洋芝1200はベスト

　札幌1Rはキガンを信頼します。デビュー戦の前走は大外枠からスッと好位に付けましたが、終始行きたがっていました。それでも渋太く踏ん張って0秒1差の3着ですから、力は示したと言えます。
 
　今回は1F短縮で1200メートルへ。前走の行きっぷりから見て、距離短縮でレースがしやすくなることは間違いありません。全兄は先週の当舞台のHBC賞を制したショウナンラスボス。また、いとこのクリノイヴァンカも札幌で1勝を含めた全3連対を挙げていますから、明らかに洋芝が合う母系。短縮＆洋芝替わりと条件が揃った今回は、2キロ減起用も味方に押し切ってくれるでしょう。
 
　ブルジュドバイは体形的に前走の1500は長かったので参考外。ベストの1200なら巻き返し濃厚です。ただ、武豊騎手曰く「馬の前に出ていかない」とのことで、アタマでは買いづらい感じも…。オースピスも前に行けて安定感がある反面、追って甘い現状。やはりアタマで安心して買える馬ではありません。
 
　この3頭の競馬と見ますが、一角崩しがあるとすればシャコンヌ。ピリッとした脚はありませんが、内々をロスなく立ち回れるので、上位勢に自滅があれば。コズミックコールは追って甘いので、一度使って大幅な上積みがないと勝ち負けまでは厳しいかも。ダンツターセルは馬体や血統からダートでこそとみています。
 
◎キガン
○ブルジュドバイ
▲オースピス
△1、10