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判決とラーメン

弁護士の職責は基本的人権を擁護し社会的正義を実現することにあります。ですが、その職業のもう一つの側面として、職人として仕事をするという面があるわけです。

例えばラーメン屋さんはラーメンが自分の作品なのでしょう。基本的人権を擁護するためではなく、社会的正義を実現するためでもなく、美味しいラーメンを作ることはそれだけで価値があるわけです。

同じように、弁護士にとって良い判決は美味しいラーメンと同じようにそれだけで価値があるわけです。それはいわば自分にとっての作品なわけです。

初出2024年4月17日Facebook

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