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新NISAは回転売買の勧誘にご注意!

「金融庁は2024年に始まる新NISAで、悪質な回転売買の勧誘を行政処分の対象にする。」23年8月9日の日経新聞1面の記事です。

なぜ日経新聞が1面にこの記事を載せたのかを今日は解説します。新NISAを検討されている方は是非ご覧ください。

新NISA3つの大きな変更点

新NISAが現在のNISAから変更された点は大きく分けて3つです。

1つは投資枠が増えたこと。現在は積立NISAが年間40万円が120万円。一般NISAは年間120万円が240万円に広がります。さらに現在は積立か一般のどちらかしか使えませんが、新NISAはつみたて投資枠(旧つみたてNISA)も成長投資枠(旧一般NISA)もどちらも使えます。

日経新聞2024年1月14日朝刊より

2つ目は期限がなくなります。つみたてNISAの非課税期間が20年、一般NISAが5年でしたが恒久化されるため、ずっと非課税のまま運用を続けられます。

3つ目は投資枠が復活します。一般NISAを例にします。投資信託を120万円購入して、2年目に全額売却した場合、生涯使えるNISA枠は600万円ー120万円=480万円になります。

新NSAで240万円を購入して2年目に全額売却すると、売却した分の枠が復活します。売却したら生涯枠1,200万円が復活するのでいいことなのですが、この枠の復活による回転売買を金融庁は警戒しています。

23年8月9日日経新聞記事より

回転売買とは

回転売買とは短期的な売却益を狙って、頻繁に繰り返す売買のことです。

日経新聞記事よると、証券会社や金融商品仲介業者(IFA)などが、顧客に高い手数料の投資信託などを短期間で売買するよう勧誘しかねないと金融庁は見ている、とあります。

短期的な売買は投機という、投資とは違う運用手法です。投資信託は長期保有して利益を上げる投資です。投機と投資では、運用するために勉強する方法もやり方も全く違います。

投機をやりたい場合は、投機についてしっかり勉強することをお勧めします。

投資信託は良い商品を選んで長期で保有

なぜ短期で増える勧誘に乗ってしまうのでしょうか?理由の1つは、自分の保有している商品がどれぐらい増えるか分からないまま、購入しているからだと僕は思います。

もう1つは、自分たちにいくら必要かわからないから。やりたい事があって、実現にはいくら必要かわかっており、それが実現できそうだと理解している。良い投資信託を判断するためには、人生設計も必要です。

自分が未来に心からやりたい事を考えて人生を設計し、理想の人生を叶えられるのが、自分に合った優良な投資信です。現在のNISAにも高成績で優良な投資信託はあります。

ぜひご自身の理想を考えて、優良な投資信託を選んでください。

優良な投資信託の選び方や人生設計の作り方が分からない方は、無料相談を行なっているので気軽に相談に来てください。僕は投資商品を持たない中立公正なアドバイザーなので、中立公正な立場でアドバイスができます。リアル・オンラインどちらでも対応できます。

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