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長期の株式投資、売買の判断はいつ?

今日のブログは個別株で長期投資をしている方、これから始めたい方にお届けします。株に興味がある方は良かったらご覧ください。

23年8月5日の日経新聞に「ゲーム株、売り広がる」と言う記事が載っていました。

Q.市場が下がったら保有株は売り?買い?

家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の欧米地域での販売量が昨年を下回った事で、ゲーム市場の成長性を不安視する流れが広がり、ゲーム銘柄の株が売られたよ、と言う記事でした。

日経新聞23年8月5日朝刊より

皆さんがゲーム銘柄の株を持っていたら、この局面は売って逃げますか?それともさらに買うチャンスでしょうか?

ちなみに任天堂の株価は10年で約5.8倍に増えています。
10年前に任天堂の株を100万円買っていたら、580万円に増えています。

さあこの局面、売りでしょうか、買いでしょうか?

A.市場の上下だけでは、長期投資の売買の材料にはならない。

答えは、どちらでもありません。

今回の場合、任天堂スイッチの販売量が昨年を下回った事がきっかけです。日経の記事には「任天堂株を買い進めるための材料は出尽くした」とありました。

スイッチが販売されたのは2017年3月です。販売から6年も経てば、欲しい人は殆ど買ってるため、下回るのは当然です。ではどうすればいいのでしょうか?

次の成長の準備がちゃんと出来ているかを見ればいいのです。

長期投資の売買は、10年後の経営を分析して判断

長期的な成長の準備は、短期間で出来るものではありません。経営者が理念やビジョンなどを軸に、未来の社会にどうやって貢献するかを考えて、実現するための研究や開発、マーケティングや採用などを、どのように進めているかを分析します。

開発や人材への投資から生まれる強みに独自性があり、他社が簡単に真似できないくらい尖っている経営なら、今後も業績が上昇する可能性が高くなります。

業績が上がれば、応援する投資家も増えるため、株価が上昇する可能性も高くなります。

経営を分析して未来に貢献できる良い経営と判断したら保有を続けます。市場の影響で短期的に株価が下がっていたなら、お得になっているので買い増します。もし、10年後の未来に貢献できる経営でなくなったと判断したなら、売却します。

*このブログは、長期投資の考え方を知って頂きたいという思いで掲載しています。特定の銘柄の売買を推奨しているわけではありません。

売買を検討されている方はご自身で経営をしっかり分析するか、財務省に登録している投資助言業からアドバイスを受けてください。

どうして良いかわからない方は、無料相談もやっていますので、良かったら相談に来てください。

https://resast.jp/inquiry/71053

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