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トヨタ自動車の大革新!いよいよ変化の本番へ。

今朝(7/9)日経新聞5面の記事に<EV一体成型「ギガキャスト」リョービが参入へ>という記事が載っていました。

いよいよ始まりましたね。
ギガキャストは革新的な自動車の生産方法です。
今までは細かいパーツをたくさん組み合わせて生産していた部品を、最初から1つの大きな部品として作ってしまおうという革新的な生産技術です。

試作では、今まで86の部品を33工程かけて生産していたところを、1部品1工程で成功しています。量産ではもう少し手間をかけるかもしれませんね。それでもすごい改革です。

この新しい工法にトヨタ自動車の協力メーカーのリョービという会社が参入しましたよ、という記事でした。

これは衝撃的でした。

なぜなら、従来の取引先にとって、単に85の部品の仕事がなくなるというだけではありません。今までとは加工方法そのものが全く変わるからです。

つまり従来の部品を担当していた会社は仕事が減るのではなく、仕事そのものがなくなる可能性があります。

仕事奪われるなんて、と思われるかもしれません。
でも何年も前からトヨタは宣言していました。メッセージに耳を傾けて変わろうとしていた会社と、変われない会社が今後も明暗分かれていきます。

情報にアンテナを立てて、自分の中の情報をアップデートするのが大切なのは僕たちも同じです。アップデートは、今までの価値観を捨てるということではありません。

本当に大切にしたい価値観は何かを深く考えて、価値観の本質は大切にしながら、時代に合わせて価値観の本質を大切にするのがアップデートだと僕は思います。

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