地方で若者チャレンジ文化をどう作るか〜チャレンジスクールの開催〜
古民家オフィスみらいと奥出雲にて「チャレンジスクール」を開催した。
去年は、参加者側として、今回は運営側として入らせていただいた。最終的にはわずかながらの手応え。↓
「分野」や「年代」などで絞らないと刺さらない。
最初に考えたことだ。そして、今回は試験的に学生に絞っての開催を決定した。
開催の目的は若者チャレンジ文化づくり。長い目で見た『起業人材の育成』だ。人口減少地域においては、未来の地域を引っ張っていく起業人材をどう育てていくかに向き合っていかなければならない。
そんな中で開催した全三回のチャレスクについて振り返ってみようと思う。
○探り探りのコンテンツづくり
学生向けコンテンツ作りはこの集落に来て初めて。学生からどんな反応が出てくるかわからない中、反応を見ながらのコンテンツ作りになった。
○第一回:モチベーショングラフのワーク
第一回は、「モチベーショングラフのワーク」を行なった。
まずは自分と向き合うところから。自分自身の過去の経験を振り返りながら、そこから芽生えた「自分の価値観」を深ぼっていく。
ペアを組んでお互いにシェア、質問し合うことで自分の強みや特徴が少しずつ見えてくる。
自分を振り返る機会がなかったようで、「いろんな発見があった!」「自分の未来についても考えてみたい!」との声が上がってきた。
○第二回:ハッシュタグワーク
第二回は、「ハッシュタグワーク」を行なった。
自分を構成する要素をハッシュタグにして自己表現していく。
第一回で見えてきた自分の特徴を思い出しながら、アウトプットしていく。ハッシュタグに慣れるためにも、まずはアイスブレイク的に自分の要素を書き出しペア同士でシェアし合っていく。
後半のワークでは、自分が持ちたい『未来のハッシュタグ』とそれに向けた『最初のアクション』を書き出してもらった。
第二回〜第三回までの約1ヶ月間。自分の決めた最初のアクションにチャレンジする期間にしてもらった。
○第三回:振り返り&シェア会
第三回は振り返り&シェア会を行なった。
自分自身の1ヶ月間のチャレンジについてと、チャレンジスクール全体に対して。A3用紙を使って書き、みんなへのシェア。
ただ、チャレンジスクールが終わったからといって、チャレンジが終わったわけではない。
むしろ本当のチャレンジはここから。自分で目標を立てて、実行して、振り返りをする。
この循環を今度は自分自身でやっていく必要がある。
だからこそ、最後は次の一歩を宣言してチャレスクの3回目を終えた。
○若者チャレンジ文化をどう作るか
正解は出ていないし、長い時間がかかることだと思う。
ただ、今回のチャレスクを終えて、わずかながら手応えを感じた。
最後にとったアンケート結果。
「学び・コンテンツ」や「同世代の繋がり」への満足度が高かったことが窺える。学校以外で学ぶ機会がないだけで、そのチャンスと楽しさが分かれば意欲的な若者は増えていく気がした。
『一緒に学び、成長できる仲間づくり』をメインに、今後のコンテンツ作りに励んでいきたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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