もう一つの日本
伊藤詩織さんの件でゲラゲラ笑う国会議員とその所属政党を支持する多数派日本人を見ると、この民族への悲しみと嫌悪感で嘔吐すら催すとともに「もう一つの日本」を夢想したくなる。
ナチに最後まで抵抗したナチ抵抗ドイツ市民が「もう一つのドイツ」を夢想したように。俺は彼らのように生きようと思う。
俺の夢想する「もう一つの日本」とは、人種や性別によって人が差別されず、誰もが人格により尊敬され、苦しみを分かち合い、助け合う社会だ。伊藤詩織さんのような被害者は決して生まない。本当の日本社会はそのようなものであったはずだと夢想する。俺の娘たちにはそのように説明するつもりだ。
初出2018年7月2日Twitter