新卒1年目のみんなに伝えたいこと

この前新卒1年目のみんなに「新卒1年目の心得」なる研修をさせていただきました。

自分でも改めて言い聞かせようと思ったことをこの研修を通して伝えてみました!最初からできないとは思うけど、最初に知っておくだけでも今後の成長にプラスになってほしい、、、との思いでザっと書き起こしてザっと話した内容をnoteで共有したいと思います。



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1、失敗を恐れず、手を挙げ続けること。
最初から仕事が出来る人なんてほとんどいません。ましてや新卒1年目で仕事が出来る人はいません。
まずは仕事が出来るようになるよう、猛烈にインプット&アウトプットを繰り返すことが大事です。これを高速で繰り返すことが大事です。
ただ、待っていても仕事ややることが降ってくる訳ではないので(特にアライドみたいなベンチャーだと受け身では何の仕事も降ってきません。)自分から「手を挙げる」ことが大切です。
「これ、私がやりたいです!」とまず言うことが大切です。出来るかわからなくても手を挙げて、そのあとからどうしたら出来るようになるのか考えればOKです!
この時、自分は失敗するんじゃないか、私より他の人がやった方が良いんじゃないか、と考えることもあると思います。でも失敗できるのも新卒の今の内だし、今失敗しておかないと今後いつまでも出来るようにならず、どんどん成長が遅れます。
また先輩方も積極的に取り組む姿勢を見せる新卒に手をかけて教えたくなるのも事実です。私も新卒の時は時間を奪ってまで聞いても大丈夫かなと心配をしていたけれど、そんな悩む時間の方が勿体なかったなと思います。
まずは、手を挙げて積極的に学び失敗を繰り返すことで早くできるようになり、最短で成長しよう!「新卒特権」を駆使して沢山先輩に聞いてインプットとアウトプットを繰り返そう!

2、小さな当たり前を継続してちゃんとやること。
社会人として「早く数値貢献をする」を考える事はお給料を頂いているうえでとても大切です。ただ、数値貢献を早くするには、目の前の毎日の小さな仕事をちゃんとやり続けられるかにかかっています。
1年目は掃除や受電対応など毎日ある小さな仕事が多いです。掃除も受電も簡単な当たり前の仕事だけど、手を抜かず毎日やり続けるのは案外難しいです。現実先輩でもこのような小さな仕事をやり続けられない人もいます。例えば、「挨拶」ひとつとってもちゃんと挨拶をする人は「あの子はしっかり挨拶ができている」と思われ、しない人は「あの子は挨拶すらできない」と思われます。こういう「誰でもできることだけど、やったらプラスが大きくて、やらないとマイナスが大きいこと」というものが沢山あります。
このような小さな仕事をちゃんとやり続けられる人は、「ちゃんとやり続けられるから仕事を任せてみようかな」とか「いつも一生懸命に仕事をしてくれるから教えてあげたいな」とか周りがそう思うようになり(周りは意外とめちゃ見てくれています)、いいアドバイスや仕事を任せてくれるチャンスが来ます。
大体仕事が出来るねと言われる人はこのような小さな仕事もしっかりやってきた方が多いように思います。挨拶、受電、掃除、聞く姿勢、メモを取る姿勢、相槌や元気な返事等意識を向ければやった方がプラスになる当たり前の小さなことが沢山あります。数値貢献や自己成長を最速で達成するために、毎日の小さな当たり前の仕事を全力でやっていこう!
(受電は特に面識がない他部署の方にも名前を覚えてもらえるのでめちゃいいよ)

3、他責にしない。自責で物事を考える。
学生と社会人の違いで一番痛烈に感じたのは、学生の時の「他責」の癖を無くし「自責」できるようにならないと、社会人として成長できないということです。
学生時は学費を払って教育を受ける権利を買っています。私も学生時は他の学生よりも論文を添削してくれないとかがあればめちゃめちゃ文句を言っていました。「ちゃんと教授の仕事を全うしろ!」と直訴してました。学生時はこれを言う権利があったと思います。
ただ、社会人はお給料をもらっている「義務」が生じます。なので、他の人よりも書類の添削をしっかりしてもらえないとか感じることがあっても、自分よりも他の人に時間をかけた方がチームの全体のパフォーマンスが上がるから、と判断されていると思っています。会社では、不平等に見えたり理不尽に見えることでも、会社の利益の最適化を考えてそうなっていることが多いです。
また、仕事をしていると、うまくいかないことの方が多いです。お客さんが会うたびに言う事が変わる、社内の人が頼んだことをやっていてくれなかったから仕事が遅れた、とかは良くあります。他人のせいにしたくなることが多いし、事実他人のせいなこともあります。でも全て予測して、順調に進まない可能性を考慮しておかなかった自分が悪いだけだったりします。
自分が悪かったと思う回数が多い人の方が、次同じことをしない方法を考える回数が多くなり、成長の速度が速いです。私も自責を繰り返せる人が成長すると強く感じました。
「他責をしがちなタイプなのだがどうすればいいのか」という質問がありましたが、他責から自責になるのに即効薬はないと思います。常に悩んだら「自責で考えるとどうだろう」と冷静に客観視する癖をつけるほかないです。その際、悩んだら同期に相談することが多いですが悩みのレベルが同じだったりするので相談して「そうだよねぇ」と終わり他責のまま、あるいは他責の感情が膨らんで終わってしまうことが多いです。その悩みは多くの先輩方がすでに悩み済みのものが多く、悩んでずっといるよりも先輩に「どうすれば解決できるか」と都度相談したしたほうがすぐ解決できるし、他責が自責で考えられるようになると思います。
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初心忘れるべからず。。
何年目でも私も大切にしていきたい。