行動経済学部の逆襲 第2部まとめ
第2部の要約が終わりました。
短いですが、整理する意味も込めて、まとめます。
第7章「お得感とぼったくり感」
私たちは、取引から効用を獲得しているから、お買い物をしても「損した」とはならない。効用には2種類あり、商品自体から得られる「獲得効用」と取引についての「取引効用」がある。
「取引効用」とは、要するに、お得かぼったくりか、と考えるとわかりやすい。
第8章「サンクコストは無視できない」
すでに支払ってしまったものから、何とか効用を回収しようとしてしまう人間心理のお話。第7章での「獲得効用」の話と結びつく。
第9章「お金にラベルはつけられない?」
人は、予算に縛られた行動をするという話。ラベルを付けることには、いい面ももちろんあるが、ラベルに縛られすぎるとおかしな判断をしてしまうことがある。
第10章「勝っているときの心理、負けているときの心理」
ギャンブルをしている時、人は通常とは真逆の行動をとることが多いという話。勝っているとき(得してる)はリスク追求的、負けているとき(損してる)はリスク回避的になったり一発逆転をねらったりしがち。
それでは引き続き、第3部の要約もよろしくお願いします。