唐桑御殿つなかん
先週末から今週の頭にかけて宮城に住んでて良かったなあと思うサウナのあるところへ向かい過ごしました。
週末は気仙沼~唐桑
トウホグサウナ委員会メンバーでサウナトースターのある民宿「唐桑御殿つなかん」へ行きました。
旅路の途中は恒例の喫茶マンボ
商品単価はちょい高めなんですが満足度の高い喫茶店。未だに看板メニューのイチゴのババロアを食べてないからまた行かないと。ラーメンを食す。
マンボーを後にした後KSC(気仙沼サウナクラブ)の小野寺さんがバーをやり始めたとの事なのでコーヒーを飲みにみしおね横丁へ
昼間はカフェバーとして営業してるそうです。横丁内にテントサウナが出来る日もそう遠くないなと思いました。だってすぐ隣にクラウドファンディングでも目にしてた鶴亀の湯もあるし。今客いないから浴槽内ガンガン写真撮っていいよ〜との事だったので写真を撮りました。新しい気仙沼の立ち寄りスポットとしてまた寄りたいです。
みしおね横丁を後にして唐桑へ
いつも唐桑入るヘアピンカーブ中に見入ってしまう猫の穴。謎過ぎる。気仙酔鼓伝という太鼓チームのプレハブ小屋みたい。でも良く分からないしはっきりしない位がちょうど良い。旅路に映る違和感のある景色としては会話の肴の様なもの。
ヘアピンを過ぎると海が見え出してつなかんへ到着。お出迎えはやはりサウナトースター
もう数回訪れてるせいか帰省した気持ちにすらなる。
こちらのサウナトースターご存知の方は沢山いらっしゃると思いますが、移動式サウナとして全国から羨望されるサウナ。「ウェルビー」の米田さんが作ったもの。どうしてつなかんにあるかはこちらで。
昨年の長野県南佐久郡小海町フィンランドヴィレッジで開催されたサウナ祭り2018でサウナトースターを体験して、その後調べたらまさか宮城にあるとは。知った時はめちゃくちゃ驚いたしアガった。
きっかけはサウナトースターだけど毎度行きたくなるのは「唐桑御殿つなかん」のゆっくりと流れる時間の過ごし方やつなかんから見る景色、そして女将のいちよさんの底抜けの明るさに毎度の事ながら余韻を覚えてしまうであった。この日も縁側で瓶ビールを飲んだり、沈みゆく夕日を見たり、黙々とサウナに入ったり、永遠と入れそうな水風呂に魅了されたりと各々がハイテンションを体内に秘めて大声を上げる事なく黙々と過ごしていった。そんなトウホグサウナ委員会のメンバー本当最高。そりゃ野鹿だって野良猫だって近づいて来ちゃうよ。
(※野鹿フォト by ブタゴリさん)
この日も夕飯は非常に豪勢だった。アフターサウナが海鮮の嵐。鼓動が高まったのは言うまでもない。
この日は隣の席が登山グループのジジババと一緒でいちよさんからカラオケが入るとは聞いていたので一曲だけブタゴリさんののど自慢バイヴスが炸裂し名曲「サライ」を歌い全員で歌うアンセム感に包まれ大変な宴と化した。
そこで終われば良かったのだが我々のベクトルとは違う方向でバイヴスを更に高めるジジババ達。最終的には我々の夕飯の席まで侵入してきてチークダンスを踊ったり、どっから持ってきたかわからないスコップを三味線代わりにしてやりたい放題。
もう誰も止めないし止まらない。
笑えたから良しとしよう。
身体に纏ってしまったジジババの念を浄化させるべくサウニング夜の部スタート。夜は無限に広がっていくこの感じが気持ちよい。つなかんから見える星は本当に綺麗。ジジババの宴会が空へと微かに聞こえた。
その後は、恒例のいちよさんと米倉(米倉涼子似の方)とお茶の間で乾杯したり近況を話したり、下ネタを話したりして盛り上がる。この時間がとっても好きだ。
何も説明が無ければ意味不明な写真だけれどめちゃくちゃ笑った。
締めは夜中に外で花火をやったりカップラーメンを食べて過ごした。
ブッダマシーンがずっと鳴ってて夏の音へと昇格した。
サウナのある朝は早い。
早朝より各々がサウナに入りご飯を食べて最後の最後まで楽しんだ。
帰り際の居間とお茶の間の開放感が少し切なくなる。
四季毎にきたいつなかん。
秋以外は体験したけど晩夏もの凄く良い。
宮城の夏は短い。けれども仙台周辺だけが宮城ではないよなと思わせてくれる大変有意義な夏のつなかんだった。
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