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元美容師がOracle認定Java Silverを取得した話

どうも、私です。

先日、Oracle認定プログラマ資格であるJava Silverを取得したので体験記と勉強法を記しておきたいと思います。

・Java Silverを選んだ理由

Javaの資格は、「Bronze」「Silver」「Gold」とランクが用意されています。

「Bronze」の偏差値は47で「Silver」の偏差値は58、「Gold」の偏差値は63。

私にとって初めてのIT資格試験だったのですが「Bronze」はだいぶ初心者向けのようですし、どうせなら「Silver」を取得したいと思いました。

私は知識も技術力もない弱キャラのくせに、「イージーモード」は意地でも選ばないというイキリオタクの一面があります。まぁとりあえず受けてみるか!と即参考書を購入しました。

・購入した参考書

・Java SE8 Silver (黒本)

・スピードマスター問題集(白本)

こんな感じです。

「黒本一冊でいけるよ!」と聞いていたのですが、試験の受験料が28,728 円(税込)ということもあり“絶対に落ちたくない”という強い思いから念の為白本も購入。

さて参考書も揃ったし、さっそく模擬試験問題を解いてみます。

問題は以下のような感じ。

//次のコードを確認してください。

public class Test {
   private int score = 300;
   private int point = 0;

   private void applyScore(int sc) {
       int point = sc;
       score = point;
   }

   public void printResult() {
       int score = point;
       System.out.println(score + " : " + point);
   }

   public static void main(String[] args) {
       Test t = new Test();
       t.applyScore(500);
       t.printResult();
   }
}

//このコードをコンパイルおよび実行すると、どのような結果になりますか。

A. コンパイルに失敗する。
B. 0 : 0
C. 500 : 500
D. 300 : 0

はい。

天才プログラマーの皆さんはこの程度なら余裕ですよね。

この問題の答えはBなのですが、うっかりすると間違えます。

また、普段はコンパイルエラーになる箇所をeclipceが自動で示してくれますが、このようにコードだけ見せられてもどこでコンパイルエラーが起こるのかわかりません。(それが一番キツいです。)

結果、正答率なんと15%…。

えっ…

えっ…?

合格ラインは65%です。50%足りません。50%足りないなんてことありますか。焦った私はその後ある程度練習問題を解いてから再度模擬試験を実施しました。

正答率、32%……

そうだ、私ってそもそも頭が悪いんだった🤪

・それから丸1年

自信をすっかり無くし、問題を解くことに飽き、ふと思い出したら少し読んでみる…という感じでダラダラしていたらいつの間にか1年が経とうとしていました。

いつまでもこうしてダラダラしていては参考書代がもったいない!

とりあえず受験予約しよう!

………

ギリギリでいつも生きていたい私は、台湾旅行を経て、試験本番まで残り2週間を切った時点でやっと本気で勉強し始めました。

・本気の2週間の勉強内容

①白本を1周解く(7日間)←結局まだダラダラしてる

②黒本を2周解く(4日間)←急に

③黒本をとにかく見直し、各章全問正解するまで間違えた箇所を繰り返し解く&納得できないコードは実際にeclipceで書いて実行してみる(3日間)

④寝るときは黒本と一緒に寝る

③がとにかく大事です。間違えた箇所は最低でも3回解いたのでさすがに覚えます。納得できないコードには普通に声に出して怒ってました。「え」「そんな」「すーーーーーーーーーー」とか言ってました。

「Listはnullを許容する」

とか

「コンストラクタは引き継がない」

とか

勝手にジョジョっぽい言い方にしてました。ダイヤモンドは砕けない。語感が良いと覚えやすい…ジョジョに感謝です。

・試験当日

私は渋谷で受験しました。

会場には試験開始時間の30分前に到着し、待ち時間でギリギリまで勉強しようと思っていたのですが、なんと試験が開始時間を待たずに(30分前から)始まるという。

最後の詰めが甘々なまま地獄がスタートしてしまいました………。


パソコンでの操作は選択肢をマウスでクリックすることのみなので、会場では多数の「カチッ」「カチカチ」「カッチッ」が聞こえてきます。

集中するために任意でヘッドホンが使えますが、私は使いませんでした。

試験内容は想像以上に黒本のまんまです。

いくつかわからない問題もありましたが、ほぼ黒本で見たことのある問題ばかりでした。

うわー白本完全に要らなかった…と後悔しながらもすべて解き終わり、時間をたっぷり50分余らせました。(試験時間160分)

見直しする頃にはもう開放感と眠気であんまり文字を読めてなかったです。おそらくこのとき中途半端に見直ししたせいで逆に落としてしまった問題もあると思います。私のように雑な見直しはやめましょう

・結果

結果はネットですぐに見ることが出来ました。

結果→正答率75%で合格。

勉強を黒本に絞ってもっと復習に使う時間を増やしていれば80%は取れたような気がします。そのくらい易しく感じました

(実務経験が全くない人でも黒本を丸暗記すれば受かるレベルだと思います。)

しかし今日知ったことなのですが、Java SilverはIT系の資格の中では中堅らしいです。

IT資格難易度ランキング

とにかく何でもいいからITの資格がほしいプログラマーには本当におすすめです。

黒本だけやっておけば大丈夫です。

私を、信じてください。



おわり

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