人の裏事情を聞かされる
またまた自分のこと書いちゃいますよー(笑)
〇文章はいくらでも書けるけど、しゃべるのはそうはいかない。
〇すごいおしゃべりだけど、書くのは苦手。
そういう自分の告白を、note内でもたまに目にする。
私が心地よく話せるなと思う仲良い人たちは、
私:相手 = 6:4
私はそこそこおしゃべりだと思う。
雑談フリートークの場合、
〇ずっとしゃべらねばならない状況も辛い。
〇でもずっと聞き続けるだけなのも辛い。
ただ、ここは聞き役に徹すべきと察するや、とことん自分の話をしない状況も平気である。
だからかどうかわからないが、私は秘密を打ち明けられたり相談されることが多い。
これって、他の人はどうなのだろうか?
「誰かの秘密とか聞いたことある?」の質問に、
あったとしても、「ある」と答えるとは限らない。
人とそんなに群れないタイプなので、口外されにくいと思われるのか。
もちろん口外しないが、それはそれで結構辛い。
言った本人は、とにかく誰かに言えてスッキリしたかもしれない。
でもこちらは
「なんで私に言ったのよ~」
と思うこともある。
私は皆の掃きだめなのか?
ベイマックスのように受け止める。
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連続して父のことを書くことになるが、彼も人に相談されやすいタイプだった。かなりのおしゃべりなのに。
学生の頃、壁から出ているガス口を新しいものに替えようということで、ガス工事の人が来た。
「交換は15分位でできますよー」と
40歳位の男性が一人で作業を始めた。
日曜日で父が家にいた。
作業をしている彼に、
「あちこち回って大変ですなぁ」
「ずっとこの仕事してはりますのん?」
と、声をかけているのを聞きながら、私は美容院へ行った。
そして帰宅すると、なんとまだ修理の人がいる!
もうガス口交換はとっくに終わって、お茶とお菓子を前に2人でしゃべっていた。
いや、しゃべっているのはほぼ修理の人だけ。
父は、
「ふんふん、ほいで?」
「ほぉー、そら大変なこっちゃ」
などの相槌のみ。
その人は兵庫の北部に住む(具体的な地名あり)親の勧めで結婚したけど、合わなくて離婚。そして今こんな仕事をしているが、親が帰って来いと言うが悩んでいる。どうしましょうかねー。
簡単に言うとこんな感じだった。
だが、それまでどこの学校を出たかとか、元奥さんの出身地やら職業やら、今は休みの日に何をしているかまで多くの情報が語られていた。(家事をしながら漏れ聞いた母談)
結局3時間くらいいた。
修理の人は大阪ガスの請負で、その日はうち以外の予定がなかったからということもある。
でも、「そろそろ帰ります」という日本語も知っているはずだ。
晩御飯も食べていくのでは?の勢いだった。
その時思ったのは、
父って普段おしゃべりなのに、完全に黙るときがある。
そんなモードのスイッチが父にあったことに驚いた。
でも、それはたまたま私が家だから目にした出来事だけで、
「お父さん、外では人に相談されてばっかりやで」
「お父さんはな、人には相談することないねん。全部自分で決めるさかい。だから相談される側やねん」
父を色々ウザく思う時期だったが、なんかかっこいいなとも思った一面であった。
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noteだから匿名だし、私も人から聞かされた秘密を書きかけたが消した。
やはりやめておくことにする。結構すごい話ばかりだなと思って。
リピートします。
んもぉ、なんで私に言ったんだー!
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