未来文明史論2019（16）病と障がい者の未来
おはようございます。今年 #2019年 #令和元年 最後の更新になります。
来年もよろしくお願いします。
今回は長文となります。2019年のしめくくりの拙稿です。
【未来予測】
22世紀、病や障がいで苦しんでいたひとびとは、科学技術の恩恵で、解放される。①AIによる失敗しない手術、➁傷んだ肉体は「代替物」に交換、➂記憶は脳からコンピューターハードディスクへ移管してアップデートできるから。不老不死の身体を手に入れられる一部の人間も現れる。
その代償として、コンピューターウィルスやハッキングに悩まされる。また今は禁止されているゲノム編集は「許可申請制」となり、アンタッチャブルな生命の領域にも入る。貧富の差と同様に、機械化した肉体と生身の肉体との差別問題が起きるだろう。富を手にした者たち、最後の欲望は #健康 #不老不死 に向かう。
錬金術師が、賢者の石を求めたかのごとく。
【現状の科学技術と問題点】
#サイエンス はどうなるのか？「生命はなぜ生まれたのか、生命とは何か、これからどこへ向かうのか」を改めて考察したいテーマである。iPS細胞研究など再生医療の不調、臓器移植の不具合（免疫機能）、加齢による悪性腫瘍、脳神経の寿命（テロメア）など、医療や生命研究の課題である。
現在進行系な研究の礎となる思想は、「生命を《機械》として捉える科学」である。生命の尊厳を全否定しているため、これらの科学試みは、もはや人類の進化を阻害しているといえないかもしれない。人類史では、何万年もかけて、クロマニョン人、ネアンデルタール人、ホモサピエンス、の競争や大陸移動説など、進化といっても、地球環境のなかで、さまざまな限定条件がある生命の範囲内での出来事であった。
今回の場合、すべて乗り越えて、機械の身体によるAI化である。地球から離れて太陽系外の惑星への移動が行える。放射線や空気がない環境でも活動できる身体を得た人類、宇宙世紀は「人が人でなくなる世紀」になるかもしれない。
【参考文献】
世界初となるコールドスリープ(人工冷凍)手術が行われる https://vaience.com/medical-science/20191128-cold-sleep-surgery/
肝臓の全機能をそなえた「ミニ肝臓」を作ることに成功 https://vaience.com/medical-science/20191223-mini-livers-print-functional/via @vaience_com
そもそも肉体が「器」という考えを浸透してゆくと、わたしは一体なになるのか、たとえば「魂」と表現した場合、それらはデータと同じ意味に捉えて良いのか、社会問題になる。そこで、ロボットではなく人間として「痛み」を残すというやり方が必要ではないかと思う。また、共感するためにも、AIには、苦しみという感情は必要である。
【地球環境の変化～わたしたちは生き残れるだろうか～】
わたしは、#2011年3月11日 #東日本大震災 で実家が半壊、#2019年10月12日 #台風19号 で甚大なる #水害 に遭い、現在もなお復旧中です。原因は温暖化なのかどうか、まだまだ調査の余地がある。地球規模の #異常気象 が起きている。#地震 #雷 #大火 #台風 #火山 #水害 #干ばつ #津波 #巨大隕石の衝突
はたして２２世紀、人類は地球で生活できるのでしょうか。
【未来予測】
100年後に地球の環境どのようになっているだろうか？悪化か、あるいは改善化しているか。いや、生か死か。人類滅亡の危機が迫っている。
わたしたちの視点は、“人類にとって”環境である。地球は《宇宙という暗黒な空間のなかの水槽》のようなものである。サイクロンで大雨が降れば、干ばつや砂漠の地域もある。大陸のプレートが動いて、現在の大陸になった。磁場によって宇宙からの有害な放射線を遮断している。
ただし、化石燃料を使う限り、二酸化炭素の排出で、メタンガスで #温暖化 が進むだろう。問題なのは、もっとも輩出している大国が減少に協力的にでないこと。また、二酸化炭素を分解する自然の摂理を否定するような事件、アマゾン大火災も起きていること。化石燃料など資源はいつか枯渇することは必至である。
人類史をたどると、人類は、果たして地球史の環境に対して何かよいことをやって来たのだろうか。人類は地球に住めない環境にして、太陽外惑星に移住するのか。
台風19号「非常災害」と「激甚災害」指定 復旧工事を国が代行 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191029/k10012154771000.html
今年の10月は記録的な高温と過去にない大雨に - ウェザーニュース https://weathernews.jp/s/topics/201910/290195/?fm=tw0
台風19号など被災地 深刻なボランティア不足 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191030/k10012156081000.html
小泉環境相“発信力に立ちはだかる高い壁”
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20191026-00000387-nnn-pol
「何で千葉ばっかり？」大雨の被害相次ぎ8人死亡、被災地からは悲痛な声も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191026-00010000-bfj-soci
【解説】ハザードマップは万全ではない？ 水災から免れるために私たちが今知るべきこととは？ - FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/posts/00048592HDK/201910171933_goody_HDK#FNN
大規模アマゾン火災の背景 ブラジル大統領「外国に売り払えばいい」の無責任 (1/2) 〈AERA〉｜AERA dot. (アエラドット) </span>https://dot.asahi.com/aera/2019102900037.html
【まとめにかえて～体験談～】
わたしは #障がい者 である。職場での過労によりアパートの玄関前で頭強打、不自由な身体になった。上司の悪意により、#労災 認定にならないまま。
右脚もひきずって歩き、少しの段差でもつまづく。膝が少年サッカーで痛めて軟骨が擦り減り「スポーツ膝」になった。2年前に、右足親指を台でつぶしてしまったこと（爪が割れて出血）、そのまま無理して決勝までプレイし続けて、右足首の靱帯を断裂。最近は心臓にも病気が出る。
**たとえば、再生医療がもっと身近なものになればと願い続けている。脳細胞が治れば、右脚が義足になれば、もっと普通の生活が送れるものと願う。 **
苦悩の連続が「研究」であろう。生命の起源をたどるもの、宇宙や生命にかかわる研究は難問が多い。費用対効果、社会的責任、倫理の問題にも直面する。でも、難しい分野だからこそ、研究を続けて欲しいのである。
▼22世紀の研究者、医療従事者にむけて、お願いがあります。
②薬💊の #副作用 がなくなって欲しい。
④21世紀のようなお金儲けの医療 #欲望の資本主義 がなくなって欲しい。
⑤寿命を充実して全うできる医療システム、病院になって欲しい。混んで待たされる、医療従事者の方で高圧的かつ思いやりなしの施術、仁ある医術と心遣いを思い出して欲しい。
以上。