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40代以上の資産形成は、増やし方と使い方をセットで考える

23年8月10日の日経新聞の記事の紹介です。タイトルは「あなたは資産活用のアドバイスに代金を払えるか。人生100年こわくない。資産活用で笑おう。」

退職世代の方向けにとてもわかりやすく書かれた良い記事でしたので、ご紹介します。

生涯のお金との向き合い方を登山に例えると、資産形成は山を登るイメージで、現役世代がそのステージにいます。

一方、退職世代の資産活用は登山で言えば山を下るイメージで、保有資産を上手に使って長い人生を謳歌するステージです。

資産運用そのものは現役時代の延長だと考えればあまり変化はありませんが、全体の手間は現役時代よりも大きくなります。

勤労収入の確保や年金の受け取り方と合わせて資産をどう取り崩すかという視点は、税金や社会保険料といったコストに影響を与えるだけではなく、資産の持続力そのものにも影響しますから、かなり作業量が増えることになります。

そしてその手間はその後の人生でもずっと続くものです。さらに加齢に伴い自分でできることがどんどん少なくなっていきます。そうなると、その部分をどうやって第三者にサポートしてもらうかが課題となってきます。

23年8月10日日経新聞記事より

ここまでが記事の抜粋です。
増やすのはおまかせほったらかしで良いと思います。
難しいのは出口戦略。

折角増やしても、いつ、いくら下ろして良いか分からないと、お金があっても怖くて使えません。

折角の資産を、やりたいことに使えないまま、残してしまうことになるかもしれません。だから40代以上の資産形成は、増やし方と使い方をセットで考えることをお勧めします。

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